他の全モードから、以下のように poweroff コマンドで Shutdown モードへ遷移可能です。
RTC トリガーで起床させる手順に関しては[製品マニュアル]を参照ください。
[armadillo ~]# poweroff
Active、Active-PPP モードから Sleep モードへは以下のコマンドで遷移できます。
[armadillo ~]# aiot-modem-control poweroff
[armadillo ~]# aiot-sleep
Active モードから Sleep-SMS モードへは以下のコマンドで遷移できます。
[armadillo ~]# aiot-modem-control poweron
[armadillo ~]# aiot-sleep-sms
Active-PPP モードから Sleep-SMS モードへは以下のコマンドで遷移できます。
[armadillo ~]# aiot-sleep-sms
Sleep モードから起床後 Active モードへは以下のコマンドで遷移できます。
[armadillo ~]# aiot-modem-control poweron
Active-PPP モードから Active モードへは以下のコマンドで遷移できます。
[armadillo ~]# aiot-modem-control poweroff
5.2.1.5. Active-PPP モードへ遷移
Active モードから Active-PPP モードへは以下のコマンドで遷移できます。
[armadillo ~]# aiot-modem-control poweron
[armadillo ~]# aiot-modem-control dial
5.2.1.6. Active-Data モードへ遷移
Active-PPP モードから Active-Data モードへは以下のコマンドで遷移できます。
以降 [ip-address] には導通可能な IP アドレスを設定します。
[armadillo ~]# ping [ip-address]
上記のコマンドを終了することで、Active-PPP モードへ遷移できます。
Active-PPP モードから Stress モードへは以下のコマンドで遷移できます。
[armadillo ~]# stress -c 1 -i 1 -m 1 & ping [ip-address]
上記のコマンドを終了することで、Active-PPP モードへ遷移できます。
stress コマンドがインストールされていない場合、以下のコマンドでインストールできます。
[armadillo ~]# apt update
[armadillo ~]# apt install stress
Active-PPP モードから Full モードへは以下のコマンドで遷移できます。
シェルスクリプト file_access.sh は 「ファイル書き込み手順」 を lan_traffic.sh は 「LAN 通信手順」 を参照ください。
[armadillo ~]# stress -c 1 -i 1 -m 1 & ping [ip-address] & ./file_access.sh & ./lan_traffic.sh
上記のコマンドを終了することで Active-PPP モードへ遷移します。
ファイル書き込み手順は以下のとおりです。
本章では、これらの処理をまとめたシェルスクリプトを file_access.sh
と定義します。
-
cp コマンドを使用し、10M バイトのバイナリファイルをメディアに書き込みます。
-
md5sum コマンドを使用し、書き込んだファイルを読み出します。
-
rmコマンドを使用し、書き込んだファイルを削除します。
-
sleepコマンドを使用し、5秒待機します。
-
最初に戻ります。
ファイル書き込み手順は以下のとおりです。
本章では、これらの処理をまとめたシェルスクリプトを lan_traffic.sh
と定義します。
-
wget コマンドを使用し、10M バイトのバイナリファイルを web サーバからダウンロードします。
-
md5sum コマンドを使用し、ダウンロードしたファイルを読み出します。
-
rm コマンドを使用し、ダウンロードしたファイルを削除します。
-
sleep コマンドを使用し、5秒待機します。
-
最初に戻ります。