Armadillo-500 FXは、Freescale社製i.MX31 を搭載したCPUモジュールと、各種インターフェースのコントローラおよびコネクタを搭載したFXボードで構成されています。各基板の仕様を表 3.1. 「Armadillo-500 CPUモジュール仕様」、表 3.2. 「FXボード 仕様」に示します。
表 3.1. Armadillo-500 CPUモジュール仕様
| 型番 | A5027-U00C | | プロセッサ | Freescale i.MX31 | シリコンリビジョン | Rev.2.0 (Device Marking:M91E) | プロセッサ機能 |
| CPUクロック | 400MHz | 水晶発振器周波数 | CKIL：32.768kHz, CKIH：26MHz | | メモリ |
DDR SDRAM：128MByte (32bit幅)
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NOR Flash：32MByte (16bit幅)
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| | 基板間コネクタ | FX10A-140S/14-SV(ヒロセ電機)
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| | 電源電圧 | メモリ電圧：1.8V I/O電圧：1.8～3.1V | | コア電圧
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| 1.38～1.52V | | コア電圧絶対最大定格 | 1.65V | | 基板サイズ | 34 × 54 mm | | 重量 | 約10g | | 使用温度範囲 | 0～70℃ (ただし結露なきこと) |
表 3.2. FXボード 仕様
| イーサネット | 10BASE-T/100BASE-TX AUTO-MDIX 対応 | | シリアルインターフェース |
調歩同期式 (TTL レベル入出力)
4 チャンネル(UART×3, 1-Wire×1)
- UART1
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最大1.875Mbps, フロー制御ピン無し, 5 ピンコネクタ
- UART2
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最大1.875Mbps,フロー制御ピン有り(CTS,RTS,DTR,DSR,DCD,RI), 80ピン拡張コネクタ経由での利用
- UART5
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最大1.875Mbps,フロー制御ピン有り(CTS,RTS), 80 ピン拡張コネクタ経由での利用
同期式 (TTL レベル入出力)
2 チャンネル(SPI×1, I2C×1)
| | 汎用入出力 (GPIO) | 最大38 ビット (3V) | | USB | 3 チャンネル (USB2.0, Host) OTG: High Speed 対応, Type-A コネクタ HOST1: Full Speed 対応, 80 ピン拡張コネクタ経由での利用 HOST2: High Speed 対応, Low Profile SSD コネクタ | | SD/MMC | 2 スロット SDHC1: microSD スロット SDHC2: 80 ピン拡張コネクタ経由での利用 | | LCD I/F | コネクタ形状: 2mm ピッチ2 列40 ピン デジタルRGB 出力 (最大解像度800 × 600, 18bpp) | | キーパッドI/F | 5 x 6 マトリクス (最大30 キー) | | オーディオ | デジタルオーディオCODEC I/F×1 モノラルスピーカー出力 (8Ω1W)×1 ステレオヘッドホン出力×1 モノラルマイク入力×1 | | カレンダー時計 | RTC 専用IC 搭載 (バックアップ機能付, 外部バッテリー対応) | | カメラ I/F | 8bit パラレル入力(GPIO とマルチプレクス) | | 拡張 I/F | コネクタ形状: 2mm ピッチ2 列80 ピン | | LED | LED×2 | | JTAG I/F | コネクタ形状: 2mm ピッチ2 列14 ピン | | PWM 出力 | 1 チャンネル, 分解能8bit | | 基板コネクタ | FX10A-140P/14-SV (ヒロセ電機) | | 電源電圧 | システム電源：3.4V～5.25V 5V 電源:USB デバイス供給、スピーカー用 | | 消費電力 (Typ.) | 約2W (CPUモジュールとインターフェースボードの消費電力含む)[][] | | 基板サイズ | 62 × 100mm | | 重量 | 約40g | | 使用温度範囲 | 0～60℃ (ただし結露なきこと) |
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