製品化に向けて、ご使用されるArmadillo-400シリーズ基板を筐体などに取り付ける際に、基板からの放射ノイズを減らすための情報を以下に記載します。
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Armadillo-440あるいはArmadillo-460 と Armadillo-400 シリーズ LCD 拡張ボードを使用する場合に基板からの放射ノイズを減らすには、フレキシブルフラットケーブル(FFC)のみのGND 接続以外に、Armadillo-440あるいはArmadillo-460 とArmadillo-400 シリーズ LCD 拡張ボードの固定穴同士を太い導線で接続する、金属筐体と太い導線で接続する、金属筐体を接地するなど、GNDを強化すると効果的です。
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Armadillo-460 のPC/104 拡張バス互換モードと3.3V高速拡張バスモードでは、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラスAをクリアしています。Armadillo-460 の3.3V高速拡張バスモードではPC/104 拡張バス互換モードより大きな放射ノイズが基板から発生する可能性があります。3.3V高速拡張バスモードにおいてArmadillo-460基板からの放射ノイズを下げるには、SYSCLK、アドレス線およびデータ線のうち未使用の信号線とGNDの間に終端抵抗を適宜接続すると効果的です。
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Armadillo-440 およびArmadillo-460 のLCD インターフェースに接続する拡張ボードを新規に設計される場合、以下の点にご注意ください。
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オーディオアンプのような電力が大きく変動するデバイスを拡張ボードに搭載する場合、フレキシブルフラットケーブル(FFC)のみのGND 接続で
は拡張ボードから強い放射ノイズが発生する可能性があります。放射ノイズを減らすには、Armadillo-440 あるいはArmadillo-460 の固定穴と拡張ボードのGND を金属板や太い導線を用いて接続する、金属筐体を接地するなど、拡張ボードのGND 強化をお勧めします。
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製品化に向けて、ご使用されるArmadillo-400シリーズ基板を筐体などに取り付ける際に、ESD耐性を向上させるための情報を以下に記載します。
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Armadillo-400シリーズ基板のESD耐性を向上させるには、Armadillo-400シリーズ基板のGNDを金属筐体に太い導線で接続する、金属筐体を接地するなど、GNDを強化すると効果的です。
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Armadillo-440あるいはArmadillo-460 とArmadillo-400シリーズLCD 拡張ボードを使用する場合にESD耐性を向上させるには、フレキシブルフラットケーブル(FFC)のみのGND 接続以外に、Armadillo-440あるいはArmadillo-460の基板とArmadillo-400シリーズLCD拡張ボードの固定穴同士を太い導線で接続する、金属筐体に太い導線で接続する、金属筐体を接地するなど、GNDを強化すると効果的です。
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Armadillo-460 と通信対向機をArmadillo-460に付属するD-sub9/10ピンシリアル変換ケーブル経由で接続すると、ESD耐性は接触:±2kV (JIS C 61000-4-2 : Level 1)をクリアしない可能性があります。ESD耐性を向上させるには、D-sub9/10ピンシリアル変換ケーブルのGNDをArmadillo-460のGNDに太い導線で接続することで、接触:±4kV (JIS C 61000-4-2 : Level 2)をクリアすることが期待できます。
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Armadillo-460 の拡張バスインターフェースに接続する拡張ボードを新規に設計される場合、以下の点にご注意ください。
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Armadillo-460 の拡張バスインターフェースに拡張ボードを接続した形状では、ESD耐性は接触:±2kV ( JIS C 61000-4-2 : Level 1)をクリアします。さらにESD耐性を向上させるには、拡張ボードの固定穴がGNDとなるように設計し、Armadillo-460 と拡張ボードの固定穴同士を太い導線で接続することで、接触:±4kV(JIS C 61000-4-2 : Level 2) をクリアすることが期待できます。
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Armadillo-400 シリーズを組み込んだ機器、またはArmadillo-400 シリーズとLANケーブル等で接続された機器を屋外に設置する場合には、以下の点にご注意ください。
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Armadillo-400 シリーズに接続されたケーブルが屋外に露出するような設置環境では、ケーブルに侵入した雷サージ等のストレスによりインターフェース回路が破壊される場合があります。ストレスへの耐性を向上させるには、Armadillo-400 シリーズと通信対向機同士のGND接続を強化することおよびシールド付のケーブルを使用することが効果的です。
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