各インターフェースの配置場所を図3.1「見取り図」に示します。
| |
---|
WLANオプションモジュールをArmadillo-400シリーズに接続した場合は、同時にRTCオプションモジュールを接続することはできません。 オプションモジュールの接続方法については「Armadillo-400 シリーズ ハードウェアマニュアル」の「拡張ボード/オプションモジュール」を参照してください。 |
| |
---|
シリアルインターフェース 2 と 3 は +3.3V IO レベルとなっています。オプション[]の RS232C レベル変換アダプタを使用することで、RS232C レベルで使用することができます。 RS232C レベル変換アダプタは、シリアルインターフェース 2 に接続する場合は、RS232C レベル変換アダプタの 1 番ピン (黄色または緑に着色されたケーブル)と 1 ピンが合うように、シリアルインターフェース 3 に接続する場合は、RS232C レベル変換アダプタの 1 番ピンと 2 ピンが合うように接続してください。 |
Armadilloを使用する前に、次のものを準備してください。
- 作業用PCとシリアルクロスケーブル
LinuxまたはWindowsが動作し、1ポート以上のシリアルインターフェースを持つPCとD-Sub9ピン(メス - メス)のクロス接続用ケーブルです。作業用PCにはシリアル通信ソフトウェア[]をインストールしてください。(Linux用のソフトウェアは付属DVDのtoolディレクトリに収録されています)
- ネットワーク環境
Armadilloと作業用PCをネットワーク通信ができるようにしてください。
Armadilloと開発PCとの接続例を図3.2「接続例」に示します。
CON1はヒンジタイプのコネクタです。microSDカードの挿抜にはカバーの開閉が必要になります。カバーを開ける際は、コネクタ上部をOPENの方向にスライドさせてロックの解除を行なってください。
| |
---|
無理に力を加えるとコネクタが破損する可能性がありますのでご注意ください。
|
本書ではJP2以外は操作することはありません。JP1は常にオープンに設定してください。JP2については、必要に応じて切り替えの指示があります。ここでは、オープンに設定しておきます。
また、ジャンパピンの位置は図3.1「見取り図」で確認することができます。
シリアル通信ソフトウェアを起動し、シリアルの通信設定を、表3.1「シリアル通信設定」のように設定してください。また、シリアル通信ソフトウェアの横幅を80文字以上にしてください。横幅が80文字より小さい場合、コマンド入力中に表示が乱れることがあります。
表3.1 シリアル通信設定
項目 | 設定 |
---|
転送レート | 115,200bps |
データ長 | 8bit |
ストップビット | 1bit |
パリティ | なし |
フロー制御 | なし |