インターフェース仕様

Armadillo-610のインターフェース仕様について説明します。

images/a610-interface-details.svg

図16.1 Armadillo-610のインターフェース


表16.1 Armadillo-610 インターフェース一覧 [15]

部品番号 インターフェース名 型番 メーカー

CON1

SDインターフェース

SDHK-8BNS-K-303-TB(HF)

J.S.T.Mfg.

CON2

拡張インターフェース

DF40C-100DP-0.4V(51)

HIROSE ELECTRIC

CON10

JTAGインターフェース

A3B-08PA-2DSA(51)

HIROSE ELECTRIC

LED5

ユーザー LED(黄)

SML-310YTT86

ROHM

[15] 部品の実装、未実装を問わず、搭載可能な部品型番を記載しています。


[警告]

表16.1「Armadillo-610 インターフェース一覧 」には搭載可能な代表型番を記載しており、 実際に搭載されている部品型番と違う場合があります。 お手元の製品に搭載されている部品型番や部品の実装、未実装の情報については、 「アットマークテクノ ユーザーズサイト」からダウンロードできる 納入仕様書および変更履歴表にてご確認ください。

16.1. CON1(SDインターフェース)

CON1はハイスピード(最大クロック周波数: 49.5MHz)に対応したSDインターフェースです。 信号線はi.MX6ULLのSDホストコントローラ(uSDHC2)に接続されています。

SDカードに供給される電源はi.MX6ULLのNAND_ALEピン(GPIO4_IO10)で制御が可能です。 Highレベル出力で電源が供給され、Lowレベル出力で電源が切断されます。

[警告]

CON1は活線挿抜に対応していません。microSDカードの挿抜は、電源を切断してから行ってください。

[警告]

SDコントローラ(uSDHC2)はCON2(拡張インターフェース)でも利用可能ですが、排他利用となります。

表16.2 CON1 信号配列

ピン番号 ピン名 I/O 説明

1

DAT2

In/Out

SDデータバス(bit2)、i.MX6ULLのNAND_DATA02ピンに接続

2

CD/DAT3

In/Out

SDデータバス(bit3)、i.MX6ULLのNAND_DATA03ピンに接続

3

CMD

In/Out

SDコマンド/レスポンス、i.MX6ULLのNAND_WE_Bピンに接続

4

VDD

Power

電源(+3.3V_IO)

5

CLK

Out

SDクロック、i.MX6ULLのNAND_RE_Bピンに接続

6

VSS

Power

電源(GND)

7

DAT0

In/Out

SDデータバス(bit0)、i.MX6ULLのNAND_DATA00ピンに接続

8

DAT1

In/Out

SDデータバス(bit1)、i.MX6ULLのNAND_DATA01ピンに接続


16.2. CON2(拡張インターフェース)

CON2はArmadillo-610拡張用のインターフェースです。 電源、リセット、複数の機能(マルチプレクス)をもったi.MX6ULLの信号線、USB、Ethernet PHYの信号線等、Armadillo-610を拡張するために必要な信号線がすべて接続されています。

Armadillo-610の電源はVINピンから供給します。

RTC_BATピンは、i.MX6ULLの低消費電力ドメインにあるSRTC(Secure Real Time Clock)の外部バックアップインターフェースで、 長時間電源が切断されてもi.MX6ULLの一部データ(時刻データ等)を保持させたい場合にご使用ください。

[警告]

プルアップ/ダウン抵抗が接続されている拡張入出力ピンは、i.MX6ULLの内蔵ROMによるブートモード設定ピンを兼用しており、 ブートモード設定のため、プルアップ/ダウン抵抗で電源投入時にHigh/Lowレベルの状態を保持しています。 意図しない動作を引き起こす原因となるため、電源投入時からU-Bootが動作するまでは、 各々のピンをHigh/Lowレベルに保持した状態でご使用ください。

表16.3 CON2 信号配列

ピン番号 ピン名 I/O 説明

1

USB_OTG1_DP

In/Out

USB_OTG1のプラス側信号、i.MX6ULLのUSB_OTG1_DPピンに接続

2

USB_OTG1_DN

In/Out

USB_OTG1のマイナス側信号、i.MX6ULLのUSB_OTG1_DNピンに接続

3

GND

Power

電源(GND)

4

USB_OTG2_DN

In/Out

USB_OTG2のマイナス側信号、i.MX6ULLのUSB_OTG2_DNピンに接続

5

USB_OTG2_DP

In/Out

USB_OTG2のプラス側信号、i.MX6ULLのUSB_OTG2_DPピンに接続

6

GND

Power

電源(GND)

7

USB_OTG1_VBUS

Power

電源(USB_OTG1_VBUS)、i.MX6ULLのUSB_OTG1_VBUSピンに接続、1uFのバイパスコンデンサが接続されています。

8

USB_OTG2_VBUS

Power

電源(USB_OTG2_VBUS)、i.MX6ULLのUSB_OTG2_VBUSピンに接続、1uFのバイパスコンデンサが接続されています。

9

SPEEDLED

Out

LANスピードLED用信号、Ethernet PHYのLED2ピンに接続

10

LINK_ACTLED

Out

LANリンクアクティビティLED用信号、Ethernet PHYのLED1ピンに接続

11

GPIO1_IO19

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのUART1_RTS_Bピンに接続、基板上で10kΩプルダウンされています。

12

GPIO4_IO17

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのCSI_MCLKピンに接続

13

GPIO5_IO00

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのSNVS_TAMPER0ピンに接続、オープンドレインでの使用推奨 [a]

14

GPIO1_IO04

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのGPIO1_IO04ピンに接続

15

GPIO1_IO03

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのGPIO1_IO03ピンに接続

16

GPIO1_IO02

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのGPIO1_IO02ピンに接続

17

GPIO1_IO01

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのGPIO1_IO01ピンに接続

18

LCD_DATA00

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのLCD_DATA00ピンに接続、基板上で10kΩプルダウンされています。

19

LCD_DATA01

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのLCD_DATA01ピンに接続、基板上で10kΩプルアップ(+3.3V_IO)されています。

20

LCD_DATA02

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのLCD_DATA02ピンに接続、基板上で10kΩプルダウンされています。

21

LCD_DATA03

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのLCD_DATA03ピンに接続、基板上で10kΩプルダウンされています。

22

LCD_DATA04

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのLCD_DATA04ピンに接続、基板上で10kΩプルダウンされています。

23

LCD_DATA05

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのLCD_DATA05ピンに接続、BJP1がLowレベル時10kΩプルアップ(+3.3V_IO)、Highレベル時10kΩプルダウンされます。

24

LCD_DATA06

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのLCD_DATA06ピンに接続、基板上で10kΩプルアップ(+3.3V_IO)されています。

25

LCD_DATA07

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのLCD_DATA07ピンに接続、基板上で10kΩプルダウンされています。

26

LCD_DATA08

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのLCD_DATA08ピンに接続、基板上で10kΩプルダウンされています。

27

LCD_DATA09

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのLCD_DATA09ピンに接続、基板上で10kΩプルダウンされています。

28

LCD_DATA10

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのLCD_DATA10ピンに接続、基板上で10kΩプルダウンされています。

29

LCD_DATA11

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのLCD_DATA11ピンに接続、BJP1がLowレベル時10kΩプルダウン、Highレベル時10kΩプルアップ(+3.3V_IO)されます。

30

LCD_DATA12

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのLCD_DATA12ピンに接続、基板上で10kΩプルダウンされています。

31

LCD_DATA13

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのLCD_DATA13ピンに接続、基板上で10kΩプルダウンされています。

32

LCD_DATA14

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのLCD_DATA14ピンに接続、基板上で10kΩプルダウンされています。

33

LCD_DATA15

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのLCD_DATA15ピンに接続、基板上で10kΩプルダウンされています。

34

LCD_DATA16

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのLCD_DATA16ピンに接続、基板上で10kΩプルダウンされています。

35

LCD_DATA17

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのLCD_DATA17ピンに接続、基板上で10kΩプルダウンされています。

36

GND

Power

電源(GND)

37

LCD_CLK

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのLCD_CLKピンに接続

38

LCD_HSYNC

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのLCD_HSYNCピンに接続

39

LCD_VSYNC

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのLCD_VSYNCピンに接続

40

LCD_ENABLE

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのLCD_ENABLEピンに接続

41

PWM5_OUT

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのNAND_DQSピンに接続

42

BJP1

In

起動デバイス設定用信号、ロジックICを経由してi.MX6ULLのLCD_DATA05ピン、LCD_DATA11ピンに接続、基板上で47kΩプルダウンされています。

(Low: LCD_DATA05ピンは10kΩプルアップ(+3.3V_IO)、LCD_DATA11ピンは10kΩプルダウンされます。High: LCD_DATA05ピンは10kΩプルダウン、LCD_DATA11ピンは10kΩプルアップ(+3.3V_IO)されます。)

43

JTAG_MOD

In

SJCモード設定ピン、i.MX6ULLのJTAG_MODピンに接続、基板上で11kΩプルダウンされています。 [b]

44

EXT_RESET_B

In

システムリセット、i.MX6ULLのPOR_Bピンに接続、オープンドレイン入力

45

+3.3V_IO

Power

電源(+3.3V_IO)

46

+3.3V_IO

Power

電源(+3.3V_IO)

47

VIN

Power

電源(VIN)

48

VIN

Power

電源(VIN)

49

VIN

Power

電源(VIN)

50

VIN

Power

電源(VIN)

51

GND

Power

電源(GND)

52

GND

Power

電源(GND)

53

+5V_IO

Power

電源(+5V_IO)

54

+5V_IO

Power

電源(+5V_IO)

55

GPIO4_IO19

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのCSI_VSYNCピンに接続

56

GPIO4_IO20

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのCSI_HSYNCピンに接続

57

GPIO4_IO25

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのCSI_DATA04ピンに接続

58

GPIO4_IO26

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのCSI_DATA05ピンに接続

59

GPIO4_IO27

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのCSI_DATA06ピンに接続

60

GPIO4_IO28

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのCSI_DATA07ピンに接続

61

GPIO4_IO23

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのCSI_DATA02ピンに接続

62

GPIO4_IO22

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのCSI_DATA01ピンに接続

63

GPIO4_IO24

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのCSI_DATA03ピンに接続

64

GPIO4_IO21

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのCSI_DATA00ピンに接続

65

GPIO4_IO18

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのCSI_PIXCLKピンに接続

66

GPIO4_IO09

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのNAND_DATA07ピンに接続

67

GPIO4_IO08

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのNAND_DATA06ピンに接続

68

GPIO4_IO07

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのNAND_DATA05ピンに接続

69

GPIO4_IO06

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのNAND_DATA04ピンに接続

70

GPIO3_IO28

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのLCD_DATA23ピンに接続、基板上で47kΩプルダウンされています。

71

GPIO3_IO27

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのLCD_DATA22ピンに接続

72

GPIO3_IO26

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのLCD_DATA21ピンに接続

73

GPIO3_IO25

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのLCD_DATA20ピンに接続

74

GPIO3_IO24

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのLCD_DATA19ピンに接続

75

GND

Power

電源(GND)

76

GPIO3_IO23

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのLCD_DATA18ピンに接続

77

PWRON

In

パワーマネジメントICのPWRON信号、オープンドレイン入力、パワーマネジメントICのPWRONピンとi.MX6ULLのPMIC_ON_REQピンに接続、i.MX6ULL内部で100kΩプルアップ(VDD_SNVS_IN)されています。

78

ONOFF

In

i.MX6ULLのON/OFF信号、オープンドレイン入力、i.MX6ULLのONOFFピンに接続、i.MX6ULL内部で100kΩプルアップ(VDD_SNVS_IN)されています。

79

RTC_BAT

Power

電源(RTC_BAT)、パワーマネジメントICのLICELLピンに接続

80

GPIO1_IO08

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのGPIO1_IO08ピンに接続

81

GPIO1_IO05

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのGPIO1_IO05ピンに接続

82

GPIO1_IO30

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのUART5_TX_DATAピンに接続

83

GPIO1_IO16

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのUART1_TX_DATAピンに接続

84

GPIO1_IO31

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのUART5_RX_DATAピンに接続

85

GPIO1_IO17

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのUART1_RX_DATAピンに接続

86

GPIO1_IO23

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのUART2_RTS_Bピンに接続

87

GPIO1_IO22

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのUART2_CTS_Bピンに接続

88

GPIO1_IO21

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのUART2_RX_DATAピンに接続

89

GPIO1_IO20

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのUART2_TX_DATAピンに接続

90

GPIO1_IO00

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのGPIO1_IO00ピンに接続

91

GPIO1_IO26

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのUART3_CTS_Bピンに接続

92

GPIO1_IO27

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのUART3_RTS_Bピンに接続

93

GPIO1_IO25

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのUART3_RX_DATAピンに接続

94

GPIO1_IO24

In/Out

拡張入出力、i.MX6ULLのUART3_TX_DATAピンに接続

95

GND

Power

電源(GND)

96

Ethrer_RXN

In/Out

Ethernet 送信/受信データ(+) CH1、Ethernet PHY(LAN8720AI)のRXNピンに接続

97

Ethrer_RXP

In/Out

Ethernet 送信/受信データ(-) CH1、Ethernet PHY(LAN8720AI)のRXPピンに接続

98

GND

Power

電源(GND)

99

Ethrer_TXN

In/Out

Ethernet 送信/受信データ(-) CH2、Ethernet PHY(LAN8720AI)のTXNピンに接続

100

Ethrer_TXP

In/Out

Ethernet 送信/受信データ(+) CH2、Ethernet PHY(LAN8720AI)のTXPピンに接続

[a] GPIO5_IO00のみVDD_SNVS_IN系の拡張入出力ピンとなります。電圧レベルにご注意ください。

[b] Armadillo-610拡張ボードではGPIOで使用していますが、JTAGモード設定ピンですので、GPIOでの使用は推奨しません。動作を理解した上でご使用ください。


16.2.1. 拡張可能な機能

CON2から拡張可能な機能の概要は次のとおりです。

[ティップ]

拡張入出力となっている信号線のほとんどが、複数の機能をもっています。 拡張できる機能の詳細につきましては、 「アットマークテクノ ユーザーズサイト」からダウンロードできる 『Armadillo-610 マルチプレクス表』をご参照ください。

[警告]

複数箇所に割り当て可能な信号(USDHC2、UART1、ESPI1、I2C2等)がありますが、 同じ信号は複数ピンで同時利用できません。

16.2.1.1. LAN(Ethernet)

LANを1ポート拡張することが可能です。

信号線はEthernet PHY(LAN8720AI-CP/Microchip Technology)を経由して i.MX6ULLのEthernetコントローラ(ENET1)に接続されています。

  • 通信速度: 10BASE-T/100BASE-TX(AUTO-MDIX対応)

16.2.1.2. USB

USBを2ポート拡張可能で、Hostは最大2ポート、OTGは最大1ポート拡張することが可能です。 信号線はi.MX6ULLのUSBコントローラ(USB_OTG1、USB_OTG2)に接続されています。

  • USB 2.0

    • High Speed(480Mbps)
    • Full Speed(12Mbps)
    • Low Speed(1.5Mbps)

16.2.1.3. UART

シリアル(UART)を最大8ポート拡張することが可能です。 信号線はi.MX6ULLのUART(UART1、UART2、UART3、UART4、UART5、UART6、UART7、UART8)に接続されています。

  • 最大データ転送レート: 4Mbps
  • 信号レベル: +3.3V_IO

16.2.1.4. SD/SDIO/MMC

CON1(SDインターフェース)と排他でSD/SDIO/MMCを1ポート拡張することが可能です。 信号線はi.MX6ULLのSDホストコントローラ(uSDHC2)に接続されています。

  • 最大クロック周波数: 49.5MHz
  • 信号レベル: +3.3V_IO

16.2.1.5. LCD

LCDを最大1ポート拡張することが可能です。 信号線はi.MX6ULLのLCDインターフェース(eLCDIF)に接続されています。

  • 最大解像度: WXGA(1366 x 768/24bpp)
  • 信号レベル: +3.3V_IO

16.2.1.6. I2S(SAI)

I2Sを最大2ポート拡張することが可能です。 信号線はi.MX6ULLの同期式オーディオインターフェース(SAI1、SAI3)に接続されています。

  • 信号レベル: +3.3V_IO

16.2.1.7. MQS

MQSを最大1ポート拡張することが可能です。 信号線はi.MX6ULLのMedium Quality Sound(MQS)に接続されています。

  • 信号レベル: +3.3V_IO

16.2.1.8. S/PDIF

S/PDIFを最大1ポート拡張することが可能です。 信号線はi.MX6ULLのSony/Philips デジタルインターフェース(SPDIF)に接続されています。

  • 信号レベル: +3.3V_IO

16.2.1.9. I2C

I2Cを最大2ポート拡張することが可能です。 信号線はi.MX6ULLのI2Cコントローラ(I2C2、I2C4)に接続されています。

  • 最大データ転送レート: 400kbps
  • 信号レベル: +3.3V_IO

16.2.1.10. SPI

SPIを最大4ポート拡張することが可能です。 信号線はi.MX6ULLのESPI(ECSPI1、ECSPI2、ECSPI3、ECSPI4)に接続されています。

  • 信号レベル : +3.3V_IO

16.2.1.11. CAN

CANを最大2ポート拡張することが可能です。 信号線はi.MX6ULLのFLEXCAN(FLEXCAN1、FLEXCAN2)に接続されています。

  • プロトコルバージョン2.0Bアクティブ対応
  • 信号レベル: +3.3V_IO

16.2.1.12. A/D

A/Dを最大8ポート拡張することが可能です。 信号線はi.MX6ULLのADコンバーター(ADC1、ADC2)に接続されています。

  • 分解能: 最大12ビット
  • サンプリングレート: 最大1MS/s
  • 測定電圧範囲: DC 0〜3.3V

16.2.1.13. PWM

PWMを最大8ポート拡張することが可能です。

  • 最大周波数: 66MHz
  • 信号レベル: +3.3V_IO

16.2.1.14. GPIO

GPIOを最大66ポート拡張することが可能です。

  • 信号レベル : +3.3V_IO

16.2.1.15. リアルタイムクロック

i.MX6ULL内蔵のリアルタイムクロックを使用可能です。 バックアップ用のピン(RTC_BAT)が接続されていますので、 Armadillo-610の電源(VIN)が切断されても時刻データを保持したい場合にご使用ください。

  • 平均月差: 約70秒@25℃(参考値)
  • バックアップ時間: 約4か月(CR2032使用時の参考値)

16.3. CON10(JTAGインターフェース)

CON10はJTAGデバッガを接続することのできるJTAGインターフェースです。 信号線はi.MX6ULLのシステムJTAGコントローラ(SJC)に接続されています。

[ティップ]

JTAGのセキュリティ状態はeFuseで変更することが可能です。

[ティップ]

システムJTAGコントローラの詳細につきましては、NXP Semiconductorsのホームページからダウンロード可能な 『i.MX6ULL Applications Processor Reference Manual』をご参照ください。 モード設定に必要なi.MX6ULLのJTAG_MODピンはCON2(拡張インターフェース)に接続されています。

表16.4 CON10 信号配列

ピン番号 ピン名 I/O 説明

1

+3.3V_IO

Power

電源(+3.3V_IO)

2

JTAG_TRST_B

In

テストリセット、i.MX6ULLのJTAG_TRST_Bピンに接続、i.MX6ULL内部で47kΩプルアップ(+3.3V_IO)されています。

3

JTAG_TDI

In

テストデータ入力、i.MX6ULLのJTAG_TDIピンに接続、i.MX6ULL内部で47kΩプルアップ(+3.3V_IO)されています。

4

JTAG_TMS

In

テストモード選択、i.MX6ULLのJTAG_TMSピンに接続、i.MX6ULL内部で47kΩプルアップ(+3.3V_IO)されています。

5

JTAG_TCK

In

テストクロック、i.MX6ULLのJTAG_TCKピンに接続、i.MX6ULL内部で47kΩプルアップ(+3.3V_IO)されています。

6

JTAG_TDO

Out

テストデータ出力、i.MX6ULLのJTAG_TDOピンに接続

7

EXT_RESET_B

In

システムリセット、i.MX6ULLのPOR_Bピンに接続、オープンドレイン入力

8

GND

Power

電源(GND)


16.4. LED5(ユーザーLED)

LED5は、ユーザー側で自由に利用できるLEDです。

表16.5 LED5

部品番号 名称(色) 説明

LED5

ユーザー LED(黄)

i.MX6ULLのUART1_CTS_Bピンに接続、(Low: 消灯、High: 点灯)