第18章 アドオンモジュール

本章では、Armadillo-IoTゲートウェイのアドオンモジュールについて説明します。アドオンモジュールのラインアップは表18.1「Armadillo-IoTゲートウェイ アドオンモジュール」のとおりです。


[ティップ]

アドオンモジュールの回路図/部品表、DXF形式の基板形状図を「アットマークテクノ ユーザーズサイト」から「購入者向けの限定公開データ」としてダウンロード可能です。

18.1. Armadillo-IoT RS232Cアドオンモジュール RS00

18.1.1. 概要

Armadillo-IoT RS232Cアドオンモジュール RS00(以降、RS232Cアドオンモジュールと記載します)は、RS232Cレベルのシリアルを1ポート追加することができます。また、ベースボードのアドオンインターフェース(CON1、CON2)に実装されている0.5mmピッチのコネクタを2.54ピッチに変換するテストインターフェースを備えています。

RS232Cアドオンモジュールの仕様は次のとおりです。

表18.2 RS232Cアドオンモジュールの仕様

シリアル(UART)

Texas Instruments製MAX3243E搭載

最大データ転送レート: 250kbps

フロー制御ピンあり(CTS、RTS、DTR、DSR、DCD、RI)

電源電圧DC 3.3V±5%
使用温度範囲-20℃~70℃
基板サイズ40 x 60mm(突起部を除く)

18.1.2. ブロック図

RS232Cアドオンモジュールのブロック図は次のとおりです。

RS232Cアドオンモジュール ブロック図

図18.1 RS232Cアドオンモジュール ブロック図


18.1.3. インターフェース仕様

RS232Cアドオンモジュールのインターフェース仕様について説明します。

18.1.3.1. RS232Cアドオンモジュール インターフェースレイアウト

RS232Cアドオンモジュール インターフェースレイアウト

図18.2 RS232Cアドオンモジュール インターフェースレイアウト


表18.3 搭載コネクタ、スイッチ型番一覧[31]

部品番号インターフェース名型番メーカー
CON1アドオンインターフェースDF17(4.0)-60DP-0.5V(57)HIROSE ELECTRIC
CON2シリアル(UART)インターフェースXM2C-0942-132LOMRON
CON3テストインターフェースA1-30PA-2.54DSA(71)HIROSE ELECTRIC
CON4テストインターフェース

[31] 色のついたセルの部品は実装していません。実装例を記載しています。


[警告]

CON3、CON4は開発用途でご使用ください。

18.1.3.2. CON1 アドオンインターフェース

CON1はベースボードのアドオンインターフェース(CON1、CON2)との接続コネクタです。

  • 許容電流: 0.3A(端子1本あたり)

表18.4 CON1 信号配列

ピン番号ピン名I/O説明
1GNDPower電源(GND)
2GNDPower電源(GND)
3ADDIO3In/Out拡張入出力、CON3の3ピンに接続
4ADDIO4In/Out拡張入出力、CON3の4ピンに接続
5ADDIO5In/Out拡張入出力、CON3の5ピンに接続
6ADDIO6In/Out拡張入出力、CON3の6ピンに接続
7ADDIO7In/Out拡張入出力、CON3の7ピンに接続
8ADDIO8In/Out拡張入出力、CON3の8ピンに接続
9ADDIO9In/Out拡張入出力、CON3の9ピンに接続
10ADDIO10In/Out拡張入出力、CON3の10ピンに接続
11ADDIO11In/Out拡張入出力、CON3の11ピンに接続
12ADDIO12In/Out拡張入出力、CON3の12ピンに接続
13ADDIO13In/Out拡張入出力、CON3の13ピンに接続
14ADDIO14In/Out拡張入出力、CON3の14ピンに接続
15ADDIO15In/Out拡張入出力、CON3の15ピンに接続
16ADDIO16In/Out拡張入出力、CON3の16ピンに接続
17ADDIO17In/Out拡張入出力、CON3の17ピンに接続
18ADDIO18In/Out拡張入出力、CON3の18ピンに接続
19ADDIO19In/Out拡張入出力、CON3の19ピンに接続
20ADDIO20In/Out拡張入出力、CON3の20ピン、EEPROMのSCLピンに接続
21ADDIO21In/Out拡張入出力、CON3の21ピン、EEPROMのSDAピンに接続
22ADDIO22In/Out拡張入出力、CON3の22ピンに接続
23ADDIO23In/Out拡張入出力、CON3の23ピンに接続
24ADDIO24In/Out拡張入出力、CON3の24ピンに接続
25ADDIO25In/Out拡張入出力、CON3の25ピンに接続
26GNDPower電源(GND)
27GNDPower電源(GND)
28+3.3V_IOPower電源(+3.3V_IO)
29+3.3VPower電源(+3.3V)
30+5VPower電源(+5V)
31DETECTInEEPROMのアドレスピン、CON4の31ピンに接続
32ADDIO32In/Out拡張入出力、CON4の32ピンに接続
33ADDIO33In/Out拡張入出力、CON4の33ピンに接続
34ADDIO34In/Out拡張入出力、CON4の34ピンに接続
35ADDIO35In/Out拡張入出力、CON4の35ピンに接続
36ADDIO36In/Out拡張入出力、CON4の36ピンに接続
37ADDIO37In/Out拡張入出力、CON4の37ピンに接続
38ADDIO38In/Out

送信要求

CON4の38ピン、レベル変換ICを経由してCON2の7ピンに接続

39ADDIO39In/Out

送信可能

CON4の39ピン、レベル変換ICを経由してCON2の8ピンに接続

40ADDIO40In/Out

送信データ

CON4の40ピン、レベル変換ICを経由してCON2の3ピンに接続

41ADDIO41In/Out

受信データ

CON4の41ピン、レベル変換ICを経由してCON2の2ピンに接続

42ADDIO42In/Out拡張入出力、CON4の42ピンに接続
43ADDIO43In/Out拡張入出力、CON4の43ピンに接続
44ADDIO44In/Out拡張入出力、CON4の44ピンに接続
45ADDIO45In/Out拡張入出力、CON4の45ピンに接続
46ADDIO46In/Out

被呼表示

CON4の46ピン、レベル変換ICを経由してCON2の9ピンに接続

47ADDIO47In/Out

キャリア検出

CON4の47ピン、レベル変換ICを経由してCON2の1ピンに接続

48ADDIO48In/Out

データセットレディ

CON4の48ピン、レベル変換ICを経由してCON2の6ピンに接続

49ADDIO49In/Out

データ端末レディ

CON4の49ピン、レベル変換ICを経由してCON2の4ピンに接続

50ADDIO50In/Out拡張入出力、CON4の50ピンに接続
51ADDIO51In/Out拡張入出力、CON4の51ピンに接続
52ADDIO52In/Out拡張入出力、CON4の52ピンに接続
53ADDIO53In/Out拡張入出力、CON4の53ピンに接続
54GNDPower電源(GND)
55PMIC_ONOFFOutパワーマネジメントICのON/OFF用信号、CON4の55ピンに接続
56USB_VBUSPowerUSB電源、CON4の56ピンに接続
57USB_VBUSPowerUSB電源、CON4の57ピンに接続
58GNDPower電源(GND)
59EXT_USB_HS_DPIn/OutUSBプラス側信号、CON4の59ピンに接続
60EXT_USB_HS_DMIn/OutUSBマイナス側信号、CON4の60ピンに接続

[ティップ]

抵抗を取り外すことにより、RS232Cレベル変換IC、EEPROMへの配線を切り離すことが可能です。詳細につきましては、回路図をご参照ください。

18.1.3.3. CON2 シリアルインターフェース

CON2は非同期(調歩同期)シリアルインターフェースです。

  • 信号入出力レベル: RS232Cレベル

  • 最大データ転送レート: 250kbps

  • フロー制御: CTS、RTS、DTR、DSR、DCD、RI

表18.5 CON2 信号配列

ピン番号信号名I/O機能
1DCDInキャリア検出、レベル変換ICを経由してCON1の47ピンに接続
2RXDIn受信データ、レベル変換ICを経由してCON1の41ピンに接続
3TXDOut送信データ、レベル変換ICを経由してCON1の40ピンに接続
4DTROutデータ端末レディ、レベル変換ICを経由してCON1の49ピンに接続
5GNDPower電源(GND)
6DSRInデータセットレディ、レベル変換ICを経由してCON1の48ピンに接続
7RTSOut送信要求、レベル変換ICを経由してCON1の38ピンに接続
8CTSIn送信可能、レベル変換ICを経由してCON1の39ピンに接続
9RIIn被呼表示、レベル変換ICを経由してCON1の46ピンに接続

18.1.3.4. CON3 テストインターフェース

CON3はベースボードのアドオンインターフェースに接続されている信号線を確認するための、テスト用インターフェースです。アドオンインターフェースの信号線がスルーで接続されています。

表18.6 CON3 信号配列

ピン番号ピン名I/O説明
1GNDPower電源(GND)
2GNDPower電源(GND)
3ADDIO3In/OutCON1の3ピンに接続
4ADDIO4In/OutCON1の4ピンに接続
5ADDIO5In/OutCON1の5ピンに接続
6ADDIO6In/OutCON1の6ピンに接続
7ADDIO7In/OutCON1の7ピンに接続
8ADDIO8In/OutCON1の8ピンに接続
9ADDIO9In/OutCON1の9ピンに接続
10ADDIO10In/OutCON1の10ピンに接続
11ADDIO11In/OutCON1の11ピンに接続
12ADDIO12In/OutCON1の12ピンに接続
13ADDIO13In/OutCON1の13ピンに接続
14ADDIO14In/OutCON1の14ピンに接続
15ADDIO15In/OutCON1の15ピンに接続
16ADDIO16In/OutCON1の16ピンに接続
17ADDIO17In/OutCON1の17ピンに接続
18ADDIO18In/OutCON1の18ピンに接続
19ADDIO19In/OutCON1の19ピンに接続
20ADDIO20In/OutCON1の20ピンに接続
21ADDIO21In/OutCON1の21ピンに接続
22ADDIO22In/OutCON1の22ピンに接続
23ADDIO23In/OutCON1の23ピンに接続
24ADDIO24In/OutCON1の24ピンに接続
25ADDIO25In/OutCON1の25ピンに接続
26GNDPower電源(GND)
27GNDPower電源(GND)
28+3.3V_IOPower電源(+3.3V_IO)
29+3.3VPower電源(+3.3V)
30+5VPower電源(+5V)

18.1.3.5. CON4 テストインターフェース

CON4はベースボードのアドオンインターフェースに接続されている信号線を確認するための、テスト用インターフェースです。アドオンインターフェースの信号線がスルーで接続されています。

表18.7 CON4 信号配列

ピン番号ピン名I/O説明
31DETECTInCON1の31ピンに接続
32ADDIO32In/OutCON1の32ピンに接続
33ADDIO33In/OutCON1の33ピンに接続
34ADDIO34In/OutCON1の34ピンに接続
35ADDIO35In/OutCON1の35ピンに接続
36ADDIO36In/OutCON1の36ピンに接続
37ADDIO37In/OutCON1の37ピンに接続
38ADDIIO38In/OutCON1の38ピンに接続
39ADDIO39In/OutCON1の39ピンに接続
40ADDIO40In/OutCON1の40ピンに接続
41ADDIO41In/OutCON1の41ピンに接続
42ADDIO42In/OutCON1の42ピンに接続
43ADDIO43In/OutCON1の43ピンに接続
44ADDIO44In/OutCON1の44ピンに接続
45ADDIO45In/OutCON1の45ピンに接続
46ADDIO46In/OutCON1の46ピンに接続
47ADDIO47In/OutCON1の47ピンに接続
48ADDIO48In/OutCON1の48ピンに接続
49ADDIO49In/OutCON1の49ピンに接続
50ADDIO50In/OutCON1の50ピンに接続
51ADDIO51In/OutCON1の51ピンに接続
52ADDIO50In/OutCON1の52ピンに接続
53ADDIO53In/OutCON1の53ピンに接続
54GNDPower電源(GND)
55PMIC_ONOFFOutCON1の55ピンに接続
56USB_VBUSPowerCON1の56ピンに接続
57USB_VBUSPowerCON1の57ピンに接続
58GNDPower電源(GND)
59EXT_USB_HS_DPIn/OutCON1の59ピンに接続
60EXT_USB_HS_DMIn/OutCON1の60ピンに接続

18.1.4. 基板形状図

RS232Cアドオンモジュール基板形状
[Unit : mm]

図18.3 RS232Cアドオンモジュール基板形状


18.2. Armadillo-IoT 絶縁RS232C/422/485アドオンモジュール RS01

18.2.1. 概要

Armadillo-IoT 絶縁RS232C/422/485アドオンモジュール RS01(以降、絶縁シリアルアドオンモジュールと記載します)は、電気的に絶縁されたRS232C/RS422/RS485のシリアルインターフェースを1ポート追加することができます。

絶縁シリアルアドオンモジュールの仕様は次のとおりです。

表18.8 絶縁シリアルアドオンモジュールの仕様

シリアル(UART)

Exar製XR3160E搭載

RS232C/RS422/RS485 x 1

最大データ転送レート: 1Mbps

スイッチ

RS232C/RS422/RS485切替用ディップスイッチ

絶縁耐圧

2kV

電源電圧DC 3.3V±5%
使用温度範囲-20℃~70℃
基板サイズ40 x 60mm(突起部を除く)

18.2.2. ブロック図

絶縁シリアルアドオンモジュールのブロック図は次のとおりです。

絶縁シリアルアドオンモジュール ブロック図

図18.4 絶縁シリアルアドオンモジュール ブロック図


18.2.3. インターフェース仕様

絶縁シリアルアドオンモジュールのインターフェース仕様について説明します。

18.2.3.1. インターフェースレイアウト

絶縁シリアルアドオンモジュール インターフェースレイアウト

図18.5 絶縁シリアルアドオンモジュール インターフェースレイアウト


表18.9 搭載コネクタ、スイッチ型番一覧

部品番号インターフェース名型番メーカー
CON1アドオンインターフェースDF17(4.0)-60DP-0.5V(57)HIROSE ELECTRIC
CON2シリアル(UART)インターフェースXM2C-0942-132LOMRON
SW1設定スイッチA6ER-3104OMRON

[ティップ]

絶縁シリアルアドオンモジュールの固定穴(TH6、TH7)のPAD部分はGNDに接続されています。固定穴(TH8、TH9)はキリ穴でGNDに接続されていません。

D-Subコネクタ(CON2)の金属フレームはGND_ISOに接続されています。

絶縁シリアルアドオンモジュールの固定穴

図18.6 絶縁シリアルアドオンモジュールの固定穴


18.2.3.2. CON1 アドオンインターフェース

CON1はベースボードのアドオンインターフェース(CON1、CON2)との接続コネクタです。

  • 許容電流: 0.3A(端子1本あたり)

表18.10 CON1 信号配列

ピン番号ピン名I/O説明
1GNDPower電源(GND)
2GNDPower電源(GND)
3NC-未接続
4NC-未接続
5NC-未接続
6NC-未接続
7NC-未接続
8NC-未接続
9NC-未接続
10NC-未接続
11NC-未接続
12NC-未接続
13NC-未接続
14NC-未接続
15NC-未接続
16NC-未接続
17NC-未接続
18NC-未接続
19NC-未接続
20EEPROM_SCLIn/Out

EEPROMのSCLピンに接続

21EEPROM_SDAIn/Out

EEPROMのSDAピンに接続

22NC-未接続
23NC-未接続
24NC-未接続
25NC-未接続
26GNDPower電源(GND)
27GNDPower電源(GND)
28+3.3V_IOPower電源(+3.3V_IO)
29NC-未接続
30NC-未接続
31DETECTInEEPROMのアドレスピンに接続
32GPIO0In

半二重/全二重通信の切替信号入力

(Low: 半二重、High: 全二重)

33NC-未接続
34NC-未接続
35NC-未接続
36NC-未接続
37NC-未接続
38UART_RTSInデジタルアイソレータを経由してRS232C/422/485トランシーバに接続
39UART_CTSOutデジタルアイソレータを経由してRS232C/422/485トランシーバに接続
40UART_TXDInデジタルアイソレータを経由してRS232C/422/485トランシーバに接続
41UART_RXDOutデジタルアイソレータを経由してRS232C/422/485トランシーバに接続
42GPIO2Out

RS232C、RS422/RS485の切替信号出力、フォトカプラを経由してSW1に接続

(Low: RS232C、High: RS422/RS485)

43GPIO3Inデジタルアイソレータのイネーブルピンに接続
44NC-未接続
45NC-未接続
46NC-未接続
47NC-未接続
48NC-未接続
49NC-未接続
50NC-未接続
51NC-未接続
52NC-未接続
53NC-未接続
54GNDPower電源(GND)
55NC-未接続
56NC-未接続
57NC-未接続
58GNDPower電源(GND)
59NC-未接続
60NC-未接続

18.2.3.3. CON2 シリアルインターフェース

CON2は電気的に絶縁されたシリアルインターフェースです。設定スイッチ(SW1)でRS232CとRS422/RS485の切替が可能です。

  • 最大データ転送レート: 1Mbps

  • フロー制御: CTS、RTS(RS232C)

  • 通信方式: 半二重、全二重(RS422/RS485)

SW1.1をONにするとRS232Cに設定されます。信号配列は次のとおりです。

表18.11 CON2 信号配列(RS232Cに設定時)

ピン番号信号名I/O機能
1NC-未接続
2RXDIn

受信データ

RS232C/422/485トランシーバ、デジタルアイソレータを経由してCON1の41ピンに接続

3TXDOut

送信データ

RS232C/422/485トランシーバ、デジタルアイソレータを経由してCON1の40ピンに接続

4NC-未接続
5GND_ISOPower電源(GND_ISO)
6NC-未接続
7RTSOut

送信要求

RS232C/422/485トランシーバ、デジタルアイソレータを経由してCON1の38ピンに接続

8CTSIn

送信可能

RS232C/422/485トランシーバ、デジタルアイソレータを経由してCON1の39ピンに接続

9NC-未接続

SW1.1をOFFにするとRS422/RS485に設定されます。半二重/全二重の切替はGPIOで行います。

RS422/RS485 全二重に設定時の接続は次のとおりです。

RS422/RS485 全二重に設定時の接続

図18.7 RS422/RS485 全二重に設定時の接続


表18.12 CON2 信号配列(RS422/RS485 全二重に設定時)

ピン番号信号名I/O機能
1NC-未接続
2RX+In

受信データ(+)

RS232C/422/485トランシーバのAピンに接続

3TX-Out

送信データ(-)

RS232C/422/485トランシーバのZピンに接続

4NC-未接続
5GND_ISOPower電源(GND_ISO)
6NC-未接続
7TX+Out

送信データ(+)

RS232C/422/485トランシーバのYピンに接続

8RX-In

受信データ(-)

RS232C/422/485トランシーバのBピンに接続

9NC-未接続

RS422/RS485 半二重に設定時の接続は次のとおりです。

RS422/RS485 半二重に設定時の接続

図18.8 RS422/RS485 半二重に設定時の接続


表18.13 CON2 信号配列(RS422/RS485 半二重に設定時)

ピン番号信号名I/O機能
1NC-未接続
2Reserved-未接続
3DATA-In/Out

送受信データ(-)

RS232C/422/485トランシーバのB/Zピンに接続

4NC-未接続
5GND_ISOPower電源(GND_ISO)
6NC-未接続
7DATA+In/Out

送受信データ(+)

RS232C/422/485トランシーバのA/Yピンに接続

8Reserved-未接続
9NC-未接続

18.2.3.4. SW1 設定スイッチ

SW1はRS232CとRS422/RS485の切替、終端抵抗(120Ω)のON/OFFを行うためのディップスイッチです。

表18.14 SW1 機能

SW1ONOFF
1RS232CRS422/RS485
2TX 終端抵抗(120Ω) ONTX 終端抵抗(120Ω) OFF
3RX 終端抵抗(120Ω) ONRX 終端抵抗(120Ω) OFF

[警告]

設定スイッチ(SW1)は電源を切断した状態で操作してください。

[警告]

RS232Cで使用する場合、終端抵抗(120Ω)は必ずOFFにしてください。

[ティップ]

終端はRS422/RS485の信号線の最遠端で行います。Armadillo-IoTが最遠端になる場合は終端抵抗をONにしてください。

18.2.4. 基板形状図

絶縁シリアルアドオンモジュール基板形状
[Unit : mm]

図18.9 絶縁シリアルアドオンモジュール基板形状


18.2.5. 使用方法

絶縁シリアルアドオンモジュールのシリアルインターフェース(CON2)は、設定スイッチ(SW1)でRS232CとRS422/RS485の切替が可能です。

RS232Cで使用する場合

シリアルインターフェース(CON2)をRS232Cで使用する場合は、SW1.1をONにします。

RS232Cで使用する場合の設定スイッチ(SW1)の状態

図18.10 RS232Cで使用する場合の設定スイッチ(SW1)の状態


RS232Cで使用する場合の、外部機器との接続例は次のとおりです。

外部機器との接続例(RS232Cで使用する場合)

図18.11 外部機器との接続例(RS232Cで使用する場合)


RS422/RS485で使用する場合

シリアルインターフェース(CON2)をRS422/RS485で使用する場合は、SW1.1をOFFにします。

RS422/RS485で使用する場合の設定スイッチ(SW1)の状態

図18.12 RS422/RS485で使用する場合の設定スイッチ(SW1)の状態


半二重と全二重の切替はアドオンインターフェース(CON1)の32ピンから行います。Lowレベルを入力することで半二重、Highレベルを入力することで全二重に設定されます。

表18.15 半二重と全二重の切替

入力レベル通信方式
Low半二重
High全二重

RS422/RS485 半二重で使用する場合の、外部機器との接続例は次のとおりです。

外部機器との接続例(RS422/RS485 半二重で使用する場合)

図18.13 外部機器との接続例(RS422/RS485 半二重で使用する場合)


RS422/RS485 全二重で使用する場合の、外部機器との接続例は次のとおりです。

外部機器との接続例(RS422/RS485 全二重で使用する場合)

図18.14 外部機器との接続例(RS422/RS485 全二重で使用する場合)


ESD/雷サージ

[ティップ]

接続ケーブルが屋外に露出するような設置環境では、ケーブルに侵入した雷サージ等のストレスによりインターフェース回路が破壊される場合があります。ストレスへの耐性を向上させるには、シールド付きケーブルを使用すること、GND_ISO(D-Subコネクタの金属フレーム)とアース間にアレスタ、バリスタ等の保護素子を接続することが効果的です。

保護素子の接続例

図18.15 保護素子の接続例


[警告]

シリアルインターフェース(CON2)の5ピン(GND_ISO)とD-Subコネクタの金属フレームは基板上で接続されており、切り離すことはできません。

[警告]

信号品質の低下、故障を防ぐため、配線、接地などの設置環境に十分にご配慮ください。

18.3. Armadillo-IoT 絶縁RS485アドオンモジュール RS02

18.3.1. 概要

Armadillo-IoT 絶縁RS485アドオンモジュール RS02(以降、絶縁RS485アドオンモジュールと記載します)は、電気的に絶縁されたRS422/RS485のシリアルインターフェースを1ポート追加することができます。

絶縁RS485アドオンモジュールの仕様は次のとおりです。

表18.16 絶縁RS485アドオンモジュールの仕様

シリアル(UART)

Texas Instruments製ISO3086T搭載

RS422/RS485 x 1

最大データ転送レート: 4Mbps[a]

スイッチ設定用ディップスイッチ
絶縁耐圧2kV
電源電圧DC 3.3V±5%
使用温度範囲-20℃~70℃
基板サイズ40 x 63mm(突起部を除く)

[a] 1Mbps以上の転送レートで大量のデータを受信した場合、データを取得できない場合があります。


18.3.2. ブロック図

絶縁RS485アドオンモジュールのブロック図は次のとおりです。

絶縁RS485アドオンモジュール ブロック図

図18.16 絶縁RS485アドオンモジュール ブロック図


18.3.3. インターフェース仕様

絶縁RS485アドオンモジュールのインターフェース仕様について説明します。

18.3.3.1. インターフェースレイアウト

絶縁RS485アドオンモジュール インターフェースレイアウト

図18.17 絶縁RS485アドオンモジュール インターフェースレイアウト


表18.17 搭載コネクタ、スイッチ型番一覧

部品番号インターフェース名型番メーカー
CON1アドオンインターフェースDF17(4.0)-60DP-0.5V(57)HIROSE ELECTRIC
CON2シリアル(UART)インターフェースXW4C-06D1-H1OMRON
SW1設定スイッチA6ER-4104OMRON

[ティップ]

絶縁RS485アドオンモジュールの固定穴(TH7、TH8)のPAD部分はGNDに接続されています。固定穴(TH9、TH10)はキリ穴でGNDに接続されていません。

絶縁RS485アドオンモジュールの固定穴

図18.18 絶縁RS485アドオンモジュールの固定穴


18.3.3.2. CON1 アドオンインターフェース

CON1はベースボードのアドオンインターフェース(CON1、CON2)との接続コネクタです。

  • 許容電流: 0.3A(端子1本あたり)

表18.18 CON1 信号配列

ピン番号ピン名I/O説明
1GNDPower電源(GND)
2GNDPower電源(GND)
3NC-未接続
4NC-未接続
5NC-未接続
6NC-未接続
7NC-未接続
8NC-未接続
9NC-未接続
10NC-未接続
11NC-未接続
12NC-未接続
13NC-未接続
14NC-未接続
15NC-未接続
16NC-未接続
17NC-未接続
18NC-未接続
19NC-未接続
20EEPROM_SCLIn/Out

EEPROMのSCLピンに接続

21EEPROM_SDAIn/Out

EEPROMのSDAピンに接続

22NC-未接続
23NC-未接続
24NC-未接続
25NC-未接続
26GNDPower電源(GND)
27GNDPower電源(GND)
28+3.3V_IOPower電源(+3.3V_IO)
29NC-未接続
30NC-未接続
31DETECTInEEPROMのアドレスピンに接続
32RS485_DEInRS485トランシーバのDEピンに接続
33RS485_RE_NInRS485トランシーバのRE_Nピンに接続
34NC-未接続
35NC-未接続
36NC-未接続
37NC-未接続
38NC-未接続
39NC-未接続
40UART_TXDInRS485トランシーバのDピンに接続
41UART_RXDOutRS485トランシーバのRピンに接続
42NC-未接続
43NC-未接続
44NC-未接続
45NC-未接続
46NC-未接続
47NC-未接続
48NC-未接続
49NC-未接続
50NC-未接続
51NC-未接続
52NC-未接続
53NC-未接続
54GNDPower電源(GND)
55NC-未接続
56NC-未接続
57NC-未接続
58GNDPower電源(GND)
59NC-未接続
60NC-未接続

18.3.3.3. CON2 シリアルインターフェース

CON2は電気的に絶縁されたシリアルインターフェースです。設定スイッチ(SW1)で半二重/全二重の切替、終端抵抗のON/OFFが可能です。

  • 最大データ転送レート: 4Mbps[32]

  • 通信方式: 半二重、全二重

RS485トランシーバ周辺回路

図18.19 RS485トランシーバ周辺回路


SW1.1、SW1.2をONにすると半二重に設定されます。

表18.19 CON2 信号配列(半二重に設定時)

ピン番号信号名I/O機能
1GND_ISOPower電源(GND_ISO)
2(Data-)In/Out

送受信データ(-)、CON2の5ピンと共通

RS485トランシーバのBピン、Zピンに接続

3(Data+)In/Out

送受信データ(+)、CON2の6ピンと共通

RS485トランシーバのAピン、Yピンに接続

4GND_ISOPower電源(GND_ISO)
5Data-In/Out

送受信データ(-)、CON2の2ピンと共通

RS485トランシーバのBピン、Zピンに接続

6Data+In/Out

送受信データ(+)、CON2の3ピンと共通

RS485トランシーバのAピン、Yピンに接続


SW1.1、SW1.2をOFFにすると全二重に設定されます。

表18.20 CON2 信号配列(全二重に設定時)

ピン番号信号名I/O機能
1GND_ISOPower電源(GND_ISO)
2RX-In

受信データ(-)

RS485トランシーバのBピンに接続

3RX+In

受信データ(+)

RS485トランシーバのAピンに接続

4GND_ISOPower電源(GND_ISO)
5TX-Out

送信データ(-)

RS485トランシーバのZピンに接続

6TX+Out

送信データ(+)

RS485トランシーバのYピンに接続


18.3.3.4. SW1 設定スイッチ

SW1は半二重/全二重の切替、終端抵抗(120Ω)のON/OFFを行うためのディップスイッチです。

表18.21 SW1 機能

SW1ONOFF
1半二重全二重
2半二重全二重
3RX 終端抵抗(120Ω) ONRX 終端抵抗(120Ω) OFF
4TX 終端抵抗(120Ω) ONTX 終端抵抗(120Ω) OFF

[ティップ]

終端はRS485の信号線の最遠端で行います。Armadillo-IoTが最遠端になる場合は終端抵抗をONにしてください。

18.3.4. 基板形状図

絶縁RS485アドオンモジュール基板形状
[Unit : mm]

図18.20 絶縁RS485アドオンモジュール基板形状


18.3.5. 使用方法

シリアルインターフェース(CON2)に実装されている端子台に接続可能な電線は次のとおりです。

表18.22 端子台に接続可能な電線

単線0.2~1.5mm2
撚線0.2~1.5mm2
棒端子スリーブなし0.25~1.5mm2
スリーブあり0.25~0.75mm2
AWG24~16

電線を直接接続する場合、先端加工は次のとおりです。電線むき長さLは10±1mmとなります。

電線の先端加工

図18.21 電線の先端加工


[警告]

電線の先端を予備半田しないでください。正しい接続ができなくなります。

棒端子を使用する場合、使用する棒端子に合わせて電線加工を行ってください。棒端子のサイズは次のとおりです。

棒端子のサイズ

図18.22 棒端子のサイズ


[警告]

端子台に電線を接続する際、端子台に過度な力をかけないでください。端子台が破損する恐れがあります。

絶縁RS485アドオンモジュールのシリアルインターフェース(CON2)は、設定スイッチ(SW1)で半二重/全二重の切替が可能です。

半二重で使用する場合

シリアルインターフェース(CON2)を半二重で使用する場合は、SW1.1、SW1.2をONにします。

表18.23 半二重で使用する場合の設定スイッチ(SW1)

SW1機能設定
1半二重/全二重選択ON
2ON
3RX終端抵抗OFF
4TX終端抵抗ON/OFF[a]

[a] 終端抵抗は必要に応じて設定してください。


半二重で使用する場合の設定スイッチ(SW1)の状態

図18.23 半二重で使用する場合の設定スイッチ(SW1)の状態


半二重で使用する場合の、外部機器との接続例は次のとおりです。

外部機器との接続例(半二重で使用する場合)

図18.24 外部機器との接続例(半二重で使用する場合)


全二重で使用する場合

シリアルインターフェース(CON2)を全二重で使用する場合は、SW1.1、SW1.2をOFFにします。

表18.24 全二重で使用する場合の設定スイッチ(SW1)

SW1機能設定
1半二重/全二重選択OFF
2OFF
3RX終端抵抗ON/OFF[a]
4TX終端抵抗ON/OFF[a]

[a] 終端抵抗は必要に応じて設定してください。


全二重で使用する場合の設定スイッチ(SW1)の状態

図18.25 全二重で使用する場合の設定スイッチ(SW1)の状態


全二重で使用する場合の、外部機器との接続例は次のとおりです。

外部機器との接続例(全二重で使用する場合)

図18.26 外部機器との接続例(全二重で使用する場合)


雷サージ

[警告]

雷サージ対策部品は基板上に実装されておりません。

接続ケーブルが屋外に露出するような設置環境では、ケーブルに侵入した雷サージ等のストレスによりインターフェース回路が破壊される場合があります。ストレスへの耐性を向上させるために、各端子とアース間にアレスタ、バリスタ等の保護素子を接続することを推奨します。

[警告]

信号品質の低下、故障を防ぐため、配線、接地などの設置環境に十分にご配慮ください。

18.4. Armadillo-IoT RN4020アドオンモジュール BT00

18.4.1. 概要

Armadillo-IoT RN4020アドオンモジュール BT00(以降、RN4020アドオンモジュールと記載します)は、Microchip Technology製 Bluetooth Low Energyモジュール RN4020を搭載しています。

RN4020アドオンモジュールの仕様は次のとおりです。

表18.25 RN4020アドオンモジュールの仕様

搭載モジュール

Microchip Technology製RN4020

Bluetooth 4.1/LE

同時接続数: 1[a]

電源電圧DC 3.3V±5%
使用温度範囲-20℃~70℃
基板サイズ40 x 50mm(突起部を除く)

[a] アドバタイジングを含む、ブロードキャストされるパケットは複数同時受信可能です


18.4.2. Bluetooth SIG認証(ロゴ認証)に関して

[警告]

Bluetooth対応製品を販売するには、Bluetooth SIGによって認証取得、製品登録および申告を行うことが定められています。

RN4020はモジュールとしてBluetooth SIG認証を取得済みです。認証取得済みのBluetoothモジュールを自社製品に組み込む場合、QDIDを使用して、Bluetooth SIG製品登録および準拠申告を行うことができます(有償)。

詳しくはBluetooth SIGのwebサイトをご参照ください。

18.4.3. ブロック図

RN4020アドオンモジュールのブロック図は次のとおりです。

RN4020アドオンモジュール ブロック図

図18.27 RN4020アドオンモジュール ブロック図


18.4.4. インターフェース仕様

RN4020アドオンモジュールのインターフェース仕様について説明します。

18.4.4.1. RN4020アドオンモジュール インターフェースレイアウト

RN4020アドオンモジュール インターフェースレイアウト

図18.28 RN4020アドオンモジュール インターフェースレイアウト


表18.26 搭載コネクタ、スイッチ型番一覧[33]

部品番号インターフェース名型番メーカー
CON1アドオンインターフェースDF17(4.0)-60DP-0.5V(57)HIROSE ELECTRIC
CON2テストインターフェースA2-8PA-2.54DSA(71)HIROSE ELECTRIC

[33] 色のついたセルの部品は実装していません。実装例を記載しています。


[警告]

CON2は開発用途でご使用ください。

18.4.4.2. CON1 アドオンインターフェース

CON1はベースボードのアドオンインターフェース(CON1、CON2)との接続コネクタです。

  • 許容電流: 0.3A(端子1本あたり)

表18.27 CON1 信号配列

ピン番号ピン名I/O説明
1GNDPower電源(GND)
2GNDPower電源(GND)
3NC-未接続
4NC-未接続
5NC-未接続
6NC-未接続
7NC-未接続
8NC-未接続
9NC-未接続
10NC-未接続
11NC-未接続
12NC-未接続
13NC-未接続
14NC-未接続
15NC-未接続
16NC-未接続
17NC-未接続
18NC-未接続
19NC-未接続
20EEPROM_SCLIn/Out

EEPROMのSCLピンに接続

21EEPROM_SDAIn/Out

EEPROMのSDAピンに接続

22NC-未接続
23NC-未接続
24NC-未接続
25NC-未接続
26GNDPower電源(GND)
27GNDPower電源(GND)
28+3.3V_IOPower電源(+3.3V_IO)
29NC-未接続
30NC-未接続
31DETECTInEEPROMのアドレスピンに接続
32NC-未接続
33NC-未接続
34NC-未接続
35NC-未接続
36NC-未接続
37NC-未接続
38UART_RTSInRN4020の14ピンに接続
39UART_CTSOutRN4020の18ピンに接続
40UART_TXDInRN4020の6ピンに接続
41UART_RXDOutRN4020の5ピンに接続
42GPIO2OutRN4020の15ピンに接続
43GPIO3OutRN4020の7ピンに接続
44NC-未接続
45NC-未接続
46GPIO6OutRN4020の8ピンに接続
47NC-未接続
48NC-未接続
49NC-未接続
50NC-未接続
51NC-未接続
52NC-未接続
53NC-未接続
54GNDPower電源(GND)
55NC-未接続
56NC-未接続
57NC-未接続
58GNDPower電源(GND)
59NC-未接続
60NC-未接続

18.4.4.3. CON2 テストインターフェース

CON2はRN4020の信号線を確認するためのテスト用インターフェースです。RN4020の信号線の一部がスルーで接続されています。

表18.28 CON2 信号配列

ピン番号信号名I/O機能
1SPI_MODEIn/OutRN4020の17ピンに接続
2+3.3_IOPower電源(+3.3V_IO)
3GNDPower電源(GND)
4LED1_PIO1_SCKIn/OutRN4020の10ピンに接続
5LED2_PIO2_SSIn/OutRN4020の11ピンに接続
6LED3_PIO3_MOSIIn/OutRN4020の12ピンに接続
7PIO4_MISOIn/OutRN4020の13ピンに接続
8AIO0In/OutRN4020の4ピンに接続

18.4.5. 基板形状図

RN4020アドオンモジュール基板形状
[Unit : mm]

図18.29 RN4020アドオンモジュール基板形状


18.5. Armadillo-IoT EnOceanアドオンモジュール EN00

18.5.1. 概要

Armadillo-IoT EnOceanアドオンモジュール EN00(以降、EnOceanアドオンモジュールと記載します)は、ROHM製のBP35A3を搭載したEnOceanモジュールです。

EnOceanアドオンモジュールの仕様は次のとおりです。

表18.29 EnOceanアドオンモジュールの仕様

EnOcean

ROHM製BP35A3搭載

電源電圧DC 3.3V±5%
使用温度範囲-20℃~70℃
基板サイズ40 x 50mm(突起部を除く)

18.5.2. ブロック図

EnOceanアドオンモジュールのブロック図は次のとおりです。

EnOceanアドオンモジュール ブロック図

図18.30 EnOceanアドオンモジュール ブロック図


18.5.3. インターフェース仕様

EnOceanアドオンモジュールのインターフェース仕様について説明します。

18.5.3.1. EnOceanアドオンモジュール インターフェースレイアウト

EnOceanアドオンモジュール インターフェースレイアウト

図18.31 EnOceanアドオンモジュール インターフェースレイアウト


表18.30 搭載コネクタ、スイッチ型番一覧

部品番号インターフェース名型番メーカー
CON1アドオンインターフェースDF17(4.0)-60DP-0.5V(57)HIROSE ELECTRIC
CON2EnOceanモジュールインターフェースAXK6F34347YG-EPanasonic

18.5.3.2. CON1 アドオンインターフェース

CON1はベースボードのアドオンインターフェース(CON1、CON2)との接続コネクタです。

  • 許容電流: 0.3A(端子1本あたり)

表18.31 CON1 信号配列

ピン番号ピン名I/O説明
1GNDPower電源(GND)
2GNDPower電源(GND)
3NC-未接続
4NC-未接続
5NC-未接続
6NC-未接続
7NC-未接続
8NC-未接続
9NC-未接続
10NC-未接続
11NC-未接続
12NC-未接続
13NC-未接続
14NC-未接続
15NC-未接続
16NC-未接続
17NC-未接続
18NC-未接続
19NC-未接続
20EEPROM_SCLIn/Out

EEPROMのSCLピンに接続

21EEPROM_SDAIn/Out

EEPROMのSDAピンに接続

22NC-未接続
23NC-未接続
24NC-未接続
25NC-未接続
26GNDPower電源(GND)
27GNDPower電源(GND)
28+3.3V_IOPower電源(+3.3V_IO)
29NC-未接続
30NC-未接続
31DETECTInEEPROMのアドレスピンに接続
32PROG_ENInBP35A3の15ピンに接続
33NC-未接続
34NC-未接続
35SPI_SCLKInBP35A3の13ピンに接続
36SPI_MISOOutBP35A3の11ピンに接続
37SPI_MOSIInBP35A3の12ピンに接続
38NC-未接続
39NC-未接続
40UART_TXDInBP35A3の17ピンに接続
41UART_RXDOutBP35A3の16ピンに接続
42GPIO2OutBP35A3の5ピンに接続
43NC-未接続
44NC-未接続
45NC-未接続
46NC-未接続
47NC-未接続
48NC-未接続
49NC-未接続
50SPI_SSInBP35A3の14ピンに接続
51NC-未接続
52NC-未接続
53NC-未接続
54GNDPower電源(GND)
55NC-未接続
56NC-未接続
57NC-未接続
58GNDPower電源(GND)
59NC-未接続
60NC-未接続

18.5.4. 基板形状図

EnOceanアドオンモジュール基板形状
[Unit : mm]

図18.32 EnOceanアドオンモジュール基板形状


18.6. Armadillo-IoT Wi-SUNアドオンモジュール WS00

18.6.1. 概要

Armadillo-IoT Wi-SUNアドオンモジュール WS00(以降、Wi-SUNアドオンモジュールと記載します)は、ROHM製のBP35A1を搭載したWi-SUNモジュールです。

Wi-SUNアドオンモジュールの仕様は次のとおりです。

表18.32 Wi-SUNアドオンモジュールの仕様

Wi-SUNROHM製BP35A1搭載
電源電圧DC 3.3V±5%
使用温度範囲-20℃~70℃
基板サイズ40 x 49mm(突起部を除く)

18.6.2. ブロック図

Wi-SUNアドオンモジュールのブロック図は次のとおりです。

Wi-SUNアドオンモジュール ブロック図

図18.33 Wi-SUNアドオンモジュール ブロック図


18.6.3. インターフェース仕様

Wi-SUNアドオンモジュールのインターフェース仕様について説明します。

18.6.3.1. Wi-SUNアドオンモジュール インターフェースレイアウト

Wi-SUNアドオンモジュール インターフェースレイアウト

図18.34 Wi-SUNアドオンモジュール インターフェースレイアウト


表18.33 搭載コネクタ、スイッチ型番一覧

部品番号インターフェース名型番メーカー
CON1アドオンインターフェースDF17(4.0)-60DP-0.5V(57)HIROSE ELECTRIC
CON2Wi-SUNモジュールインターフェース20P3.0-JMCS-G-B-TF(N)J.S.T. Mfg.

18.6.3.2. CON1 アドオンインターフェース

CON1はベースボードのアドオンインターフェース(CON1、CON2)との接続コネクタです。

  • 許容電流: 0.3A(端子1本あたり)

表18.34 CON1 信号配列

ピン番号ピン名I/O説明
1GNDPower電源(GND)
2GNDPower電源(GND)
3NC-未接続
4NC-未接続
5NC-未接続
6NC-未接続
7NC-未接続
8NC-未接続
9NC-未接続
10NC-未接続
11NC-未接続
12NC-未接続
13NC-未接続
14NC-未接続
15NC-未接続
16NC-未接続
17NC-未接続
18NC-未接続
19NC-未接続
20EEPROM_SCLIn/Out

EEPROMのSCLピンに接続

21EEPROM_SDAIn/Out

EEPROMのSDAピンに接続

22NC-未接続
23NC-未接続
24NC-未接続
25NC-未接続
26GNDPower電源(GND)
27GNDPower電源(GND)
28+3.3V_IOPower電源(+3.3V_IO)
29NC-未接続
30NC-未接続
31DETECTInEEPROMのアドレスピンに接続
32NC-未接続
33NC-未接続
34NC-未接続
35NC-未接続
36NC-未接続
37NC-未接続
38UART_RTSInBP35A1の14ピンに接続
39UART_CTSOutBP35A1の15ピンに接続
40UART_TXDInBP35A1の4ピンに接続
41UART_RXDOutBP35A1の3ピンに接続
42GPIO2OutBP35A1の6ピンに接続
43GPIO3OutBP35A1の5ピンに接続
44NC-未接続
45NC-未接続
46NC-未接続
47NC-未接続
48NC-未接続
49NC-未接続
50NC-未接続
51NC-未接続
52NC-未接続
53NC-未接続
54GNDPower電源(GND)
55NC-未接続
56NC-未接続
57NC-未接続
58GNDPower電源(GND)
59NC-未接続
60NC-未接続

18.6.4. 基板形状図

Wi-SUNアドオンモジュール基板形状
[Unit : mm]

図18.35 Wi-SUNアドオンモジュール基板形状


18.7. Armadillo-IoT 絶縁デジタル入出力/アナログ入力アドオンモジュール DA00

18.7.1. 概要

Armadillo-IoT 絶縁デジタル入出力/アナログ入力アドオンモジュール DA00(以降、絶縁IOアドオンモジュールと記載します)は、電気的に絶縁されたデジタル入力2ポート、デジタル出力2ポートと0~5Vのアナログ入力2ポートを追加することができます。

絶縁IOアドオンモジュールの仕様は次のとおりです。

表18.35 絶縁IOアドオンモジュールの仕様

デジタル入力入力点数

2点

定格入力電圧DC 3.3~48V
許容入力電圧DC 3.15~52.8V
入力インピーダンス1kΩ
入力電流3.8mA Typ.(ON時)
応答時間1ms以内
ON電圧ショート(または0.6V以下)
OFF電圧オープン(または3.15V以上)
絶縁耐圧2kV
デジタル出力出力点数

2点

定格電圧48V
応答時間2ms以内
出力形式無極性
絶縁耐圧2kV
アナログ入力ADコンバータMicrochip製MCP3202搭載
入力点数2点
入力電圧0~5V
入力インピーダンス10MΩ
分解能12bit
精度±1%
電源電圧DC 3.3V±5%
使用温度範囲-20℃~70℃
基板サイズ40 x 63mm(突起部を除く)

18.7.2. ブロック図

絶縁IOアドオンモジュールのブロック図は次のとおりです。

絶縁IOアドオンモジュール ブロック図

図18.36 絶縁IOアドオンモジュール ブロック図


18.7.3. インターフェース仕様

絶縁IOアドオンモジュールのインターフェース仕様について説明します。

18.7.3.1. 絶縁IOアドオンモジュール インターフェースレイアウト

絶縁IOアドオンモジュール インターフェースレイアウト

図18.37 絶縁IOアドオンモジュール インターフェースレイアウト


表18.36 搭載コネクタ、スイッチ型番一覧

部品番号インターフェース名型番メーカー
CON1アドオンインターフェースDF17(4.0)-60DP-0.5V(57)HIROSE ELECTRIC
CON2デジタル入出力インターフェースXW4C-08D1-H1OMRON
CON3アナログ入力インターフェースXW4C-03D1-H1OMRON

[ティップ]

絶縁IOアドオンモジュールの固定穴(TH5、TH6)のPAD部分はGNDに接続されています。固定穴(TH3、TH4)はキリ穴でGNDに接続されていません。

絶縁IOアドオンモジュールの固定穴

図18.38 絶縁IOアドオンモジュールの固定穴


18.7.3.2. CON1 アドオンインターフェース

CON1はベースボードのアドオンインターフェース(CON1、CON2)との接続コネクタです。

  • 許容電流: 0.3A(端子1本あたり)

表18.37 CON1 信号配列

ピン番号ピン名I/O説明
1GNDPower電源(GND)
2GNDPower電源(GND)
3NC-未接続
4NC-未接続
5NC-未接続
6NC-未接続
7NC-未接続
8NC-未接続
9NC-未接続
10NC-未接続
11NC-未接続
12NC-未接続
13NC-未接続
14NC-未接続
15NC-未接続
16NC-未接続
17NC-未接続
18NC-未接続
19NC-未接続
20EEPROM_SCLIn/Out

EEPROMのSCLピンに接続

21EEPROM_SDAIn/Out

EEPROMのSDAピンに接続

22NC-未接続
23NC-未接続
24DO1In

CON2のDO1制御ピンに接続

(Low: DO1 オープン、High: DO1 ショート)

25DO2In

CON2のDO2制御ピンに接続

(Low: DO2 オープン、High: DO2 ショート)

26GNDPower電源(GND)
27GNDPower電源(GND)
28+3.3V_IOPower電源(+3.3V_IO)
29NC-未接続
30NC-未接続
31DETECTInEEPROMのアドレスピンに接続
32NC-未接続
33NC-未接続
34NC-未接続
35ADC_CLKInデジタルアイソレータを経由してADコンバーターに接続
36ADC_DOUTOutデジタルアイソレータを経由してADコンバーターに接続
37ADC_DINInデジタルアイソレータを経由してADコンバーターに接続
38NC-未接続
39NC-未接続
40NC-未接続
41NC-未接続
42NC-未接続
43ISOLATOR_VE1Inデジタルアイソレータのイネーブルピンに接続
44NC-未接続
45NC-未接続
46NC-未接続
47DI2Outデジタル入力2
48DI1Outデジタル入力1
49NC-未接続
50CS*/SHDNInデジタルアイソレータを経由してADコンバーターに接続
51NC-未接続
52NC-未接続
53NC-未接続
54GNDPower電源(GND)
55NC-未接続
56NC-未接続
57NC-未接続
58GNDPower電源(GND)
59NC-未接続
60NC-未接続

18.7.3.3. CON2 デジタル入出力インターフェース

CON2は入力を2点、出力を2点もつデジタル入出力インターフェースです。

デジタル入力部はフォトカプラによる絶縁入力(電流シンク出力)となっています。入力部を駆動するための電源を内蔵しており、外部電源の接続は不要です。

CON2 デジタル入力部

図18.39 CON2 デジタル入力部


デジタル出力部はフォトリレーによる絶縁出力(無極性)となっています。出力部を駆動するためには外部に電源が必要となります。出力1点につき最大電流200mA(定格48V)まで駆動可能です。

CON2 デジタル出力部

図18.40 CON2 デジタル出力部


表18.38 CON2 信号配列

ピン番号信号名I/O機能
1DO1A-デジタル出力1A
2DO1B-デジタル出力1B
3DO2A-デジタル出力2A
4DO2B-デジタル出力2B
5DI1Inデジタル入力1
6GND_ISOPower電源(GND_ISO)
7DI2Inデジタル入力2
8GND_ISOPower電源(GND_ISO)

18.7.3.4. CON3 アナログ入力インターフェース

アナログ入力部はデジタルアイソレータによる絶縁入力となっています。入力レンジは0~5Vで、シングルエンド入力(2CH)もしくは疑似差動入力(1CH)が可能です。

  • 入力電圧: 0~5V

  • 入力インピーダンス: 10MΩ

  • 分解能: 12bit

  • 精度: 1%

表18.39 CON3 信号配列

ピン番号信号名I/O機能
1ADC_CH0Inアナログ入力CH0
2GND_ISOPower電源(GND_ISO)
3ADC_CH1Inアナログ入力CH1

18.7.4. 基板形状図

絶縁IOアドオンモジュール基板形状
[Unit : mm]

図18.41 絶縁IOアドオンモジュール基板形状


18.7.5. 使用方法

デジタル入出力インターフェース(CON2)、アナログ入力インターフェース(CON3)に実装されている端子台に接続可能な電線は次のとおりです。

表18.40 端子台に接続可能な電線

単線0.2~1.5mm2
撚線0.2~1.5mm2
棒端子スリーブなし0.25~1.5mm2
スリーブあり0.25~0.75mm2
AWG24~16

電線を直接接続する場合、先端加工は次のとおりです。電線むき長さLは10±1mmとなります。

電線の先端加工

図18.42 電線の先端加工


[警告]

電線の先端を予備半田しないでください。正しい接続ができなくなります。

棒端子を使用する場合、使用する棒端子に合わせて電線加工を行ってください。棒端子のサイズは次のとおりです。

棒端子のサイズ

図18.43 棒端子のサイズ


[警告]

端子台に電線を接続する際、端子台に過度な力をかけないでください。端子台が破損する恐れがあります。

デジタル入力

デジタル入力は2点あり、CON2の5ピン(DI1)、6ピン(GND_ISO)の組み合わせ、CON2の7ピン(DI2)、8ピン(GND_ISO)の組み合わせで使用します。デジタル入力には、無電圧接点、有電圧接点を接続可能です。

デジタル入力接続例

図18.44 デジタル入力接続例


デジタル出力

デジタル出力は2点あり、CON2の1ピン(DO1A)、2ピン(DO1B)の組み合わせ、CON2の3ピン(DO2A)、4ピン(DO2B)の組み合わせで使用します。

デジタル出力接続例

図18.45 デジタル出力接続例


[警告]

過電流、過電圧保護のためのヒューズ等は基板上に実装されておりません。必要に応じて外部で対策を行ってください。

アナログ入力

アナログ入力は、シングルエンド入力と疑似差動入力が可能です。シングルエンド入力で使用する場合は、CON3の1ピン(ADC_CH0)、2ピン(GND_ISO)の組み合わせ、CON3の3ピン(ADC_CH1)、2ピン(GND_ISO)の組み合わせで使用します。疑似差動入力で使用する場合は、CON3の1ピン(ADC_CH0)、2ピン(GND_ISO)、3ピン(ADC_CH1)の組み合わせで使用します。

アナログ入力接続例

図18.46 アナログ入力接続例


ESD/雷サージ

[ティップ]

接続ケーブルが屋外に露出するような設置環境では、ケーブルに侵入した雷サージ等のストレスによりインターフェース回路が破壊される場合があります。ストレスへの耐性を向上させるには、各端子とアース間にアレスタ、バリスタ等の保護素子を接続することが効果的です。

保護素子の接続例

図18.47 保護素子の接続例


[警告]

絶縁IOアドオンモジュールの電源を再投入する場合は10秒以上の間隔をあけてください。コンデンサに蓄えられた電荷が抜ける前に電源を再投入すると、絶縁IOアドオンモジュールの電源シーケンスが守られず、故障の原因となる可能性があります。

[警告]

信号品質の低下、故障を防ぐため、配線、接地などの設置環境に十分にご配慮ください。

18.8. 組み立て

Armadillo-IoTゲートウェイのアドオンモジュールはベースボードのCON1およびCON2に接続することが可能です。

CON1へは図18.48「RS232CアドオンモジュールをCON1に接続」図18.49「Wi-SUNアドオンモジュールをCON1に接続」のように接続してください。

RS232CアドオンモジュールをCON1に接続

1

なべ小ねじ スプリングワッシャー、小径平ワッシャー付(M2、L=6mm)×3

図18.48 RS232CアドオンモジュールをCON1に接続


Wi-SUNアドオンモジュールをCON1に接続

1

なべ小ねじ スプリングワッシャー、小径平ワッシャー付(M2、L=6mm)×2

図18.49 Wi-SUNアドオンモジュールをCON1に接続


CON2へは図18.50「RS232CアドオンモジュールをCON2に接続」図18.51「Wi-SUNアドオンモジュールをCON2に接続」のように接続してください。

RS232CアドオンモジュールをCON2に接続

1

なべ小ねじ スプリングワッシャー、小径平ワッシャー付(M2、L=6mm)×3

図18.50 RS232CアドオンモジュールをCON2に接続


Wi-SUNアドオンモジュールをCON2に接続

1

なべ小ねじ スプリングワッシャー、小径平ワッシャー付(M2、L=6mm)×2

図18.51 Wi-SUNアドオンモジュールをCON2に接続




[32] 1Mbps以上の転送レートで大量のデータを受信した場合、データを取得できない場合があります。