本章では、Armadillo-X1の機能拡張や信頼性向上のための設計情報について説明します。
Armadillo-X1のアドオンインターフェース(CON7)には、複数の機能(マルチプレクス)をもったi.MX 7Dualの信号線が接続されており、様々な機能拡張を行うことができます。
アドオンモジュールを設計する際の基板形状および部品の搭載制限について説明します。
Armadillo-X1との接続コネクタは、HIROSE ELECTRIC製DF17(4.0)-60DP-0.5V(57)を搭載してください。ピン配置は図20.3「アドオンモジュールに実装する接続コネクタのピン配置」のとおりです。
ピン機能については、Armadilloサイトからダウンロード可能な『Armadillo-X1 ベースボード マルチプレクス表』をご確認ください。
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アドオンインターフェース(CON7)のPMIC_ONOFF信号は、2秒以上GNDにショートすると、パワーマネジメントICは電圧出力を停止します。
2秒未満PMIC_ONOFF信号をGNDにショートすると、パワーマネジメントICは電圧出力を開始します。
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ESD耐性を向上させるための情報を以下に記載します。
Armadillo-X1を組み込んだ機器、またはArmadillo-X1とLANケーブル等で接続された機器を屋外に設置する場合には、以下の点にご注意ください。
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Armadillo-X1に接続されたケーブルが屋外に露出するような設置環境では、ケーブルに侵入した雷サージ等のストレスによりインターフェース回路が破壊される場合があります。ストレスへの耐性を向上させるには、Armadillo-X1と外部機器同士のGND接続を強化することおよびシールド付のケーブルを使用することが効果的です。
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