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Armadillo-IoT G3に電源を接続するときUSBシリアル変換アダプタのスライドスイッチによって起動モードが変わります。
詳しくは「スライドスイッチの設定について」を参照してください。
本節では、保守モードに設定しているときの例を示します。
オートブートモードを選択した場合は、途中でコマンドを入力することなく起動が完了します。
Linuxシステムを起動するには、次のように "boot"コマンドを実行してください。コマンドを実行するとブートローダーがLinuxシステムを起動させます。シリアル通信ソフトウェアにはLinuxの起動ログが表示されます。
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Armadillo-IoTの起動状態をユーザーLEDから確認することができます。このため、Armadillo-IoTにUSBシリアル変換アダプタを接続せずに電源を投入した場合でも、Linuxの起動を確認することができます。
ユーザーLEDの位置については、図6.46「ユーザーLEDの位置」を参照してください。
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初めてログインしたときは、パスワードの変更を促されます。事前に新しいパスワードを用意してください。 設定するパスワードには大文字のアルファベット、小文字のアルファベット、0から9までの数字、その他(記号・句読点など)を含める事ができます。 表5.1 パスワードに設定可能な値 項目 | 範囲 |
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大文字のアルファベット | A~Z | 小文字のアルファベット | a~z | 数字 | 0~9 | その他(記号・句読点など) | !"#$%&‘()*+,–./:;<=>?@[\]^_`{|}~ |
表5.1「パスワードに設定可能な値」の中から、4つの項目を全て含めた場合は、6文字以上でなければパスワードの安全性が低いためエラーとなります。
項目が3つの場合は7文字以上。項目が2つの場合は8文字以上。項目が1つの場合は9文字以上のパスワードを設定して下さい。
また、"ABCDEDCBA"など左右対称のパスワードはエラーとなるため使用しないで下さい。
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パスワードを自動生成するpwgenコマンドがあります。作業用 PCにpwgenをインストールして、9桁のパスワードを生成する例を次に示します。
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5.2.2. 初回ログインと新しいパスワードの設定
初めてログインしたときは、パスワードを変更するようにメッセージが表示されます。以下の手順に従って、パスワードを変更してください。
rootでログイン パスワードを変更します。 atmarkでログイン パスワードを変更します。
Armadillo-IoT G3はネットワークに接続されることを前提としている機器です。
セキュリティ強度の高いパスワードに変更され、その後も適切にパスワードを運用されることを強くお勧めします。
ユーザーを作成 例としてguestというユーザーを作成します。 パスワードの変更 例としてguestユーザーのパスワードを変更します。 sudoを許可する 例としてguestユーザーにsudoを許可します。viの使い方については、「viエディタの使用方法」を参照にしてください。 ユーザーを削除 例としてguestユーザーを削除します。 | |
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ホームディレクトリも合わせて消したいときは、"r"オプションをつけます。 |
安全に終了させる場合は、次のようにコマンドを実行し、「System halted.」と表示されたのを確認してから電源を切断します。 | |
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ストレージにデータを書き込んでいる途中に電源を切断した場合、ファイルシステム、及び、データが破損する恐れがあります。ストレージをアンマウントしてから電源を切断するようにご注意ください。 |
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