第16章 組み立て

Armadillo- Box WS1の組み立てについて説明します。

16.1. ケースの組み立て

基板をケースに収め、付属のネジで固定してください。

ケースの組み立て

1

タッピングネジ(M2.6、L=21mm)×3

2

タッピングネジ(M3、L=12mm)×1

3

飾りネジです。ボンド止めされているので、無理に取り外さないでください。

図16.1 ケースの組み立て


[警告]

ネジをきつく締め過ぎると、ケースが破損する恐れがありますので、十分にご注意ください。

16.2. Wi-SUNモジュール用外付けアンテナの組み立て

M2のネジを2箇所外して、Wi-SUNモジュールを取り外します。アンテナケーブルをWi-SUNモジュールの外付けアンテナコネクタに接続してください。反対の SMAコネクター側は、外付けアンテナ取り付け穴に固定してください。出荷状態では穴にキャップが取付けられているので、外してください。

アンテナを、ケーブルのSMAコネクターに接続します。

外付けアンテナの組み立て

1

小ネジ(M2、L=4mm)×2

2

Wi-SUNモジュール用アンテナ

3

Wi-SUNモジュール用アンテナケーブル

図16.2 外付けアンテナの組み立て


[警告]

アンテナケーブルを接続する際、無理な力を加えると破損の原因となりますので十分に注意してください。

[警告]

アンテナケーブルを引き抜く際は、専用の引き抜き治具(U.FL-LP-N-2/ヒロセ電機)を用いて行うことを推奨します。引き抜き治具を用いずに引き抜いた場合、コネクタの変形やケーブルの断線等の原因となります。

アンテナケーブルの引き抜き方法

図16.3 アンテナケーブルの引き抜き方法


[警告]

外付けアンテナコネクタにアンテナケーブルを長期間接続した場合、コネクタ内部のバネ弾性力がなくなり、内蔵アンテナが使用できなくなることがあります。 量産機器に組込んでご使用いただく場合、外付けアンテナから内蔵アンテナへの接続変更は推奨できません。

[警告]

基板上には、Wi-SUNモジュールのシールドケースをGNDに接地させるためのコンタクト部品が実装されています。Wi-SUNモジュール取り付けの際に無理な力を加えると破損の原因となりますので、十分に注意してください。

  1. Wi-SUNモジュールのシールドケースを、GND接地用コンタクト部品の片側のバネに押し当ててください。

    1

    GND接地用コンタクト部品

  2. Wi-SUNモジュールのシールドケースを、もう一方のGND接地用コンタクト部品のバネに押し当ててください。

  3. 垂直方向にWi-SUNモジュールを押し込み、Wi-SUNモジュールの接続コネクタに取り付けてください。

[警告]

Wi-SUNモジュールの接続コネクタは複数回の挿抜を想定した仕様になっておりません。挿抜回数は10回以内としてください。

[警告]

Wi-SUNモジュールを取り付ける時のM2のネジの締め付けトルクは1kgf・cmとし、締め付け過ぎにご注意ください。