この章ではWindowsにVMPlayerをインストールし、ATDEが起動するまでの手順を説明します。
インストールを始める前にインストールに必要なファイルやツールを用意します。
ATDEを使うために以下のものが必要です。
- ATDEイメージ
ATDEイメージ (atde3-[version]
.zip
) は、付属DVDの/atde/vmware
フォルダにあります。弊社ダウンロードサイトからも取得できます。
- VMPlayerのインストーラ
VMPlayerのインストーラ (VMware-player-[version]
.exe
) は、VMPlayerダウンロードサイトから取得できます。
以降のATDE構築例では、以下のバージョンのファイルを使用しています。
用意したatde3-[version].zip
を任意のフォルダに展開します。
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展開ソフトによっては展開に失敗する場合があります。WindowsXPの標準機能で正常に展開できることを確認しています。
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VMPlayerのインストール手順を説明します。
ダウンロードしたVMware-player-[version].exe
を起動し、「次へ」ボタンをクリックします。
インストールフォルダを指定し、「次へ」ボタンをクリックします。
ショートカットを作成する場所を指定し、「次へ」ボタンをクリックします。
「続行」ボタンをクリックすると、インストールが開始されます。
インストールが終了すると、図2.5「セットアップウィザードの完了画面」 が表示されます。「今すぐ再起動」ボタンをクリックして再起動してください。
インストールしたvmplayer.exe
を実行します。
ライセンス確認画面が表示されます。内容を確認し同意する場合には、「使用許諾契約の条項に同意します」にチェックし、「OK」ボタンをクリックしてください。
VMPlayerが起動します。「仮想マシンを開く」をダブルクリックしてください。
ファイルダイアログが開きます。「ATDEイメージの展開」で展開したatde3-[version]
フォルダにあるatde3.vmx
を指定してください。
仮想マシンのライブラリにatde3が登録されました。「仮想マシンの再生」をダブルクリックするとatde3の起動を開始します。
ログインユーザは、次の2種類が用意されています[]。ログイン画面を表示させたい場合は、「ATDE3に自動ログインするには」を参照してください。
表2.1 デフォルトのユーザ名とパスワード
ユーザ名 | パスワード | 権限 |
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atmark | atmark | 一般ユーザ |
root | root | 特権ユーザ |
「スタートメニュー」の「コントロールパネル」にある「プログラムの追加と削除」からVMware Playerを選択し、「変更と削除」ボタンをクリックして削除してください。