この章では、JTAGデバッガを使用する際の注意点などを説明します。
ETMを接続してデバッグする場合は、ETMで使用するポートをコンフィグレーションしなければなりません。「Armadillo-500 開発ボード ハードウェアマニュアル」を参照して適切に設定してください。
JTAGを使用してLinuxをデバッグする場合は、Linux起動オプションを適切に設定しなければなりません。図8.1「JTAGモード指定」のようにjtagパラメータをonに設定します。
表8.1 JTAGモード
JTAGモード | 説明 |
---|
on | JTAGでデバッグ可能にします。 |
etm8 | ETMのTRACE機能(8bit)を有効にします。 GPIOポートはアクセスできなくなります。 |
etm16 | ETMのTRACE機能(16bit)を有効にします。 GPIOポートとUSB Host2はアクセスできなくなります。 |