第8章 ビデオ

[警告]

開発ボードでは、ビデオ出力する場合は常にJP6をオープンに設定してください。

8.1. カーネル起動ログをビデオに出力

ジャンパにより起動モードを保守モードに設定し、再起動します。

図 8.1. 「コンソール指定(ビデオ)」のようにsetenvコマンドでコンソールを変更します。

hermit> setenv console=tty1

図 8.1. コンソール指定(ビデオ)


設定した後に通常と同じようにLinuxを起動するとカーネル起動ログはビデオに出力されます。

8.2. 解像度の変更

対応している解像度は、表 8.1. 「対応解像度一覧」に示すとおりです。

表 8.1. 対応解像度一覧

指定子色深度(bpp)解像度
CRT-VGA8/16640×480
CRT-SVGA8/16800×600

8.2.1. VGAに設定する

ジャンパにより起動モードを保守モードに設定し再起動します。

図 8.2. 「解像度の指定方法(VGA)」のようにコマンドを実行します。

hermit> setenv console=tty1 video=mxcfb:CRT-VGA,16bpp,enable

図 8.2. 解像度の指定方法(VGA)


設定した後に通常と同じようにLinuxを起動すると解像度が変更されます。

8.2.2. SVGAに設定する

ジャンパにより起動モードを保守モードに設定し再起動します。

図 8.3. 「解像度の指定方法(SVGA)」のようにコマンドを実行します。

hermit> setenv console=tty1 video=mxcfb:CRT-SVGA,16bpp,enable

図 8.3. 解像度の指定方法(SVGA)


設定した後に通常と同じようにLinuxを起動すると解像度が変更されてビデオに出力されます。