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Armadillo-500は、Freescale社製i.MX31/i.MX31Lと高速DDR SDRAM、フラッシュメモリを高密度に実装した小型のCPUモジュールです。仕様を 表 3.1. 「Armadillo-500 CPUモジュール仕様」 に示します。
表 3.1. Armadillo-500 CPUモジュール仕様
シリコン
リビジョン
プロセッサ
機能
ARM1136JF-S
命令/データキャッシュ 16KByte/16KByte
L2キャッシュ 128KByte
内部SRAM 16KByte
ベクタ浮動小数点コプロセッサ(VFP)搭載
CPU
クロック
水晶発振器
周波数
DDR SDRAM：64MByte (32bit幅) [a]
NOR Flash：16MByte (16bit幅) [b]
DDR SDRAM：128MByte (32bit幅) [c]
NOR Flash：32MByte (16bit幅) [d]
メモリ電圧：1.8V
I/O電圧：1.8～3.1V
[a] 型式:Micron社製MT46H16M16LFBF-75
[b] 型式:Intel社製PC28F128P30B85
[c] 型式:Micron社製MT46H32M16LFCK-6
[d] 型式:Intel社製PC28F256P30B85
[e] 対応コネクタ型式:基板間高さ4mm用FX10A-140P/14-SV(ヒロセ電機)、基板間高さ5mm用FX10A-140P/14-SV1(ヒロセ電機)
[f] 1.47V 以上のコア電圧で使用される場合は、累積稼動時間が1.25 年(10950 時間)に制限されます。（例えば、5 年間運用するためには、1 日あたり平均6 時間の稼動に制限されます。)
[g] i.MX31L 内蔵USB コントローラを使用してHigh Speed モードに対応する場合はコア電圧を1.55V で設計してください。この制限はCPU モジュール A5001-U**C/A5027-U**には適用されません。
Armadillo-500 A5001のブロック図を図 3.1. 「Armadillo-500 A5001 ブロック図」に、 A5027のブロック図を図 3.2. 「Armadillo-500 A5027 ブロック図」に示します。 また、i.MX31Lの機能ブロック図を図 3.3. 「i.MX31L 機能ブロック図」に、 i.MX31の機能ブロック図を図 3.4. 「i.MX31 機能ブロック図」に示します。
図 3.1. Armadillo-500 A5001 ブロック図
図 3.2. Armadillo-500 A5027 ブロック図
図 3.3. i.MX31L 機能ブロック図
図 3.4. i.MX31 機能ブロック図
