Armadillo-Box WS1
製品マニュアル


目次

1. はじめに
1.1. 本書で扱うこと扱わないこと
1.1.1. 扱うこと
1.1.2. 扱わないこと
1.2. 本書で必要となる知識と想定する読者
1.3. ユーザー限定コンテンツ
1.4. 本書および関連ファイルのバージョンについて
1.5. 本書の構成
1.6. 表記について
1.6.1. フォント
1.6.2. コマンド入力例
1.6.3. アイコン
1.7. 謝辞
2. 注意事項
2.1. 安全に関する注意事項
2.2. 電波障害について
2.3. 保証について
2.4. 輸出について
2.5. 商標について
2.6. 無線モジュールの安全規制について
3. 製品概要
3.1. 製品の特長
3.1.1. Armadilloとは
3.1.2. Armadillo-Box WS1 とは
3.2. 仕様
3.3. Armadillo-Box WS1の外観
3.4. ブロック図
3.5. ソフトウェア構成
4. Armadilloの電源を入れる前に
4.1. 準備するもの
4.2. 開発/動作確認環境の構築
4.2.1. ATDE5セットアップ
4.2.1.1. VMwareのインストール
4.2.1.2. ATDE5アーカイブの取得
4.2.1.3. ATDE5アーカイブの展開
4.2.1.4. ATDE5の起動
4.2.2. 取り外し可能デバイスの使用
4.2.3. コマンドライン端末(GNOME端末)の起動
4.2.4. シリアル通信ソフトウェア(minicom)の使用
4.3. インターフェースレイアウト
4.4. 接続方法
4.5. ジャンパピンの設定について
4.6. viエディタの使用方法
4.6.1. viの起動
4.6.2. 文字の入力
4.6.3. カーソルの移動
4.6.4. 文字の削除
4.6.5. 保存と終了
5. 起動と終了
5.1. 起動
5.2. ログイン
5.3. 終了方法
6. 動作確認方法
6.1. 動作確認を行う前に
6.2. ネットワーク
6.2.1. 接続可能なネットワーク
6.2.2. デフォルト状態のネットワーク設定
6.2.3. 有線LAN
6.2.3.1. 有線LANインターフェースの有効化、無効化
6.2.3.2. 有線LANのネットワーク設定を変更する
6.2.3.3. 有線LANの接続を確認する
6.2.4. DNSサーバー
6.2.5. ファイアーウォール
6.3. ストレージ
6.3.1. ストレージの使用方法
6.3.2. ストレージのパーティション変更とフォーマット
6.4. LED
6.4.1. LEDを点灯/消灯する
6.4.2. トリガを使用する
6.5. RTC
6.5.1. RTCに時刻を設定する
6.6. ユーザースイッチ
6.6.1. イベントを確認する
6.7. Wi-SUNモジュール
6.7.1. 設定情報を取得する
7. コンフィグ領域 − 設定ファイルの保存領域
7.1. コンフィグ領域の読出し
7.2. コンフィグ領域の保存
7.3. コンフィグ領域の初期化
8. Linuxカーネル仕様
8.1. デフォルトコンフィギュレーション
8.2. デフォルト起動オプション
8.3. Linuxドライバ一覧
8.3.1. Armadillo-Box WS1
8.3.2. フラッシュメモリ
8.3.3. UART
8.3.4. Ethernet
8.3.5. SDホスト
8.3.6. USBホスト
8.3.7. RTC
8.3.8. LED
8.3.9. ユーザースイッチ
8.3.10. ウォッチドッグタイマー
9. ユーザーランド仕様
9.1. ルートファイルシステム
9.2. 起動処理
9.2.1. inittab
9.2.2. /etc/init.d/rc
9.2.3. /etc/rc.d/Sスクリプト(初期化スクリプト)
9.2.4. /etc/config/rc.local
9.3. プリインストールアプリケーション
9.4. 有用なアプリケーションについて
10. ブートローダー仕様
10.1. ブートローダー起動モード
10.1.1. Linuxでコンソールを使用する
10.2. ブートローダーの機能
10.2.1. コンソールの指定方法
10.2.2. Linuxカーネルイメージの指定方法
10.2.3. Linuxカーネルの起動オプション
11. ビルド手順
11.1. Linuxカーネル/ユーザーランドをビルドする
11.2. ブートローダーをビルドする
12. フラッシュメモリの書き換え方法
12.1. フラッシュメモリのパーティションについて
12.2. netflashを使用してフラッシュメモリを書き換える
12.2.1. Webサーバー上のイメージファイルを書き込む
12.2.2. ストレージ上のイメージファイルを書き込む
12.3. ダウンローダーを使用してフラッシュメモリを書き換える
12.4. TFTPを使用してフラッシュメモリを書き換える
12.5. ブートローダーが起動しなくなった場合の復旧作業
13. 開発の基本的な流れ
13.1. ユーザーオリジナルアプリケーションを作成する
13.2. Atmark Distにユーザーオリジナルアプリケーションを組み込む
13.3. システムの最適化を行う
13.4. オリジナルプロダクトのコンフィギュレーションを更新する
14. ハードウェア仕様
14.1. インターフェースレイアウト
14.2. USBインターフェース
14.3. LANインターフェース
14.4. ユーザーLED
14.5. ユーザースイッチ
14.6. Wi-SUNモジュール
14.7. 電源入力インターフェース
14.8. microSDインターフェース
14.8.1. microSDカードの挿入方法
14.8.2. microSDカードの抜去方法
14.9. デバッグシリアルインターフェース
14.10. 起動モード設定ジャンパ
14.11. リアルタイムクロック
15. 電気的仕様
15.1. 絶対最大定格
15.2. 推奨動作条件
15.3. 入出力インターフェースの電気的仕様
16. 組み立て
16.1. ケースの組み立て
16.2. Wi-SUNモジュール用外付けアンテナの組み立て
17. 形状図
18. ユーザー登録
18.1. 購入製品登録
18.1.1. シリアル番号を確認する方法
18.1.2. 正規認証ファイルを取り出す手順

図目次

2.1. Wi-SUNモジュール: BP35A1 認証マーク
3.1. Armadillo-Box WS1の外観
3.2. Armadillo-Box WS1 ブロック図
4.1. GNOME端末の起動
4.2. GNOME端末のウィンドウ
4.3. minicom設定方法
4.4. minicom起動方法
4.5. minicom終了確認
4.6. インターフェースレイアウト図
4.7. Armadillo-Box WS1の接続例
4.8. Wi-SUNモジュールの取り外し方
4.9. ジャンパピンの位置
4.10. viの起動
4.11. 入力モードに移行するコマンドの説明
4.12. 文字を削除するコマンドの説明
5.1. 電源投入直後のログ
5.2. 起動ログ
5.3. 終了方法
6.1. デフォルト状態の/etc/config/interfaces
6.2. ネットワークインターフェース(eth0)の有効化
6.3. ネットワークインターフェース(eth0)の無効化
6.4. 有線LANの固定IPアドレス設定
6.5. DHCP設定
6.6. 有線LANのPING確認
6.7. DNSサーバーの設定
6.8. iptables
6.9. mountコマンド書式
6.10. ストレージのマウント
6.11. ストレージのアンマウント
6.12. fdiskコマンドによるパーティション変更
6.13. EXT3ファイルシステムの構築
6.14. LEDを点灯させる
6.15. LEDを消灯させる
6.16. LEDの状態を表示する
6.17. LEDのトリガにtimerを指定する
6.18. LEDのトリガを表示する
6.19. システムクロックを設定
6.20. ハードウェアクロックを設定
6.21. ユーザースイッチ: イベントの確認
7.1. コンフィグ領域の読出し方法
7.2. コンフィグ領域の保存方法
7.3. コンフィグ領域の初期化方法
9.1. デフォルト状態の/etc/inittab
9.2. inittabの書式
9.3. デフォルト状態の/etc/config/rc.local
10.1. bootコマンドでLinuxを起動する
10.2. hermitコマンドのヘルプを表示
12.1. netflashコマンドのヘルプ
12.2. hermitコマンドのヘルプ
12.3. tftpdl コマンド例
13.1. ディレクトリを作成後、テキストエディタ(gedit)を起動
13.2. 「Hello World!」のソース例(main.c)
13.3. ATDE上で動作するようにmain.cをコンパイルし実行
13.4. Armadillo-Box WS1 上で動作するようにmain.cをクロスコンパイル
13.5. HTTPサーバーにhelloをアップロード
13.6. ATDEからhelloをダウンロード
13.7. Armadillo-Box WS1 上でhelloを実行
13.8. hello用のMakefile
13.9. helloをmake
13.10. cleanターゲット指定した例
13.11. オリジナルプロダクトを作成しhelloディレクトリをコピー
13.12. オリジナルプロダクト(my-product)にhelloを登録
13.13. romfsターゲットの追加
13.14. helloが組み込まれたユーザーランドイメージ
13.15. distclean ターゲットの変更例
14.1. Armadillo-Box WS1 インターフェースレイアウト
14.2. ACアダプタの極性マーク
14.3. カードの挿入1
14.4. カードの挿入2
14.5. カードの挿入3
14.6. カードの挿入4
14.7. カードの挿入5
14.8. 正常なカード挿入状態(カードと基板が平行)
14.9. 異常なカード挿入状態(カードと基板が平行でない)
14.10. カードの抜去1
14.11. カードの抜去2
14.12. カードの抜去3
14.13. バッテリーの接続
16.1. ケースの組み立て
16.2. 外付けアンテナの組み立て
16.3. アンテナケーブルの引き抜き方法
17.1. Armadillo-Box WS1の外形寸法
17.2. アンテナ形状
17.3. アンテナケーブル形状

表目次

1.1. 使用しているフォント
1.2. 表示プロンプトと実行環境の関係
1.3. コマンド入力例での省略表記
2.1. ACアダプタの型番
2.2. Wi-SUNモジュール: BP35A1 適合証明情報
3.1. 仕様
3.2. 各部名称と機能
3.3. Armadillo-Box WS1で利用可能なソフトウェア
3.4. フラッシュメモリ メモリマップ(製品型番が AB11 ではじまる場合)
3.5. フラッシュメモリ メモリマップ(製品型番が AB12 ではじまる場合)
4.1. ATDE5の種類
4.2. ユーザー名とパスワード
4.3. 動作確認に使用する取り外し可能デバイス
4.4. シリアル通信設定
4.5. インターフェース内容
4.6. ジャンパの設定
4.7. 入力モードに移行するコマンド
4.8. カーソルの移動コマンド
4.9. 文字の削除コマンド
4.10. 保存・終了コマンド
5.1. シリアルコンソールログイン時のユーザ名とパスワード
6.1. ネットワークとネットワークデバイス
6.2. デフォルト状態のネットワーク設定
6.3. 有線LAN固定IPアドレス設定例
6.4. ストレージデバイス
6.5. LEDクラスディレクトリとLEDの対応
6.6. triggerの種類
6.7. 時刻フォーマットのフィールド
6.8. インプットデバイスファイルとイベントコード
8.1. Linuxカーネル主要設定
8.2. Linuxカーネルのデフォルト起動オプション
8.3. キーコード
8.4. GPIO接続用キーボードドライバ
8.5. ウォッチドッグタイマーのタイムアウト時間
9.1. inittabのactionフィールドに設定可能な値
9.2. /etc/rc.dディレクトリに登録された初期化スクリプト
9.3. アプリケーション概要説明
10.1. ブートローダー起動モード
10.2. 保守モードコマンド一覧
10.3. コンソール指定子とログ出力先
10.4. Linuxカーネルイメージ指定子
10.5. Linuxカーネルの起動オプションの一例
12.1. フラッシュメモリの書き換え方法
12.2. パーティションのデフォルト状態での書き込み制限の有無と対応するイメージファイル名
12.3. フラッシュメモリのパーティションとデバイスファイル
12.4. パーティションとオプションの対応
13.1. デフォルトコンフィグファイル
14.1. Armadillo-Box WS1 搭載コネクタ、スイッチ型番一覧
14.2. USB仕様
14.3. USBインターフェース 信号配列
14.4. LANインターフェース 信号配列
14.5. LAN LED
14.6. ユーザーLEDの接続
14.7. ユーザースイッチの接続
14.8. Wi-SUNモジュール仕様
14.9. microSD 信号配列
14.10. デバッグシリアルインターフェース 信号配列
14.11. 起動モード設定ジャンパ(JP1) 信号配列
14.12. 起動モード設定ジャンパ(JP2) 信号配列
14.13. ジャンパの設定
15.1. 絶対最大定格
15.2. 推奨動作条件
15.3. 入出力インターフェース電源の電気的仕様