Androidを起動させる場合の起動OS設定の変更について説明します。
ブートローダーを保守モードで起動し、起動OS設定の変更をおこなうことで起動するOSを変更することができます。Armadillo-800 EVAに電源を投入する前にディップスイッチの起動モード設定(SW1.1)をONに設定し、Armadillo-800 EVAに電源を投入するとブートローダーが保守モードで起動します。
ブートローダーを保守モードで起動すると、ブートローダーのコマンドプロンプトが表示されます。
Androidを起動するには図6.1「起動OS設定の変更手順(Android)」のように起動OS設定を変更します。
以上で起動OS設定の変更は完了です。bootコマンドでAndroidを起動することができます。
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Armadillo-800 EVAの電源を切断し、ディップスイッチの起動モード設定(SW1.1)をOFFに設定すると、電源投入後自動的にAndroidが起動するようになります。
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Androidの基本的な操作方法について説明します。
Androidの操作の多くは、タッチパネルとユーザースイッチからおこないます。ユーザースイッチの名称と主な機能については、表6.1「ユーザースイッチの名称と機能」を参照してください。
表6.1 ユーザースイッチの名称と機能
ユーザースイッチ | 名称 | 主な機能 |
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SW3 | 決定ボタン | フォーカスのあるキーを実行します |
SW4 | 戻るボタン | 1つ前の画面に戻ります |
SW5 | メニューボタン | メニューを開きます |
SW6 | ホームボタン | ホーム画面に遷移します |
Androidの起動が完了すると、図6.3「ロック画面」が表示されます。
ロックは「メニューボタン」を2回押下すると解除できます。Androidが起動直後の場合は、「ホーム画面」に示すホーム画面が表示されます。
ロック画面以外の画面が表示されている状態で、何も操作をせずに一定時間が経過すると、ロック画面が表示されます。
ホーム画面で 「アプリケーション一覧ボタン」を押下すると、図6.6「アプリケーション一覧画面」が表示されます。この画面には、インストールされているアプリケーションの一覧が表示されます。
各アプリケーションのアイコンを押下すると、アプリケーションを起動することができます。「API Demos」のアイコンを押下すると、画面描画や音楽再生のデモを行うことができます。
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工場出荷状態のAndroidでは、以下のデバイスには対応していません。
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