このたびはArmadillo-240 をお買い求めいただき、ありがとうございます。
Armadillo-240 はイーサネットとVGA出力端子、シリアルインターフェース、USBホスト機能、及び汎用I/Oインターフェースを持つ超小型ネットワークコンピュータです。ご購入頂いたそのままの状態で、USBポートに接続したUSBメモリ[]の内容を、内蔵のWEBサーバで公開する機能を搭載しています。
標準OS(オペレーティングシステム)にLinux を搭載していますので、フラッシュメモリの内容を書き換えることで、Linux の豊富なソフトウェア資産を利用することができます。また、C などのプログラミング言語を使用して、オリジナルのプログラムを作成し動作させることが可能です。
本マニュアルには、ご購入時の状態のArmadillo-240 で利用できる各種機能の利用方法が記載されています。Armadillo-240 をカスタマイズしてご利用される場合は、「Armadillo-200 シリーズソフトウェアマニュアル」を参照してください。
利用できる機能は、以下のとおりです。
- PC からWEB ブラウザで簡単設定
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ネットワークに接続されたPC のWEB ブラウザで、ネットワーク設定などの変更やファームウェアのアップデートなどを行うことができます。
- USB メモリ内データWEB 公開機能
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Armadillo-240 のUSB ポートに接続したUSB メモリ内の画像データを、WEB ブラウザから見ることができます。
- USB メモリ内画像VGA 表示機能
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Armadillo-240 のUSB ポートに接続したUSB メモリ内の画像データを、VGA コネクタに接続したモニタに表示することができます。
- SSH(Secure Shell)機能
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SSH プロトコルを利用して、ネットワーク接続されたPC からArmadillo-240 のコンソールにログインすることができます。
以降、本書では他のArmadilloシリーズにも共通する記述については、製品名をArmadilloと表記します。