第4章 その他の注意事項

4.1. 3Gモジュールの相互接続性試験について

3Gモジュール「Sierra Wireless製 HL8548」はドコモ相互接続性試験を完了しています。

しかし、2015年8月以前に出荷したArmadillo-IoTは、ドコモ相互接続性試験 未完了のファームウェアが書き込まれています。 ファームウェアをアップデートすることでドコモ相互接続性試験完了版となります。

表4.1 ドコモ相互接続性試験 完了状況

未完了ファームウェアバージョン完了ファームウェアバージョン
RHL85xx.5.5.14.0.201502091756.x6250_1RHL85xx.5.5.16.0.201505261641.x6250_2 以降

ドコモ相互接続性試験 未完了のファームウェアでドコモのネットワークを使用し、接続トラブルが発生した場合、技術サポートが得られないなどの制約があるため、アップデートを行うことを強く推奨いたします。

ファームウェアバージョンの確認方法、ファームウェアのアップデート方法は、Armadillo-IoT ゲートウェイ スタンダードモデル 製品マニュアル v2.3.0以降に記載されています。 Armadillo-IoT ドキュメント・ダウンロード ページを参照してください。

4.2. GPS対応モデルについて

リニューアルモデルでは、3GモジュールをGPS対応のもの(HL8548G)に載せ替えることで、GPSに対応することができます。現在、GPSの性能等の試験を実施しています。

3GモジュールはGPS対応のものと非対応のものとで実装排他となるため、GPS対応版は別型番(AG422-)となります。また、製造は受注生産となる見込みです。詳細については、弊社営業部までお問い合わせください。

4.3. Debianユーザーランドについて

Debian 7(wheezy)ベースのユーザーランドに対応しました。

Armadillo-IoT ドキュメント・ダウンロード ページからダウンロードが可能です。