第16章 インターフェース仕様

Armadillo-X1のインターフェース仕様について説明します。

16.1. インターフェースレイアウト

Armadillo-X1 インターフェースレイアウト

図16.1 Armadillo-X1 インターフェースレイアウト


表16.1 Armadillo-X1 インターフェース一覧[19]

部品番号インターフェース名型番メーカー
CON1LANインターフェース9771-8813-S3L6T1SUN JUN ELECTRONICS
CON2USBホストインターフェースUBA-4R-D14T-4D(LF)(SN)J.S.T. Mfg.
CON3WLANインターフェースMM60-52B1-E1-R650Japan Aviation Electronics Industry
CON4シリアルインターフェースDF13C-7P-1.25V(51)HIROSE ELECTRIC
CON6JTAGインターフェースA2-8PA-2.54DSA(71)[a]HIROSE ELECTRIC[a]
CON7アドオンインターフェースDF17(4.0)-60DS-0.5V(57)HIROSE ELECTRIC
CON8拡張インターフェースDF40C-100DP-0.4V(51)HIROSE ELECTRIC
CON9RTCバックアップインターフェースDF13C-2P-1.25V(21)HIROSE ELECTRIC
CON10電源入力インターフェース1HEC3600-016110HOSIDEN
CON12-DF13C-5P-1.25V(51)HIROSE ELECTRIC
CON13電源入力インターフェース2B02B-PASK(LF)(SN)[a]J.S.T. Mfg.[a]
CH0WLAN+BTアンテナインターフェースU.FL-R-SMT-1同等品 
CH1WLANアンテナインターフェースU.FL-R-SMT-1同等品 
SW1ユーザースイッチSKHHLRA010ALPS ELECTRIC
D1ユーザーLEDSLR-342MC3FROHM Semiconductor
SP1WLANモジュール用スタッドNT4R1600Japan Aviation Electronics Industry
SP2
SP3アドオンモジュール用スタッドKRB-2008Hirosugi-Keiki
SP4

[19] 製品モデルで部品の搭載/非搭載が異なります。詳細は納入仕様書をご確認ください。

[a] コネクタは非搭載です。実装可能なコネクタ型番を記載しています。


[警告]

表16.1「Armadillo-X1 インターフェース一覧」に記載した部品型番は、必ずしも搭載されていることを保証しているわけではありません。お手元の製品の搭載部品は、アットマークテクノ Armadilloサイトからダウンロード可能な、納入仕様書および変更履歴表にてご確認ください。

16.2. CON1 LANインターフェース

CON1は10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-Tに対応したLANインターフェースです。カテゴリ5e以上のイーサネットケーブルを接続することができます。 AUTO-MDIX機能を搭載しており、ストレートケーブルまたはクロスケーブルを自動認識して送受信端子を切り替えます。

信号はEthernet PHY(VSC8501XML-03/Microsemi)を経由して、i.MX 7DualのEthernet MAC(ENET2)に接続されています。

搭載コネクタ

9771-8813-S3L6T1/SUN JUN ELECTRONICS

表16.2 CON1 信号配列 (10BASE-T/100BASE-TX)

ピン番号ピン名I/O説明
1TX+In/Out送信データ+
2TX-In/Out送信データ-
3RX+In/Out受信データ+
4-- 
5-- 
6RX-In/Out受信データ-
7-- 
8-- 

表16.3 CON1 信号配列 (1000BASE-T)

ピン番号ピン名I/O説明
1TRD0+In/Out送受信データ0+
2TRD0-In/Out送受信データ0-
3TRD1+In/Out送受信データ1+
4TRD2+In/Out送受信データ2+
5TRD2-In/Out送受信データ2-
6TRD1-In/Out送受信データ1-
7TRD3+In/Out送受信データ3+
8TRD3-In/Out送受信データ3-

LANコネクタLED配置

図16.2 LANコネクタLED配置


表16.4 LANコネクタLED

名称状態説明
LINK_ACTIVITY_LED消灯リンクが確立されていない
点灯(黄色)リンクが確立されている
点滅(黄色)リンクが確立されており、データを送受信している
SPEED_LED消灯10Mbpsで接続されている
点灯(緑色)100Mbpsで接続されている
点灯(橙色)1000Mbpsで接続されている

16.3. CON2 USBホストインターフェース

CON2はUSB2.0ホストインターフェースです。信号はi.MX 7DualのUSBコントローラ(OTG1)に接続されています。

USBデバイスに供給される電源(USB1_VBUS)は、i.MX 7DualのI2C4_SDA(GPIO4_IO15)ピンで制御が可能です。GPIOモードに設定後、Highレベル出力で電源が供給され、Lowレベル出力で電源が切断されます。

データ転送モード

・High Speed(480Mbps)
・Full Speed(12Mbps)
・Low Speed(1.5Mbps)

搭載コネクタ

UBA-4R-D14T-4D/J.S.T. Mfg.

表16.5 CON2 信号配列

ピン番号ピン名I/O説明
1USB1_VBUSPowerUSB電源出力(USB1_VBUS)
2USB1_DMIn/OutUSBマイナス側信号、i.MX 7DualのUSB_OTG1_DNピンに接続
3USB1_DPIn/OutUSBプラス側信号、i.MX 7DualのUSB_OTG1_DPピンに接続
4GNDPower電源(GND)

16.4. CON3 WLANインターフェース

CON3はWLAN+BTコンボモジュール(AEH-AR9462/VoxMicro)用インターフェースです。

PCI Express信号はi.MX 7DualのPCI Express PHY(PCIe_PHY)に、USB信号はUSB HUBコントローラ(ポート1)経由でi.MX 7DualのUSB HSICコントローラに接続されています。

WLAN+BTコンボモジュールに供給される電源(WLAN_VDD)は、i.MX 7DualのECSPI1_SS0(GPIO4_IO19)ピンで制御が可能です。GPIOモードに設定後、Highレベル出力で電源が供給され、Lowレベル出力で電源が切断されます。

搭載コネクタ

MM60-52B1-E1-R650/Japan Aviation Electronics Industry

表16.6 CON3 信号配列

ピン番号ピン名I/O説明
1--Reserved、i.MX 7DualのSAI1_TXFS(GPIO6_IO14)ピンに接続、基板上で10kΩプルアップ(VCC_3.3V)されています
2WLAN_VDDPowerWLAN電源出力(WLAN_VDD)
3--Reserved、i.MX 7DualのSAI1_TXD(GPIO6_IO15)ピンに接続
4GNDPower電源(GND)
5BT_DISABLE_LOut

BTの有効/無効信号、i.MX 7DualのEPDC1_DATA11(GPIO2_IO11)ピンに接続

(Low: BT無効、High: BT有効)

6--Reserved
7CLKREQ_LInリファレンスクロックリクエスト、i.MX 7DualのEPDC1_DATA12(GPIO2_IO12)ピンに接続、基板上で10kΩプルアップ(VCC_3.3V)されています
8NC-未接続
9GNDPower電源(GND)
10NC-未接続
11REFCLK-Out差動リファレンスクロック(-)、i.MX 7DualのPCIE_REFCLKOUT_Nピンに接続
12NC-未接続
13REFCLK+Out差動リファレンスクロック(+)、i.MX 7DualのPCIE_REFCLKOUT_Pピンに接続
14NC-未接続
15GNDPower電源(GND)
16NC-未接続
17NC-未接続
18GNDPower電源(GND)
19NC-未接続
20W_DISABLE_LOut

WLANの有効/無効信号、i.MX 7DualのSAI1_TXC(GPIO2_IO13)ピンに接続

(Low: WLAN無効、High: WLAN有効)

21GNDPower電源(GND)
22PERST_LOut

基本リセット信号、i.MX 7DualのSAI1_RXD(GPIO2_IO12)ピンに接続

(Low: リセット状態、High: リセット解除)

23PERn0In差動レシーバ(-)、i.MX 7DualのPCIE_RX_Nピンに接続
24WLAN_VDDPowerWLAN電源出力(WLAN_VDD)
25PERp0In差動レシーバ(+)、i.MX 7DualのPCIE_RX_Pピンに接続
26GNDPower電源(GND)
27GNDPower電源(GND)
28--Reserved
29GNDPower電源(GND)
30--Reserved、i.MX 7DualのEPDC1_DATA09(GPIO2_IO9)ピンに接続
31PETn0Out差動トランスミッタ(-)、i.MX 7DualのPCIE_TX_Nピンに接続
32--Reserved、i.MX 7DualのEPDC1_DATA10(GPIO2_IO10)ピンに接続
33PETp0Out差動トランスミッタ(+)、i.MX 7DualのPCIE_TX_Pピンに接続
34GNDPower電源(GND)
35GNDPower電源(GND)
36USB_HUB1_DMIn/OutUSBマイナス側信号、USB HUBコントローラ(ポート1)経由でi.MX 7DualのUSB HSICコントローラに接続
37GNDPower電源(GND)
38USB_HUB1_DPIn/OutUSBプラス側信号、USB HUBコントローラ(ポート1)経由でi.MX 7DualのUSB HSICコントローラに接続
39WLAN_VDDPowerWLAN電源出力(WLAN_VDD)
40GNDPower電源(GND)
41WLAN_VDDPowerWLAN電源出力(WLAN_VDD)
42NC-未接続
43GNDPower電源(GND)
44NC-未接続
45NC-未接続
46NC-未接続
47NC-未接続
48--Reserved
49NC-未接続
50GNDPower電源(GND)
51NC-未接続
52WLAN_VDDPowerWLAN電源出力(WLAN_VDD)

16.5. CON4 シリアルインターフェース

CON4は非同期(調歩同期)シリアルインターフェースです。信号はi.MX 7DualのUARTコントローラ(UART5)に接続されています。

CON4の6ピンはi.MX 7DualのGPIO1_09ピンに接続されており、Lowレベル入力で保守モード、Highレベル入力でOS自動起動モードで起動します。

搭載コネクタ

DF13C-7P-1.25V(51)/HIROSE ELECTRIC

対向コネクタ例

DF13-7S-1.25C/HIROSE ELECTRIC(ハウジング)

DF13-2630SCFA/HIROSE ELECTRIC(コンタクト)

信号レベル

3.3V CMOS

許容電流

1A以下(端子1本あたり)

表16.7 CON4 信号配列

ピン番号ピン名I/O説明電圧グループ
1CON4_UART_RXDIn受信データ、i.MX 7DualのGPIO1_IO06ピンに接続VCC_3.3V
2GNDPower電源(GND)-
3CON4_UART_TXDOut送信データ、i.MX 7DualのGPIO1_IO07ピンに接続VCC_3.3V
4VCC_3.3VPower電源出力(VCC_3.3V)-
5CON4_UART_CTSIn送信可能、i.MX 7DualのGPIO1_IO05ピンに接続VCC_3.3V
6BOOTLOADER_EN_BIn

起動モード設定、i.MX 7DualのGPIO1_IO09ピンに接続、基板上で10kΩプルアップ(VCC_3.3V)されています

(Low: 保守モード、High: OS自動起動モード)

VCC_3.3V
7CON4_UART_RTSOut送信要求、i.MX 7DualのGPIO1_IO04ピンに接続VCC_3.3V

16.6. CON6 JTAGインターフェース

CON6はARM JTAGデバッガを接続することができるJTAGインターフェースです。信号はi.MX 7DualのシステムJTAGコントローラ(SJC)に接続されています。コネクタを実装してご使用ください。

搭載可能コネクタ

ピンヘッダ8ピン(2.54mmピッチ) : A2-8PA-2.54DSA(71)/HIROSE ELECTRIC等

表16.8 CON6 信号配列

ピン番号ピン名I/O説明電圧グループ
1VCC_3.3VPower電源出力(VCC_3.3V)-
2JTAG_TRST_BInテストリセット、i.MX 7DualのJTAG_TRST_Bピンに接続、基板上で10kΩプルアップ(VCC_3.3V)されていますVCC_3.3V
3JTAG_TDIInテストデータ入力、i.MX 7DualのJTAG_TDIピンに接続、基板上で10kΩプルアップ(VCC_3.3V)されていますVCC_3.3V
4JTAG_TMSInテストモード選択、i.MX 7DualのJTAG_TMSピンに接続、基板上で10kΩプルアップ(VCC_3.3V)されていますVCC_3.3V
5JTAG_TCKInテストクロック、i.MX 7DualのJTAG_TCKピンに接続、基板上で10kΩプルアップ(VCC_3.3V)されていますVCC_3.3V
6JTAG_TDOOutテストデータ出力、i.MX 7DualのJTAG_TDOピンに接続VCC_3.3V
7JTAG_SRST_BIn

システムリセット、基板上で1kΩプルアップ(VCC_3.3V)されています

(Low: リセット状態、High: リセット解除)

VCC_3.3V
8GNDPower電源(GND)-

[ティップ]

オプション品の「8ピンJTAG変換ケーブル[20]」(OP-JC8P25-00)を使用してARM標準20ピンに変換することが可能です。

16.7. CON7 アドオンインターフェース

CON7は機能拡張用のインターフェースです。複数の機能(マルチプレクス)をもったi.MX 7Dualの信号が接続されており、USB、SD、UART、SPI、I2C、CAN、AUDIO、GPIOの機能を拡張することができます。

電源(VCC_3.3V_IO)は、i.MX 7DualのEPDC1_DATA04(GPIO2_IO4)ピンで制御が可能です。GPIOモードに設定後、Highレベル出力で電源が供給され、Lowレベル出力で電源が切断されます。

USB電源(USB_HUB2_VBUS)は、i.MX 7DualのEPDC1_PWRSTAT(GPIO2_IO31)ピンで制御が可能です。GPIOモードに設定後、Highレベル出力で電源が供給され、Lowレベル出力で電源が切断されます。

搭載コネクタ

DF17(4.0)-60DS-0.5V(57)/HIROSE ELECTRIC

対向コネクタ例

DF17(4.0)-60DP-0.5V(57)/HIROSE ELECTRIC

許容電流

0.3A以下(端子1本あたり)

表16.9 CON7 信号配列

ピン番号ピン名I/O説明電圧グループ
1GNDPower電源(GND)-
2GNDPower電源(GND)-
3VCC_3.3VPower電源出力(VCC_3.3V)-
4VCC_3.3VPower電源出力(VCC_3.3V)-
5SDBOOT_ENIn

起動デバイス設定、i.MX 7DualのBOOT_MODE0ピンに接続、基板上で10kΩプルダウンされています

(Low: SPIフラッシュメモリブート、High: SDブート)

VCC_3.3V
6NVCC_SD1PowerSD1信号電源出力(NVCC_SD1)-
7GPIO5_IO0In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのSD1_CD_Bピンに接続NVCC_SD1
8GPIO5_IO1In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのSD1_WPピンに接続NVCC_SD1
9GPIO5_IO2In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのSD1_RESET_Bピンに接続NVCC_SD1
10GPIO5_IO3In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのSD1_CLKピンに接続NVCC_SD1
11GPIO5_IO4In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのSD1_CMDピンに接続NVCC_SD1
12GPIO5_IO5In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのSD1_DATA0ピンに接続NVCC_SD1
13GPIO5_IO6In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのSD1_DATA1ピンに接続NVCC_SD1
14GPIO5_IO7In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのSD1_DATA2ピンに接続NVCC_SD1
15GPIO5_IO8In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのSD1_DATA3ピンに接続NVCC_SD1
16GPIO4_IO16In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのECSPI1_SCLKピンに接続VCC_3.3V
17GPIO4_IO17In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのECSPI1_MOSIピンに接続VCC_3.3V
18GPIO4_IO18In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのECSPI1_MISOピンに接続VCC_3.3V
19NC-未接続-
20GPIO4_IO12In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのI2C3_SCLピンに接続VCC_3.3V
21GPIO4_IO13In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのI2C3_SDAピンに接続VCC_3.3V
22NC-未接続-
23NC-未接続-
24GPIO4_IO0In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのUART1_RXDピンに接続VCC_3.3V
25GPIO4_IO1In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのUART1_TXDピンに接続VCC_3.3V
26GNDPower電源(GND)-
27GNDPower電源(GND)-
28VCC_3.3V_IOPower電源出力(VCC_3.3V_IO)-
29VCC_3.3VPower電源出力(VCC_3.3V)-
30VCC_5VPower電源出力(VCC_5V) 
31-OutLow固定信号、1kΩ抵抗でGNDに接続されています-
32GPIO6_IO18In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのSAI1_MCLKピンに接続VCC_3.3V
33GPIO4_IO2In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのUART2_RXDピンに接続VCC_3.3V
34GPIO4_IO3In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのUART2_TXDピンに接続VCC_3.3V
35GPIO4_IO6In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのUART3_RTSピンに接続VCC_3.3V
36GPIO4_IO4In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのUART3_RXDピンに接続VCC_3.3V
37GPIO4_IO5In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのUART3_TXDピンに接続VCC_3.3V
38GPIO4_IO23In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのECSPI2_SS0ピンに接続VCC_3.3V
39GPIO4_IO22In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのECSPI2_MISOピンに接続VCC_3.3V
40GPIO4_IO21In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのECSPI2_MOSIピンに接続VCC_3.3V
41GPIO4_IO20In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのECSPI2_SCLKピンに接続VCC_3.3V
42GPIO6_IO16In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのSAI1_RXFSピンに接続VCC_3.3V
43GPIO6_IO17In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのSAI1_RXCピンに接続VCC_3.3V
44NC-未接続-
45NC-未接続-
46GPIO6_IO19In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのSAI2_TXFSピンに接続VCC_3.3V
47GPIO6_IO20In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのSAI2_TXCピンに接続VCC_3.3V
48GPIO6_IO21In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのSAI2_RXDピンに接続VCC_3.3V
49GPIO6_IO22In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのSAI2_TXDピンに接続VCC_3.3V
50GPIO4_IO7In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのUART3_CTSピンに接続VCC_3.3V
51NC-未接続-
52NC-未接続-
53NC-未接続-
54GNDPower電源(GND)-
55PMIC_ONOFFIn

パワーマネジメントICのON/OFF用信号、基板上で47kΩプルアップ(VCC_BMIC)されています、オープンドレイン(またはオープンコレクタ)信号を入力してください

(2秒以上Low: 電源OFF、OFF時に2秒未満Low: 電源ON)

VCC_BMIC
56USB_HUB2_VBUSPower電源出力(USB_HUB2_VBUS)-
57USB_HUB2_VBUSPower電源出力(USB_HUB2_VBUS)-
58GNDPower電源(GND)-
59USB_HUB2_DPIn/OutUSBプラス側信号、USB HUBコントローラ(ポート2)経由でi.MX 7DualのUSB HSICコントローラに接続-
60USB_HUB2_DMIn/OutUSBマイナス側信号、USB HUBコントローラ(ポート2)経由でi.MX 7DualのUSB HSICコントローラに接続-

[ティップ]

18章アドオンモジュールで紹介しているアドオンモジュール、Armadillo-X1開発セットに付属されているSDスロット拡張ボード等を接続することが可能です。

[ティップ]

アドオンインターフェースのマルチプレクス表はArmadilloサイトからダウンロードすることが可能ですので、拡張ボード設計の際などにご確認ください。

[警告]

i.MX 7Dual の CTS、RTS 信号は一般的な UART の信号と名前が逆になっています。誤接続にご注意ください。

16.8. CON8 拡張インターフェース

CON8は機能拡張用のインターフェースです。複数の機能(マルチプレクス)をもったi.MX 7Dualの信号が接続されており、USB、MIPI_DSI、MIPI_CSI、SD、Ethernet、LCD、CAMERA、UART、SPI、I2C、CAN、AUDIO、PWM、GPIOの機能を拡張することができます。

搭載コネクタ

DF40C-100DP-0.4V(51)/HIROSE ELECTRIC

対向コネクタ例

DF40HC(3.0)-100DS-0.4V(51)/HIROSE ELECTRIC

許容電流

0.3A以下(端子1本あたり)

表16.10 CON8 信号配列

ピン番号ピン名I/O説明電圧グループ
1GNDPower電源(GND)-
2MIPI_DSI_D0_POutMIPI_DSI D-PHY送信データ0+、i.MX 7DualのMIPI_DSI_D0_Pに接続-
3MIPI_DSI_D0_NOutMIPI_DSI D-PHY送信データ0-、i.MX 7DualのMIPI_DSI_D0_Nに接続-
4GNDPower電源(GND)-
5MIPI_DSI_CLK_POutMIPI_DSI D-PHY送信クロック+、i.MX 7DualのMIPI_DSI_CLK_Pに接続-
6MIPI_DSI_CLK_NOutMIPI_DSI D-PHY送信クロック-、i.MX 7DualのMIPI_DSI_CLK_Nに接続-
7GNDPower電源(GND)-
8MIPI_DSI_D1_POutMIPI_DSI D-PHY送信データ1+、i.MX 7DualのMIPI_DSI_D1_Pに接続-
9MIPI_DSI_D1_NOutMIPI_DSI D-PHY送信データ1-、i.MX 7DualのMIPI_DSI_D1_Nに接続-
10GNDPower電源(GND)-
11MIPI_CSI_D0_PInMIPI_CSI D-PHY受信データ0+、i.MX 7DualのMIPI_CSI_D0_Pに接続-
12MIPI_CSI_D0_NInMIPI_CSI D-PHY受信データ0-、i.MX 7DualのMIPI_CSI_D0_Nに接続-
13GNDPower電源(GND)-
14MIPI_CSI_CLK_PInMIPI_CSI D-PHY受信クロック+、i.MX 7DualのMIPI_CSI_CLK_Pに接続-
15MIPI_CSI_CLK_NInMIPI_CSI D-PHY受信クロック-、i.MX 7DualのMIPI_CSI_CLK_Nに接続-
16GNDPower電源(GND)-
17MIPI_CSI_D1_PInMIPI_CSI D-PHY受信データ1+、i.MX 7DualのMIPI_CSI_D1_Pに接続-
18MIPI_DSI_D1_NInMIPI_CSI D-PHY受信データ1-、i.MX 7DualのMIPI_CSI_D1_Nに接続-
19GNDPower電源(GND)-
20GPIO4_IO8In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのI2C1_SCLピンに接続VCC_3.3V
21GPIO4_IO9In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのI2C1_SDAピンに接続VCC_3.3V
22GPIO4_IO10In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのI2C2_SCLピンに接続VCC_3.3V
23GPIO4_IO11In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのI2C2_SDAピンに接続VCC_3.3V
24GPIO7_IO0In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのENET1_RD0ピンに接続VCC_3.3V
25GPIO7_IO1In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのENET1_RD1ピンに接続VCC_3.3V
26GPIO7_IO2In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのENET1_RD2ピンに接続VCC_3.3V
27GPIO7_IO3In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのENET1_RD3ピンに接続VCC_3.3V
28GPIO7_IO4In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのENET1_RX_CTLピンに接続VCC_3.3V
29GPIO7_IO5In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのENET1_RXCピンに接続VCC_3.3V
30GPIO7_IO6In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのENET1_TD0ピンに接続VCC_3.3V
31GPIO7_IO7In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのENET1_TD1ピンに接続VCC_3.3V
32GPIO7_IO8In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのENET1_TD2ピンに接続VCC_3.3V
33GPIO7_IO9In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのENET1_TD3ピンに接続VCC_3.3V
34GPIO7_IO10In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのENET1_TX_CTLピンに接続VCC_3.3V
35GPIO7_IO11In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのENET1_TXCピンに接続VCC_3.3V
36GPIO7_IO12In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのENET1_TX_CLKピンに接続VCC_3.3V
37GPIO7_IO13In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのENET1_RX_CLKピンに接続VCC_3.3V
38GPIO7_IO14In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのENET1_CRSピンに接続VCC_3.3V
39GPIO7_IO15In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのENET1_COLピンに接続VCC_3.3V
40GPIO1_IO1In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのGPIO1_IO01ピンに接続VCC_3.3V
41EXT_RESET_BIn

外部リセット信号、基板上で47kΩプルアップ(VDD_VSNVS)されています、オープンドレイン(またはオープンコレクタ)信号を入力してください

(Low: リセット状態、High: リセット解除)

VDD_VSNVS
42PMIC_ONOFFIn

パワーマネジメントICのON/OFF用信号、基板上で47kΩプルアップ(VCC_BMIC)されています、オープンドレイン(またはオープンコレクタ)信号を入力してください

(2秒以上Low: 電源OFF、OFF時に2秒未満Low: 電源ON)

VCC_BMIC
43GNDPower電源(GND)-
44USB_HUB3_DPIn/OutUSBプラス側信号、USB HUBコントローラ(ポート3)経由でi.MX 7DualのUSB HSICコントローラに接続-
45USB_HUB3_DMIn/OutUSBマイナス側信号、USB HUBコントローラ(ポート3)経由でi.MX 7DualのUSB HSICコントローラに接続-
46GNDPower電源(GND)-
47USB2_DPIn/OutUSBプラス側信号、i.MX 7DualのUSB_OTG2_DPピンに接続-
48USB2_DMIn/OutUSBマイナス側信号、i.MX 7DualのUSB_OTG2_DNピンに接続-
49GNDPower電源(GND)-
50USB2_VBUS_INInUSB2_VBUS入力検出、i.MX 7DualのUSB_OTG2_VBUSピンに接続-
51VINPower電源入出力(VIN)-
52VINPower電源入出力(VIN)-
53VINPower電源入出力(VIN)-
54VINPower電源入出力(VIN)-
55VINPower電源入出力(VIN)-
56VINPower電源入出力(VIN)-
57VINPower電源入出力(VIN)-
58VCC_3.3VPower電源出力(VCC_3.3V)-
59VCC_3.3VPower電源出力(VCC_3.3V)-
60VCC_3.3VPower電源出力(VCC_3.3V)-
61NVCC_SD2PowerSD2信号電源出力(NVCC_SD2)-
62GPIO5_IO17In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのSD2_DATA3ピンに接続NVCC_SD2
63GPIO5_IO16In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのSD2_DATA2ピンに接続NVCC_SD2
64GPIO5_IO15In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのSD2_DATA1ピンに接続NVCC_SD2
65GPIO5_IO14In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのSD2_DATA0ピンに接続NVCC_SD2
66GPIO5_IO13In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのSD2_CMDピンに接続NVCC_SD2
67GPIO5_IO12In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのSD2_CLKピンに接続NVCC_SD2
68GPIO5_IO11In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのSD2_RESET_Bピンに接続NVCC_SD2
69GPIO5_IO10In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのSD2_WPピンに接続NVCC_SD2
70GPIO5_IO9In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのSD2_CD_Bピンに接続NVCC_SD2
71GNDPower電源(GND)-
72GPIO3_IO0In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_CLKピンに接続VCC_3.3V
73GPIO3_IO1In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_ENABLEピンに接続VCC_3.3V
74GPIO3_IO2In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_HSYNCピンに接続VCC_3.3V
75GPIO3_IO3In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_VSYNCピンに接続VCC_3.3V
76GPIO3_IO4In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_RESETピンに接続VCC_3.3V
77GPIO3_IO5In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT0ピンに接続VCC_3.3V
78GPIO3_IO6In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT1ピンに接続VCC_3.3V
79GPIO3_IO7In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT2ピンに接続VCC_3.3V
80GPIO3_IO8In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT3ピンに接続VCC_3.3V
81GPIO3_IO9In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT4ピンに接続VCC_3.3V
82GPIO3_IO10In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT5ピンに接続VCC_3.3V
83GPIO3_IO11In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT6ピンに接続VCC_3.3V
84GPIO3_IO12In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT7ピンに接続VCC_3.3V
85GPIO3_IO13In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT8ピンに接続VCC_3.3V
86GPIO3_IO14In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT9ピンに接続VCC_3.3V
87GPIO3_IO15In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT10ピンに接続VCC_3.3V
88GPIO3_IO16In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT11ピンに接続VCC_3.3V
89GPIO3_IO17In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT12ピンに接続VCC_3.3V
90GPIO3_IO18In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT13ピンに接続VCC_3.3V
91GPIO3_IO19In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT14ピンに接続VCC_3.3V
92GPIO3_IO20In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT15ピンに接続VCC_3.3V
93GPIO3_IO21In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT16ピンに接続VCC_3.3V
94GPIO3_IO22In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT17ピンに接続VCC_3.3V
95GPIO3_IO23In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT18ピンに接続VCC_3.3V
96GPIO3_IO24In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT19ピンに接続VCC_3.3V
97GPIO3_IO25In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT20ピンに接続VCC_3.3V
98GPIO3_IO26In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT21ピンに接続VCC_3.3V
99GPIO3_IO27In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT22ピンに接続VCC_3.3V
100GPIO3_IO28In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT23ピンに接続VCC_3.3V

[ティップ]

拡張インターフェースのマルチプレクス表はArmadilloサイトからダウンロードすることが可能ですので、拡張ボード設計の際などにご確認ください。

[警告]

i.MX 7Dual の CTS、RTS 信号は一般的な UART の信号と名前が逆になっています。誤接続にご注意ください。

[警告]

EXT_RESET_B信号でリセットする場合、確実にリセットさせるために1秒以上Lowを入力してください。

[警告]コネクタ嵌合時の注意

コネクタの中心を合わせて嵌合してください。

位置合わせをする際は、無理な力を加えることなく誘い込み口を探してください。無理な力を加えると、モールドの破損、削れが発生し、接触抵抗の不具合等に繋る場合があります。

コネクタが誘い込まれると、コネクタ間の距離が近くなり、平行になって前後左右に動かなくなります。この状態からまっすぐに嵌合してください。

[警告]コネクタ抜去時の注意

コネクタは平行に抜去してください。

平行に抜去することが困難な場合、コネクタ幅の狭い方向から斜めに抜去してください。

コネクタが損傷する可能性が高いため、コネクタのコーナー方向や幅の広い方向から斜めに抜去しないでください。

16.9. CON9 RTCバックアップインターフェース

CON9はリアルタイムクロック機能の外部バックアップインターフェースです。長時間電源が切断されても時刻データを保持させたい場合にご使用ください。

搭載コネクタ

DF13C-2P-1.25V(21)/HIROSE ELECTRIC

対向コネクタ例

DF13-2S-1.25C/HIROSE ELECTRIC(ハウジング)

DF13-2630SCF/HIROSE ELECTRIC(コンタクト)

許容電流

1A以下(端子1本あたり)

対応バッテリー例

CR2032 WK11/Hitachi Maxell[21]

表16.11 CON9 信号配列

ピン番号ピン名I/O説明
1RTC_BATPowerリアルタイムクロックの外部バックアップ用電源入力
2GNDPower電源(GND)

[警告]

リアルタイムクロックの平均月差は周囲温度25℃で±90秒程度(参考値)です。時間精度は、周囲温度に大きく影響を受けますので、ご使用の際は十分に特性の確認をお願いします。

[警告]外部バッテリーを取り付ける際の注意

低消費電力モードに速やかに移行させるため、CON9 RTCバックアップインターフェースに外部バッテリーを接続した直後に、一度、CON10またはCON13から電源供給(1秒以上)を行ってください。

[警告]アダプタ挿抜時の注意

RTCバックアップインターフェースへアダプタを接続する際は、ケーブルの根本を軽く握り、指先でコネクタを押すようにして挿入してください。 取り外しの際は、全ケーブルが均等に引きぬかれるようにケーブルをつかみ、引き抜いてください。 また、基板に対して垂直に挿入・抜去してください。30°以上傾けた状態での斜め挿入・抜去は、端子変形、ケース破損の原因となります。

16.10. CON10 電源入力インターフェース1

CON10は+5V電源入力インターフェースです。DCジャックが実装されています。ACアダプタのジャック形状はJEITA RC-5320A準拠(電圧区分2)です。図16.3「ACアダプタの極性マーク」と同じ極性マークのあるACアダプタが使用できます。

搭載コネクタ

HEC3600-016110/HOSIDEN

ACアダプタの極性マーク

図16.3 ACアダプタの極性マーク


[警告]

CON13と共通の信号が接続されています。両方のコネクタから同時に電源供給は行わないでください。

16.11. CON12

CON12に関する仕様は公開しておりません。

16.12. CON13 電源入力インターフェース2

CON13は+5V電源入力インターフェースです。

搭載コネクタ

B02B-PASK(LF)(SN)/J.S.T. Mfg.

対向コネクタ例

PAP-02V-S/J.S.T. Mfg.(ハウジング)

SPHD-001T-P0.5/J.S.T. Mfg.(コンタクト)

表16.12 CON13 信号配列

ピン番号ピン名I/O説明
1VINPower電源入力(VIN)
2GNDPower電源(GND)

[警告]

CON10と共通の信号が接続されています。両方のコネクタから同時に電源供給は行わないでください。

16.13. CH0 WLAN+BTアンテナインターフェース

CON17はWLAN+BTコンボモジュール(AEH-AR9462/VoxMicro)に搭載されたWLAN+BTアンテナ用のインターフェースです。

搭載コネクタ

U.FL-R-SMT-1/HIROSE ELECTRIC互換品

[警告]

アンテナ端子にアンテナケーブルを接続する際、無理な力を加えると破損の原因となりますので、十分にご注意ください。

16.14. CH1 WLANアンテナインターフェース

CON17はWLAN+BTコンボモジュール(AEH-AR9462/VoxMicro)に搭載されたWLANアンテナ用のインターフェースです。

搭載コネクタ

U.FL-R-SMT-1/HIROSE ELECTRIC互換品

[警告]

アンテナ端子にアンテナケーブルを接続する際、無理な力を加えると破損の原因となりますので、十分にご注意ください。

16.15. SW1 ユーザースイッチ

SW1はユーザー側で自由に使用できるタクトスイッチです。

搭載スイッチ

SKHHLRA010/ALPS ELECTRIC

表16.13 ユーザースイッチの接続

部品番号説明
SW1

i.MX 7DualのGPIO1_IO02ピンおよびBMICに接続(ON: Low、OFF: High)


16.16. D1 ユーザーLED

D1はユーザー側で自由に使用できる緑色LEDです。

搭載LED

SLR-342MC3F/ROHM Semiconductor

搭載LEDスペーサー

LDZ-805/Hirosugi-Keiki

表16.14 ユーザーLEDの接続

部品番号説明
D1

i.MX 7DualのEPDC1_DATA07(GPIO2_IO7)ピンに接続(Low: 消灯、High: 点灯)




[20] 詳細については、「8ピンJTAG変換ケーブル」を参照してください。

[21] 詳しくは、各Armadillo販売代理店にお問い合わせください。