ArmadilloのGPIOは、/sys/devices/platform/armadillo5x0_gpio.0/ports
の下にあるファイルを読み書きすることにより、簡易的に制御することができます。
制御できる項目は、表 10.2. 「GPIOファイルノード」のとおりです。
表 10.2. GPIOファイルノード
ファイル名 | 説明 |
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gpio*_dir |
GPIOのDirectionを変更することができます。0を書き込むとINPUTに、1を書き込むとOUTPUTになります。それ以外は未定義となります。
読み出した場合は、現在の状態を取得できます。
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gpio*_data |
DirectionがINPUTの場合は、GPIOの現在の入力レベルを読み出すことができます。書き込みは無視されます。
DirectionがOUTPUTの場合は、GPIOの出力レベルを設定できます。読み出した場合は、現在の出力レベルを取得できます。
読み書きする値は、0でLOWレベルを表し、1でHIGHレベルを表します。
それ以外は未定義となります。
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