5.4.2. mkswu の desc ファイルを作成する
SWU イメージを生成するには、 desc ファイルを作成する必要があります。
desc ファイルとは、 SWU イメージを Armadillo にインストールする際に行われる命令を記述したものです。
/usr/share/mkswu/examples/ ディレクトリ以下にサンプルを用意していますので、やりたいことに合わせて編集してお使いください。
なお、 desc ファイルの詳細な書式については、「mkswu の .desc ファイルを編集する」を参照してください。
まず、以下のようなディレクトリ構成で、 sample_container.conf を作成しておきます。
設定ファイルの内容については割愛します。
[ATDE ~/mkswu]$ tree container_start
container_start
└── etc
└── atmark
└── containers
└── sample_container.conf
このような階層構造にしているのは、インストール先の Armadillo 上で sample_container.conf を /etc/atmark/containers/ の下に配置したいためです。
次に、アップデート先のコンテナイメージファイルである sample_container_image.tar を用意します。
コンテナイメージを tar ファイルとして出力する方法を図5.12「コンテナイメージアーカイブ作成例」に示します。
次に、sample_container_update.desc という名前で desc ファイルを作成します。
図5.13「sample_container_update.desc の内容」に、今回の例で使用する sample_container_update.desc ファイルの内容を示します。
sample_container_image.tar
と、コンテナ起動設定ファイルを Armadillo にインストールする処理が記述されています。
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sample_container_image.tar ファイルに保存されたコンテナをインストールします。
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container_start ディレクトリの中身を転送します。
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コマンドは書かれた順番でインストールされます。
5.4.3. desc ファイルから SWU イメージを生成する
mkswu コマンドを実行することで、 desc ファイルから SWU イメージを生成できます。
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mkswu コマンドで desc ファイルから SWUイメージを生成
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sample_container_update.swu が生成されていることを確認
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作成されたSWUイメージの内容を確認したい場合は、「SWU イメージの内容の確認」を参照してください。