Linux 2.6.26で対応していた以下の機能については、2015年12月時点の Linux 3.14 ではまだサポートしていません。今後の製品アップデートで対応する予定です。
2015年12月リリースの linux-3.14-at5 で対応済です。
2015年12月リリースの linux-3.14-at5 で基本動作(再生、録音、音量調整)は対応済です。しかし、ドライバーのクオリティーは、アルファー版程度となっています。
オーディオコーデックにデジタル音声データを転送するI2Sインターフェースのデバイスドライバは、モノラル録音に対応できていません。LCD拡張ボードのCON3(モノラマイク入力) のように、ハードウェアがモノラルにのみ対応している場合でも、ドライバーがモノラル録音に対応するまではステレオで録音してください。この時、Lチャンネルにマイク入力の音、Rチャンネルに無音が記録されます。
Linux 3.14では Jack detect が実装されていません。LCD拡張ボードの CON4(ステレオヘッドホン出力) にヘッドホンジャックを挿入すると、Linux 2.6.26では Jack detect 機能が働き、CON5(オーディオコーデックの出力端子に接続されるリザーブ端子)は無効化さます。しかし、Linux 3.14では CON5が無効化されず、CON4とCON5のどちらからも音声が出力されます。
5.3. Linux Framebuffer (fbdev)
/dev/fb1
を使ったオーバーレイ表示は、まだ対応していません。
ioctl(fb, FBIOPAN_DISPLAY, &v_info)
の機能が未対応です。Xサーバーではこの機能を使っていませんので、Linux 3.14への移行による表示機能に変化はありません。
5.5. i.MX25の SDMA (Smart Direct Memory Access)
2015年12月リリースの linux-3.14-at5 で対応済。
未実装です。SPIによる通信は PIOのみ対応しています。
未実装です。シリアルによる通信は PIOのみ対応しています。
5.6. Armadillo-410 CON2のピン名に対応したconfig
Armadillo-440のピン名で読み替えてください。