この章ではWindowsにVMPlayerをインストールし、ATDEが起動するまでの手順を説明します。
インストールを始める前にインストールに必要なファイルやツールを用意します。
ATDEを使うために以下のものが必要です。
- ATDEイメージ
ATDEイメージ (atde3-[version]
.zip
) は、付属DVDの/atde/vmware
フォルダにあります。弊社ダウンロードサイトからも取得できます。
- VMPlayerのインストーラ
VMPlayerのインストーラ (VMware-Player-[version]
.bundle
) は、VMPlayerダウンロードサイトから取得できます。
以降のATDE構築例では、以下のバージョンのファイルを使用しています。
用意したatde3-[version].zip
を任意のフォルダに展開します。コンソールから以下のコマンドを実行してください。
VMPlayerのインストール手順を説明します。
ダウンロードしたVMware-Player-[version]
.bundleを実行します。コンソールから以下のコマンドを実行してください。
「Install」ボタンをクリックすると、インストールが開始されます。
インストールが終了すると、図3.4「セットアップウィザードの完了画面」 が表示されます。「Close」ボタンをクリックしてインストーラを終了させてください。
コンソールから以下のコマンドを実行してください。
ライセンス確認画面が表示されます。内容を確認し同意する場合には、「Accept」ボタンをクリックしてください。
VMPlayerが起動します。「Open a Virtual Machine」をダブルクリックしてください。
ファイルダイアログが開きます。「ATDEイメージの展開」で展開したatde3-[version]
フォルダにあるatde3.vmx
を指定してください。
仮想マシンのライブラリにatde3が登録されました。「Play virtual machine」をダブルクリックするとatde3の起動を開始します。
ログインユーザは、次の2種類が用意されています[]。ログイン画面を表示させたい場合は、「ATDE3に自動ログインするには」を参照してください。
表3.1 デフォルトのユーザ名とパスワード
ユーザ名 | パスワード | 権限 |
---|
atmark | atmark | 一般ユーザ |
root | root | 特権ユーザ |
以下のコマンドを入力するとアンインストールウィザードが表示されます。