第16章 JTAG ICEを利用する

本章では ARM のデバッグをおこなうために、JTAG ICEを接続する方法について説明します。

16.1. 準備

16.1.1. JTAGケーブルの接続

JTAG ICEのケーブルを、ARM JTAG インターフェース(ARM 標準20 ピンコネクタ)に接続します。信号配列などの詳細な情報については、「CON6(ARM JTAGインターフェース)」を参照してください。

16.1.2. ディップスイッチの設定

ディップスイッチのJTAG設定をARMに設定します。図16.1「ディップスイッチのJTAG設定(ARM)」を参照して、JTAG設定1(SW1.7)をONに、JTAG設定2(SW1.8)をOFFに設定してください。

ディップスイッチのJTAG設定(ARM)

図16.1 ディップスイッチのJTAG設定(ARM)


16.2. 接続確認

「準備」に従って設定されている場合に、CPUは以下のように見えます。

項目
デバイスID0x4BA00477
コマンド長4

16.3. 各種デバッガへの対応について

お使いのデバッガがArmadillo-800 EVAに対応しているか等の情報につきましては、各メーカにお問い合わせください。