本章では、ソフトウェアによるi.MX6ULLの電源制御方法について説明します。
poweroff コマンドを利用して、i.MX6ULL 自身で電源を OFF にすることができます。
電源を OFF にするには、次のようにコマンドを実行します。
RTC のアラーム割り込みによって、i.MX6ULL の電源を ON にすることができます。
また、RTCの割り込み信号はアラームを解除するまで出力され続けるため、i.MX6ULL の電源が ON になってから5秒以内に、ブートローダーもしくはLinuxカーネルがアラームを解除する必要があります。
ブートローダーの起動時に RTC のアラームを解除するには次のようにコマンドを実行します。
=> setenv stop_nr3225sa_alarm yes
=> saveenv
i.MX6ULLの電源をOFFにし、1分後に電源をONにするには、次のようにコマンドを実行します。
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1分後にアラームを設定します。
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i.MX6ULLの電源をOFFにします。
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1分経過後、自動的にi.MX6ULLの電源がONになります。
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サブユニットに搭載されている RTC NR3225SAは、毎分 0 秒にしかアラーム割り込みを発生させることができません。 0時 0分 30秒の時に、1秒後にアラームが鳴るように設定したとしても、実際にアラーム割り込みが発生するのは 0時 1分 0秒となります。 |