第6章 既知の不具合

本リリースの時点で次のバグを確認しています。いずれもソフトウェアのアップデートにより修正する予定です。

6.1. シリアル

4 KByte以上の連続データは正しく送受信できない

対向機と繋いだ RS-232C インターフェイスで連続通信を行っていると、送信受信ともにデーター破壊が観測できる。

誤報です。元々 2015年10月のリリース時点で、正しく送受信できていました。

6.2. USB

アプリケーションが使用中の USBカメラを引き抜くと、ワーニングが表示される。

コントロールや入力を持った Web カメラ / USB カメラを、使用中に USB ポートから引き抜くと、カーネルがスタックダンプと一緒にワーニングを出す。ワーニングは、複数のデバイスが同じ情報の後処理をしようとすることをカーネルが検知している。

カーネルによって検知されるだけであり、不正なアドレスなどへのアクセスされていない。Linux の開発 Maling List でも議論されているが、Linux 4.1 時点ではまだ解決していない。

6.3. Ethernet

スループットが Linux 2.6 より低下

Linux 2.6 よりもネットワークスループットが低下している。

原因調査中。

6.4. Sound

コンデンサーマイクで録音できない

WM8978 の MICBIAS 信号に電圧がかかっていないため、電源を持たないコンデンサーマイクなどでは録音することができない。