本アプリケーションノートでは、
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センサから値を取得すること
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取得した値から判断してIO制御などの処理を行うこと
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取得した値をクラウドにアップロードすること
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クラウドからArmadilloを制御すること
などの開発時に必要になることの多い処理を実装しているシンプルな構成のシステムの例として、温度センサから取得した値に従ってIOの制御とクラウドへの通信を行う、温度監視システムのサンプルアプリケーションを紹介します。
また、Armadillo-610 開発セットの拡張ボード上の特徴的なインターフェースである、Groveインターフェースと端子台の活用方法についても紹介します。
本システムの構成図を以下に示します。
AWS内のシステム構成図を以下に示します。
本システムの電源投入後からの状態遷移図を以下に示します。
図中の各処理の内容については「各処理のシーケンス図」を参照してください。
「システム全体のフロー」の状態遷移図中の各処理のシーケンス図を以下に示します。
初回起動時のセットアップを行う際のシーケンス図です。
Armadillo-610がクラウドから各種パラメータ(警告しきい値、ヒステリシス、温度取得周期、アラームのON/OFF)を取得する際のシーケンス図です。
システム起動後、温度取得からWebブラウザ上でユーザーがデータを見れるまでのシーケンス図です。
ユーザーがWebブラウザから各種パラメータを変更する際のシーケンス図です。
警告音が鳴っている時にユーザーがWebブラウザから警告を止める際のシーケンス図です。
1.3.6. StopAlertByProgram
警告音が鳴っている時に温度が下がり警告温度以下になった際のシーケンス図です。
本システムのデータストア仕様を以下の表に示します。