Armadillo-IoT ゲートウェイ G3 の製品ラインアップは次の通りです。
表3.1 Armadillo-IoT ゲートウェイ G3 ラインアップ
名称 | 型番 |
---|
Armadillo-IoT ゲートウェイ G3 開発セット (3G搭載モデル) | AGX3020-D00Z |
Armadillo-IoT ゲートウェイ G3 量産用(3G搭載、3Gアンテナセット付属、WLANコンボ搭載、WLAN基板アンテナ付属)[] | AGX3020-C03Z |
Armadillo-IoT ゲートウェイ G3 量産用 (3G非搭載、WLANコンボ非搭載)[] | AGX3000-C00Z |
アドオンモジュールのラインアップは次の通りです。
表3.2 アドオンモジュールラインアップ
名称 | 型番 |
---|
Armadillo-IoT RS232Cアドオンモジュール RS00 | OP-AGA-RS00-00 |
Armadillo-IoT 絶縁RS232C/422/485アドオンモジュール RS01 | OP-AGA-RS01-00 |
Armadillo-IoT 絶縁RS485アドオンモジュール RS02 | OP-AGA-RS02-00 |
Armadillo-IoT RN4020アドオンモジュール BT00 | OP-AGA-BT00-00 |
Armadillo-IoT EnOceanアドオンモジュール EN00[] | OP-AGA-EN00-00 |
Armadillo-IoT Wi-SUNアドオンモジュール WS00 | OP-AGA-WS00-00 |
Armadillo-IoT 絶縁デジタル入出力/アナログ入力アドオンモジュール DA00 | OP-AGA-DA00-00 |
3.2.1. Armadillo-IoTゲートウェイG3開発セット
Armadillo-IoTゲートウェイG3開発セット(型番: AGX3020-D00Z)は、Armadillo-IoTを使った開発がすぐに開始できるように、開発に必要なものを一式含んだセットです。内蔵のRS232Cアドオンモジュール RS00以外のアドオンモジュールは別売です。
表3.3 Armadillo-IoTゲートウェイG3開発セットのセット内容
Armadillo-IoTゲートウェイG3(3Gモジュール搭載、WLAN+BT コンボモジュール内蔵、ケース入り) |
RS232Cアドオンモジュール RS00(Armadillo-IoTゲートウェイG3に内蔵) |
3Gモジュール用アンテナ |
WLAN+BT コンボモジュール用基板アンテナ |
開発用USBシリアル変換アダプタ |
USB2.0ケーブル(A-miniBタイプ) |
ACアダプタ(12V) |
開発用DVD-ROM |
3.2.2. Armadillo-IoTゲートウェイG3量産用
Armadillo-IoTを使った製品の量産用モデルとして、Armadillo-IoT ゲートウェイ G3 量産用(3G搭載、3Gアンテナセット付属、WLANコンボ搭載、WLAN基板アンテナ付属)(型番: AGX3020-C03Z)、Armadillo-IoTゲートウェイG3量産用(3G非搭載)(型番: AGX3000-C00Z)をラインアップしています。
アドオンモジュールや無線LANモジュール、その他付属品など、量産時に必要なものを同時に発注することができます。
また、ケース無しでの発注も可能です。詳細はお問い合わせください。
Armadillo-IoT で動作するソフトウェアの構成について説明します。
Armadillo-IoT で利用可能なソフトウェアを表3.6「Armadillo-IoTで利用可能なソフトウェア」に示します。
表3.6 Armadillo-IoTで利用可能なソフトウェア
ソフトウェア | 説明 |
---|
U-Boot | ブートローダーです。工場出荷状態ではブートローダーイメージはQSPIフラッシュメモリに配置されていますが、SDカードに配置することもできます。 |
Linuxカーネル | uImage形式のLinuxカーネルイメージが利用可能です。工場出荷状態ではLinuxカーネルイメージはeMMCに配置されていますが、ブートローダーの機能によりSDカードに配置することもできます。 |
Debian GNU/Linux | Debian Projectによって作成されたLinuxディストリビューションです。パッケージ管理システムを備えているため、Debian Projectが提供する豊富なソフトウェアパッケージを簡単に追加することができます。工場出荷状態ではDebian GNU/LinuxのルートファイルシステムはeMMCに配置されていますが、LinuxカーネルがサポートしているSDカードなどのストレージデバイスに配置することもできます。 |
Armadillo-IoT のQSPIフラッシュメモリのメモリマップを表3.7「QSPIフラッシュメモリ メモリマップ」に示します。
表3.7 QSPIフラッシュメモリ メモリマップ
物理アドレス | サイズ | 説明 |
---|
0x00000000
|
0x001003FF
| 約 1 MByte |
U-Bootブートローダーイメージ
|
0x00100400
|
0x001403FF
| 256 KBytes |
ライセンス情報
|
0x00140400
|
0x007FFFFF
| 約 6.7 MBytes |
予約領域
|
Armadillo-IoT のeMMC のメモリマップを次に示します。
表3.8 eMMC メモリマップ - インストールディスク v20160928以降を利用した場合
パーティション | サイズ | 説明 |
---|
1
| 32 MBytes |
Linux カーネルイメージ/Device Tree Blob
|
2
| 約 3.4 GBytes |
Debian GNU/Linux
|
3
| 128 MBytes |
リカバリイメージ
|
表3.9 eMMC メモリマップ - インストールディスク v20160705以前を利用した場合
パーティション | サイズ | 説明 |
---|
1
| 32 MBytes |
Linux カーネルイメージ/Device Tree Blob
|
2
| 約 3.5 GBytes |
Debian GNU/Linux
|
3
| 32 MBytes |
リカバリイメージ
|