この章ではWindowsにVMPlayerをインストールし、ATDEが起動するまでの手順を説明します。
インストールを始める前にインストールに必要なファイルやツールを用意します。
ATDEを使うために以下のものが必要です。
- ATDEイメージ
ATDEイメージ (atde2-[version]
.zip
) は、ATDEデータCD-ROM (以降「付属CD」と略記) の/vmware
フォルダにあります。弊社ダウンロードサイトからも取得できます。
- VMPlayerのインストーラ
VMPlayerのインストーラ (VMware-player-version
.exe
) は、VMPlayerダウンロードサイトから取得できます。
以降のATDE構築例では、以下のバージョンのファイルを使用しています。
用意したatde2.zip
を任意のフォルダに展開します。
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展開ソフトによっては展開に失敗する場合があります。WindowsXPの標準機能で正常に展開できることを確認しています。
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VMPlayerのインストール手順を説明します。
ダウンロードしたVMware-player.exe
を起動し、「Next」ボタンをクリックします。
インストールフォルダを指定し、「Next」ボタンをクリックします。
ショートカットを作成する場所を指定し、「Next」ボタンをクリックします。
「Install」ボタンをクリックすると、インストールが開始されます。
インストールが終了すると、図2.5「インストール完了画面」 が表示されます。「Finish」ボタンをクリックしてインストーラを終了してください。
インストールしたvmplayer.exe
を実行します。
ライセンス同意画面が表示されます。内容を確認し同意する場合には、「Yes, I accept the terms in the license agreement」にチェックし、「OK」ボタンをクリックしてください。
ファイルダイアログが開きます。「2.1.2.ATDEイメージの展開」で展開したatde2
フォルダにあるatde2.vmx
を指定してください。
ログインユーザは、次の2種類が用意されています。デフォルトの設定では、「atmark
」で自動ログイン[]します。
表2.1 デフォルトのユーザ名とパスワード
ユーザ名 | パスワード | 権限 |
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root | root | rootユーザ |
atmark | atmark | 一般ユーザ |
「スタートメニュー」の「コントロールパネル」にある「プログラムの追加と削除」からVMware Playerを選択し、「削除」ボタンをクリックしてください。
もしデータが必要ないのであれば、「2.1.2. ATDEイメージの展開」で展開したatde2
フォルダを削除してください。