- 破損しやすい箇所
基板間コネクタ、圧着コネクタ、アンテナ端子、microSDスロット、microSIMスロットは破損しやすい部品になっています。無理に力を加えて破損することのないよう十分注意してください。
- 設置時の注意事項
筐体には金属プレート部分があるため、安全な場所に危険のないように設置するか、もしくは金属プレートに付いているネジを使用し接地してください。
- 発熱に関する注意事項
標準筐体のブラケットは、筐体内部の熱を逃がす放熱板としての機能があるため内部温度上昇により高温になる場合があります。他の機器と重ねたり、付近に熱に弱い物体を近付けないでください。また、付近に他の熱>源がある場合には、ブラケットを通して熱が伝わり筐体内部が発熱する可能性があるため、他の熱源からは遠ざけるように設置してください。
- 本製品の改造
本製品に改造[]を行った場合は保証対象外となりますので十分ご注意ください。また、改造やコネクタ等の増設[]を行う場合は、作業前に必ず動作確認を行ってください。
- 電源投入時のコネクタ着脱
本製品や周辺回路に電源が入っている状態で、活線挿抜対応インターフェース(LAN、SD/SDIO、USB)以外へのコネクタやカードの着脱は、絶対に行わないでください。
- 静電気
本製品にはCMOSデバイスを使用しており、静電気により破壊されるおそれがあります。本製品を開封するときや、ケーブルを接続するときには、低湿度状態にならないよう注意し、静電防止用マットの使用、導電靴や人体アースなどによる作業者の帯電防止対策、備品の放電対策、静電気対策を施された環境下で行ってください。また、本製品を保管する際は、静電気を帯びやすいビニール袋やプラスチック容器などは避け、導電袋や導電性の容器・ラックなどに収納してください。
- ラッチアップ
電源および入出力からの過大なノイズやサージ、電源電圧の急激な変動等により、使用しているCMOSデバイスがラッチアップを起こす可能性があります。いったんラッチアップ状態となると、電源を切断しないかぎりこの状態が維持されるため、デバイスの破損につながることがあります。ノイズの影響を受けやすい入出力ラインには、保護回路を入れることや、ノイズ源となる装置と共通の電源を使用しない等の対策をとることをお勧めします。
- 衝撃
落下や衝撃などの強い振動を与えないでください。
- 清掃
シンナー、ベンジン、アルコールなどの溶剤を含む化学薬品や洗浄剤を使用して清掃を行わないでください。
- 使用場所の制限
テレビ・ラジオに近接する場所で使用すると、受信障害を招く恐れがあります。
- 電波に関する注意事項(2.4GHz帯無線)
2.4GHz帯の電波を使用する機能(無線LAN等)は、自動ドアなどの自動制御電子機器に影響が出る場合、すぐに使用を中止してください。
この無線機(WL1837MOD)は 2.4GHz 帯を使用します。全帯域を使用し、かつ移動体識別装置の帯域が回避可能です。変調方式として DS-SS および OFDM 方式を採用し、想定される与干渉距離は 40m 以下です。
この無線機(WL1837MOD)は 2.4GHz 帯を使用します。全帯域を使用し、かつ移動体識別装置の帯域が回避不可です。変調方式として FH-SS 方式を採用し、想定される与干渉距離は 40m 以下です。
- 電波に関する注意事項(5GHz帯無線)
この無線機(WL1837MOD)は5GHz帯を使用します。
W52、W53の屋外での利用は電波法により禁じられています。
W53、W56でのAPモードは、現在工事設計認証を受けていないため使用しないでください。
- 電波に関する注意事項(LTE)
この無線機(ELS31-J)はLTE通信を行います。
LTE通信機能は、心臓ペースメーカーや除細動器等の植込み型医療機器の近く(15cm程度以内)で使用しないでください。
- 外部バッテリーを取り付ける際の注意事項
RTCバックアップインターフェースに外部バッテリーを接続する際は、低消費電力モードに速やかに移行させるため、外部バッテリーを接続した直後に一度電源入力インターフェースから電源供給(100ミリ秒以上)を行ってください。
- 電気通信事業法に関する注意事項について
本製品のLANインターフェースを、電気通信事業者の通信回線(インターネットサービスプロバイダーが提供している通信網サービス等)に直接接続することはできません。接続する場合は、必ず電気通信事業法の認定を受けた端末設備(ルーター等)を経由して接続してください。