本章では、Armadillo-IoT関連のオプション品について説明します。
表19.1 Armadillo-IoT関連のオプション品
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USBシリアル変換アダプタは、試作・開発用の製品です。外観や仕様を予告なく変更する場合があります。
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USBシリアル変換アダプタは、FT232RLを搭載したUSB-シリアル変換アダプタです。シリアルの信号レベルは3.3V CMOSです。デバッグシリアルインターフェース(メインユニットCON5)に接続して使用することが可能です。スライドスイッチが実装されており、信号線の接続先を切替することができます。
19.2. 3G/LTE用 外付けアンテナセット 03
3G/LTE用 外付けアンテナセット 03は、LTEモジュール(ELS31-J/Telit)対応のアンテナセットです。
LTE用アンテナは、LTEアンテナインターフェース3(メインユニットCON15)またはLTEアンテナインターフェース4(メインユニットCON16)に取り付けます。
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アンテナ端子に外付けアンテナを取り付ける際、無理な力を加えると破損の原因となりますので十分に注意してください。
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無線LAN用 基板アンテナ 06は、WLAN+BTコンボモジュール(WL1837MOD/TI)対応のアンテナセットです。
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無線 LAN 用 基板アンテナ 06 は、BTOサービスのみ提供可能です。単体での販売はしておりませんのでご注意ください。
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WLAN用アンテナは、基板アンテナ本体に取り付けられている長さ約100mmのアンテナケーブル(先端にIPEX MHF端子付き)を使用して、WLANアンテナインターフェース1(サブユニットCON8)またはWLANアンテナインターフェース2(サブユニットCON9)に取り付けます。
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アンテナ端子に基板アンテナのケーブルを接続する際、無理な力を加えると破損の原因となりますので十分に注意してください。
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Wi-SUNモジュール BP35A1は、Armadillo-IoTゲートウェイG3L 向けのWi-SUNモジュールです。
Wi-SUMモジュールの組み立て手順は以下のとおりです。
ブラケットとケーストップを固定しているネジを外し、ケーストップを取り外します。
メインユニットとサブユニットを固定しているネジを外し、サブユニットを取り外します。
取り外したサブユニットを裏返しサブユニットにWi-SUNモジュールを取り付けます。サブユニットにはWi-SUNモジュールのシールドケースをGNDに接地させるためのWi-SUNモジュールスタッドが実装されています。
Wi-SUNモジュールのシールドケースをWi-SUNモジュールスタッドのバネ部分に押し当てながら垂直方向にWi-SUNモジュールを押し込みWi-SUNモジュールインターフェース(サブユニット CON2)に取り付けます。
付属のネジを使用してWi-SUNモジュールをネジ止めします。
取り外したサブユニットとケーストップを元に戻します。
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Wi-SUNモジュールインターフェースは複数回の挿抜を想定した仕様になっておりません。挿抜回数は10回以内としてください。
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Wi-SUNモジュールをネジ止めする際に使用するM2ネジの締め付けトルクは1kgf・cmとし、締め付け過ぎにご注意ください。
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920MHz帯 基板アンテナ 03 は Wi-SUNモジュール BP35A1 (OP-WS-BP35A1-00)対応のアンテナです。
920MHz帯基板アンテナの取り付け手順は以下のとおりです。
ケーストップの取り外し方、およびWi-SUNモジュールの取り付け方については、「Wi-SUNモジュール BP35A1」の組み立て方法を参照してください。
ブラケットに付属のアンテナパネルを取り付けます。
取り付けたアンテナパネルに基板アンテナを取り付けます。基板アンテナ裏面の両面テープで、アンテナパネルへ固定することができます。
Wi-SUNモジュールのアンテナ端子にアンテナケーブルを取り付けます。
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アンテナ端子にアンテナケーブルを接続する際、無理な力を加えると破損の原因となりますので十分に注意してください。
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アンテナケーブルを引き抜く際は、専用の引き抜き治具(U.FL-LP-N-2/ヒロセ電機 等)を用いて行うことを推奨します。引き抜き治具を用いずに引き抜いた場合に、コネクタの変形やケーブルの断線等の原因となります。
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19.6. 920MHz帯 外付けアンテナセット 04
920MHz帯 外付けアンテナセット 04 は Wi-SUNモジュール BP35A1 (OP-WS-BP35A1-00)対応のアンテナセットです。ケーブル長50mmのアンテナケーブルと全長86.3mmのアンテナがセットになっています。
920MHz 帯 外付けアンテナセット 04の取り付け手順は以下のとおりです。ケーストップ、Wi-SUNモジュールの取り外し方、およびWi-SUNモジュールの取り付け方については、「Wi-SUNモジュール BP35A1」の組み立て方法を参照してください。
メインユニットからサブユニットを取り外し、アンテナケーブルのU.FL-LP-066端子をメインユニットのCON13に取り付けます。アンテナケーブルの端子は双方で端子形状が異なるため取り付ける端子を間違えないようご注意ください。
メインユニットへWi-SUNモジュール取り付け済みのサブユニットを取り付けます。Wi-SUMモジュールアンテナ端子に、アンテナケーブルのMS-156C-LP-068端子を取り付けます。
メインユニットのCON15にアンテナを取り付けます。
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アンテナ端子にアンテナケーブルを接続する際、無理な力を加えると破損の原因となりますので十分に注意してください。
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アンテナケーブルを引き抜く際は、専用の引き抜き治具(U.FL-LP-N-2/ヒロセ電機 等)を用いて行うことを推奨します。引き抜き治具を用いずに引き抜いた場合に、コネクタの変形やケーブルの断線等の原因となります。
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この組み立て手順にて 920MHz 帯 外付けアンテナセット 04を使用する場合、LTE が使用不可となります。LTE と併用する場合は、アンテナコネクタを別の場所から出す等 LTEアンテナを2本使用できるようにしてください。
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