本章では、ブートローダーのソースコードを作業用PCでクロスビルドし、ブートローダーイメージファイルを作成する方法について記載します。
事前に 11章開発環境の準備 を参照して、作業用PCに開発環境が構築されている必要があります。
ブートローダーのソースアーカイブ hermit-at-[version]-source.tar.gzを取得します。ソースアーカイブはArmadilloサイト(http://armadillo.atmark-techno.com)または、付属DVD-ROMから取得可能です。
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Armadillo-800 EVAのブートローダーには、Hermit-At v3系を採用しています。
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ブートローダーイメージを、内蔵ストレージのブートパーティションにインストールします。事前に9章SDブートの活用を参照して、Debian GNU/Linux を SD ブートしている必要があります。
「ビルド」で作成したブートローダーイメージファイルはカレントディレクトリ以下にあることを想定しています。