製品タイプの選択

3.1. Armadillo-IoT ゲートウェイ A6E の製品タイプの選択

カスタマイズのベースとなる Armadillo-IoT ゲートウェイ A6E の製品タイプは2種類あります。

LAN、USB2.0、RS-485シリアル通信(半二重)、接点入力2ch、接点出力2chでインターフェースが足りている場合、または拡張インターフェース(CON8)を利用し、カスタム拡張基板で機能を追加する場合は、「標準タイプ」をベースにしてください。

LAN、USB2.0、RS-485シリアル通信(半二重)、接点入力2ch、接点出力2chに加えて、アナログ入力4chと接点入力8chを追加する場合は、「+Di8+Ai4タイプ」をベースにしてください。

表3.1 カスタマイズのベースとなる製品タイプの選択

タイプ 外観 説明

標準

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LAN、USB2.0、RS-485シリアル通信(半二重)、接点入力2ch、接点出力2chを備えています。
搭載通信モジュール、ケース、ラベル、実装部品、添付品、ROMイメージ、梱包形態、製品保証のカスタマイズが可能です。
拡張インターフェース(CON8)にピンヘッダを実装するカスタマイズにも対応しています 。

+Di8+Ai4

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LAN、USB2.0、RS-485シリアル通信(半二重)、接点入力2ch、接点出力2chに加え、アナログ入力4chと接点入力8chを備えています。
搭載通信モジュール、ケース、ラベル、実装部品、添付品、ROMイメージ、梱包形態、製品保証のカスタマイズが可能です。
拡張インターフェース(CON8)に+DI8+AI4拡張基板を接続しているため、カスタム拡張基板を接続することはできません。


3.2. 最終形態

「標準タイプ」をベースにした場合と「+Di8+Ai4タイプ」をベースにした場合の、最終形態の例を図3.1「標準タイプと +Di8+Ai4 タイプ の最終形態の例」に示します。

「+Di8+Ai4タイプ」は、「標準タイプ」に比べて+DI8+AI4拡張基板の分だけ幅が広くなります。

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図3.1 標準タイプと +Di8+Ai4 タイプ の最終形態の例


[ティップ]

搭載するLTEモジュールによって、端子台の色やWLAN+BTコンボモジュールの搭載位置、WLAN+BT用基板アンテナの形状が変わります。詳細については、「LTEモジュールの選択による影響」をご参照ください。