Armadillo-9を使用する前に、次のものを準備してください。
- 作業用PC
LinuxもしくはWindowsが動作し、1ポート以上のシリアルインターフェースを持つPCです。
- シリアルクロスケーブル
D-Sub9ピン (メス - メス) の「クロス接続用」ケーブルです。
- 付属CD-ROM (以降、付属CD)
Armadillo-9に関する各種マニュアルやソースコードが収納されています。
- シリアルコンソールソフト
minicomやTera Termなどのシリアルコンソールソフトです。 (Linux用のソフトは付属CDの「tool
」ディレクトリにあります。) 作業用PCにインストールしてください。
下の図を参照して、シリアルクロスケーブル、シリアル変換ケーブル、LANケーブル、ACアダプター変換ケーブル、ACアダプターをArmadillo-9に接続してください。
Armadillo-9ではジャンパの設定を変えることで、ブート時の動作を変更することができます。以下の表に設定と動作の関連を記載します。
表3.1 ジャンパの設定とブート時の動作
JP1 | JP2 | ブート時の動作 |
---|
オープン | オープン | オンボードフラッシュメモリ内のLinuxカーネルを起動 |
オープン | ショート | 「コンパクトフラッシュの初期化」で作成されたIDEドライブ、またはコンパクトフラッシュが接続されている場合[]
IDEドライブまたはコンパクトフラッシュ内のLinuxカーネルを起動[]
上記以外の場合
Hermitコマンドプロンプトを起動
|
ショート | - | EP9315オンチップブートROMを起動[] |
| ジャンパのオープン、ショートとは |
---|
-
「オープン」とはジャンパピンにジャンパソケットを接続していない状態です。
-
「ショート」とはジャンパピンにジャンパソケットを接続している状態です。
|