第4章 各種インターフェース仕様

目次

4.1. 各種インターフェースの配置
4.2. CON1 (USB インターフェース3)
4.3. CON2 (W-SIM インターフェース)
4.4. CON3 (SD インターフェース)
4.5. CON4 (マイク入力)
4.6. CON5 (ヘッドホン出力)
4.7. CON6 (スピーカー出力)
4.8. CON7 (シリアルインターフェース1)
4.9. CON8 (シリアルインターフェース3)
4.10. CON9 (京セラLCDパネルインターフェース)
4.11. CON10 (京セラLCDタッチパネルインターフェース)
4.12. CON11 (カメラインターフェース)
4.13. CON12 (汎用タッチパネルインターフェース)
4.14. CON13 (FXボードLCDインターフェース)
4.15. CON14 (拡張キーパッドインターフェース)
4.16. CON15 (FXボード拡張インターフェース)
4.16.1. UART1 (シリアルインターフェース1)
4.16.2. UART2 (シリアルインターフェース2)
4.16.3. UART5 (シリアルインターフェース3)
4.16.4. USBH1 (USBインターフェース3)
4.16.5. 1-wire (1線式 調歩同期シリアルインターフェース)
4.16.6. I2C1 (I2Cシリアルインターフェース)
4.16.7. SDHC2 (SDインターフェース)
4.16.8. GPIO (汎用入出力インターフェース)
4.16.9. CSI (カメラインターフェース)
4.16.10. KPP (キーパッドインターフェース)
4.16.11. DAM (デジタルオーディオインターフェース)
4.16.12. Audio (アナログオーディオインターフェース)
4.17. CON16,CON17 (電源入力)
4.17.1. CON16 (電源入力)
4.17.2. CON17 (電源入力)
4.18. CON18 (汎用LCDパネルインターフェース)
4.19. CON20 (拡張W-SIM インターフェース)
4.20. SW1~SW24 (内蔵キーパッド)
4.21. SW25 (リセットスイッチ)

4.1. 各種インターフェースの配置

各種インターフェースの配置

図4.1 各種インターフェースの配置


表4.1 各種インターフェースの内容

部品番号インターフェース形状備考
CON1USB 3Type-Aコネクタ 
CON2W-SIMW-SIM スロット 
CON3SDSDスロット 
CON4マイク入力ミニジャック 
CON5ヘッドホン出力ミニジャック 
CON6スピーカー出力

ピンヘッダ(2P)

(2.00mmピッチ)

 
CON7シリアル1D-Sub9 ピン(オス) 
CON8シリアル 3

ピンヘッダ(10P)

(2.54mmピッチ)

 
CON9京セラLCDパネル

FFCコネクタ(40P)

(0.5mmピッチ)

 
CON10京セラLCDタッチパネル

FFCコネクタ(4P)

(1.25mmピッチ)

 
CON11カメラ

ピンヘッダ(18P)

(2.54mmピッチ)

コネクタ非搭載
CON12汎用タッチパネル

ピンヘッダ(4P)

(2.54mmピッチ)

コネクタ非搭載
CON13FXボードLCD

ピンヘッダ(40P)

(2.00mmピッチ)

 
CON14拡張キーパッド

ピンヘッダ(12P)

(2.54mmピッチ)

コネクタ非搭載
CON15FXボード拡張

ピンヘッダ(80P)

(2.00mmピッチ)

 
CON16電源入力DC ジャック 
CON17電源入力

コネクタ(4P)

(2.00mmピッチ)

 
CON18汎用LCDパネル

ピンヘッダ(40P)

(2.54mmピッチ)

コネクタ非搭載
CON20拡張W-SIM

ピンヘッダ(18P)

(2.54mmピッチ)

コネクタ非搭載
SW1~SW24内蔵キーパッドタクトスイッチ 
SW25リセットスイッチタクトスイッチ 

4.2. CON1 (USB インターフェース3)

CON1 はUSB インターフェースです。USB トランシーバを経由してi.MX31 のUSB コントローラに接続されています。

  • データ転送モード:USB 2.0 Full Speed (12Mbps) 、Low Speed (1.5Mbps)

  • 供給電源:電圧+5V、電流500mA (Max)

  • コネクタ形状:Type-A

  • コントローラ:i.MX31 内蔵USB コントローラ (USBHOST1 ポート)

表4.2 CON1 信号配列

ピン番号信号名I/O機 能
1+5VPowerUSB 電源(+5V、最大500mA の供給可能)
2USB-In/OutUSB のマイナス側信号
3USB+In/OutUSB のプラス側信号
4GNDPowerUSB 電源(GND)

Armadilloサイトにて、動作確認済みUSBデバイス情報を随時更新していますのでご確認ください。

4.3. CON2 (W-SIM インターフェース)

CON2 はW-SIM インターフェースです。UART はi.MX31 のUART コントローラ(UART2)に、PCM CODEC はDAM(デジタルオーディオマルチプレクサ)ポート4 に接続されています。

表4.3 CON2 信号配列

ピン番号信号名I/O機 能
1TXDOuti.MX31のTXD2ピンに接続
2RXDIni.MX31のRXD2ピンに接続
3RTSOuti.MX31のRTS2ピンに接続
4CTSOuti.MX31のCTS2ピンに接続
5DTRIni.MX31のDTR_DTE1ピンに接続
6DCDIni.MX31のDCD_DTE1ピンに接続
7RIIni.MX31のRI_DTE1ピンに接続
8INSIni.MX31のDSR_DTE1ピンに接続
9VCCPower電源(5V)
10GNDPower電源(GND)
11PCMCLKOuti.MX31のSCK4ピンに接続
12PCMSYNCOuti.MX31のSFS4ピンに接続
13PCMINIni.MX31のSRXD4ピンに接続
14PCMOUTOuti.MX31のSTXD4ピンに接続
15IF_SELOutGNDへ接続
16DISP1Ini.MX31のSVEN0ピンに接続
17DISP2Ini.MX31のSTX0ピンに接続
18DISP3Ini.MX31のSRX0ピンに接続

4.4. CON3 (SD インターフェース)

CON3 はSD インターフェースです。i.MX31 のSD/MMC コントローラ(SDHC2)に接続されています。

表4.4 CON3 信号配列

ピン番号信号名I/O機  能
1CD/DAT3In/Outデータバス(bit3)、i.MX31のPC_PWRONピンに接続
2CMDIn/Outコマンド/レスポンス、i.MX31のPC_CD1_Bピンに接続
3VSSPower電源(GND)
4VDDPower電源(+3V)
5CLKOutクロック、i.MX31のPC_CD2_Bピンに接続
6VSSPower電源(GND)
7DAT0In/Outデータバス(bit0)、i.MX31のPC_WAITピンに接続
8DAT1In/Outデータバス(bit1)、i.MX31のPC_READYピンに接続
9DAT2In/Outデータバス(bit2)、i.MX31のPC_VS1ピンに接続
10CD_SWInカード検出(Low:カード挿入、High:カード未挿入)、i.MX31のCSI_D4(GPIO3_4)ピンに接続
11COMMON-GNDと接続
12WP_SW--

Armadilloサイトにて、動作確認済みSD/MMCカード情報を随時更新していますのでご確認ください。

4.5. CON4 (マイク入力)

CON4 はモノラルマイク入力です。FX ボード拡張インターフェース入力を経由して、FX ボードのオーディオコーデックIC(IC11)に接続されています。コーデックIC は、i.MX31 のDAM(デジタルオーディオマルチプレクサ) ポート5 に接続されています。

表4.5 CON4 信号配列

ピン番号信号名I/O機  能
1GNDPower電源(GND)
2MIC_INInコーデックIC(FXボード IC11)のLIPピンに接続
3---
4---
5---

4.6. CON5 (ヘッドホン出力)

CON5 はステレオヘッドホン出力です。FX ボード拡張インターフェース入力を経由して、FX ボードのオーディオコーデックIC(IC11)に接続されています。コーデックIC は、i.MX31 のDAM(デジタルオーディオマルチプレクサ) ポート5 に接続されています。

表4.6 CON5 信号配列

ピン番号信号名I/O機  能
1HP_VGNDPowerコーデックIC(FXボード IC11)のOUT3ピンに接続
2HP_LOutコーデックIC(FXボード IC11)のLOUT1ピンに接続
3HP_ROutコーデックIC(FXボード IC11)のROUT1ピンに接続
4---
5HP_DETInコーデックIC(FXボード IC11)のGPIO1ピンに接続

4.7. CON6 (スピーカー出力)

CON6 はモノラルスピーカー出力です。FX ボード拡張インターフェース入力を経由して、FX ボードのオーディオコーデックIC(IC11)に接続されています。コーデックIC は、i.MX31 のDAM(デジタルオーディオマルチプレクサ) ポート5 に接続されています。

表4.7 CON6 信号配列

ピン番号信号名I/O機  能
1SPK-OutコーデックIC(FXボード IC11)のLOUT2ピンに接続(出力インピーダンス8Ω)
2SPK+OutコーデックIC(FXボード IC11)のROUT2ピンに接続(出力インピーダンス8Ω)

[警告]

スピーカー出力端子(SPK-,SPK+)は、アンプからの差動出力となっていますので、スピーカー出力端子とGNDは絶対に接続しないでください、接続するとアンプの出力がショートしてしまいICが壊れる可能性があります。

また、液晶モデル開発セットで使用しているスピーカーは以下の通りです。

  • メーカー: CUI

  • 型番: GC0351N

  • インピーダンス: 8Ω

  • 定格出力: 1W

4.8. CON7 (シリアルインターフェース1)

CON7は非同期 (調歩同期) シリアルインターフェースです。i.MX31のUARTコントローラに接続されています。

  • 信号入出力レベル:RS232Cレベル

  • 最大データ転送レート:230.4kbps

  • フロー制御:無し

  • コントローラ:i.MX31内蔵UARTコントローラ (ポート1)

表4.8 CON7信号配列

ピン番号信号名I/O機  能
1---
2UART1_RXDIn受信データ、i.MX31 のRXD1 ピンに接続
3UART1_TXDOut送信データ、i.MX31 のTXD1 ピンに接続
4---
5GNDPower電源(GND)
6---
7RTS-CTSピンと接続 (ループバック)
8CTS-RTSピンと接続 (ループバック)
9---

[警告]

TXD1,RXD1はFXボードのCON7にも接続されておりますが、同時利用には対応していませんので、どちらかひとつのコネクタでのみご利用ください。

4.9. CON8 (シリアルインターフェース3)

CON8は非同期 (調歩同期) シリアルインターフェースです。i.MX31のUARTコントローラに接続されています。

  • 信号入出力レベル:RS232Cレベル

  • 最大データ転送レート:230.4kbps

  • フロー制御:RTS,CTS

  • コントローラ:i.MX31内蔵UARTコントローラ (ポート5)

表4.9 CON8信号配列

ピン番号信号名I/O機  能
1---
2---
3UART5_RXDIn受信データ、i.MX31 のRXD5 ピンに接続
4UART5_RTSOut送信要求、i.MX31 のCTS5 ピンに接続
5UART5_TXDOut送信データ、i.MX31 のTXD5 ピンに接続
6UART5_CTSIn送信可能、i.MX31 のRTS5 ピンに接続
7---
8---
9GNDPower電源(GND)
10---

4.10. CON9 (京セラLCDパネルインターフェース)

CON9は、京セラLCDパネルインターフェースです。CON9には京セラ製タッチパネル内蔵LCDパネル「TCG057VGLBB-G00」を接続可能です。i.MX31の同期ディスプレイコントローラと、Texas Instruments製LEDバックライトドライバーIC「TPS61160」(IC5)に接続されています。

[警告]

CON18とは、パラレル接続しており同時利用には対応していませんので、どちらかひとつのコネクタでのみご利用ください。

表4.10 CON9信号配列

ピン番号信号名I/O機  能
1GNDPower電源(GND)
2CKOuti.MX31のIPU_FPSHIFTピンに接続
3HSYNCOuti.MX31のIPU_HSYNCピンに接続
4VSYNCOuti.MX31のIPU_VSYNC3ピンに接続
5GNDPower電源(GND)
6R0Outi.MX31のIPU_LD12ピンに接続
7R1Outi.MX31のIPU_LD13ピンに接続
8R2Outi.MX31のIPU_LD14ピンに接続
9R3Outi.MX31のIPU_LD15ピンに接続
10R4Outi.MX31のIPU_LD16ピンに接続
11R5Outi.MX31のIPU_LD17ピンに接続
12GNDPower電源(GND)
13G0Outi.MX31のIPU_LD6ピンに接続
14G1Outi.MX31のIPU_LD7ピンに接続
15G2Outi.MX31のIPU_LD8ピンに接続
16G3Outi.MX31のIPU_LD9ピンに接続
17G4Outi.MX31のIPU_LD10ピンに接続
18G5Outi.MX31のIPU_LD11ピンに接続
19GNDPower電源(GND)
20B0Outi.MX31のIPU_LD0ピンに接続
21B1Outi.MX31のIPU_LD1ピンに接続
22B2Outi.MX31のIPU_LD2ピンに接続
23B3Outi.MX31のIPU_LD3ピンに接続
24B4Outi.MX31のIPU_LD4ピンに接続
25B5Outi.MX31のIPU_LD5ピンに接続
26GNDPower電源(GND)
27ENABOuti.MX31のIPU_DRDYピンに接続
28VDDPower電源(+3V)
29VDDPower電源(+3V)
30R/LOutGNDへ接続接続
31U/DOut+3Vへ接続
32---
33CA1PowerLEDドライバー(IC5)のFBピンに接続
34CA2PowerLEDドライバー(IC5)のFBピンに接続
35CA3PowerLEDドライバー(IC5)のFBピンに接続
36---
37AN1PowerLEDドライバー(IC5)のSWピンに接続
38AN2PowerLEDドライバー(IC5)のSWピンに接続
39AN3PowerLEDドライバー(IC5)のSWピンに接続
40---

4.11. CON10 (京セラLCDタッチパネルインターフェース)

CON10は、京セラLCDタッチパネルインターフェースです。CON10には、京セラ製タッチパネル内蔵LCDパネル「TCG057VGLBB-G00」用抵抗式タッチパネルを接続可能です。Texas Instruments製タッチパネルコントローラIC「TSC2046」(IC6)に接続されており、タッチパネルコントローラIC はi.MX31の同期式シリアルインターフェース(CSPI3)に接続されています。

表4.11 CON10信号配列

ピン番号信号名I/O機  能
1yLIn/Outタッチパネルコントローラ(IC6)のY+ピンに接続
2xLIn/Outタッチパネルコントローラ(IC6)のX-ピンに接続
3yUIn/Outタッチパネルコントローラ(IC6)のY-ピンに接続
4xRIn/Outタッチパネルコントローラ(IC6)のX+ピンに接続

[警告]

CON12とはパラレル接続しており、同時利用には対応していませんので、どちらかひとつのコネクタでのみご利用ください。

4.12. CON11 (カメラインターフェース)

CON11はカメラインターフェースです。i.MX31のCSIに接続されています。

表4.12 CON11信号配列

ピン番号信号名I/O機  能
1GPIO3_0In/Outi.MX31のGPIO3_0ピンに接続
2GPIO3_1In/Outi.MX31のGPIO3_1ピンに接続
3I2C1_CLKIn/Outi.MX31のI2C1_CLKピンに接続
4I2C1_DATIn/Outi.MX31のI2C1_DATピンに接続
5CSI_D8In/Outi.MX31のCSI_D8ピンに接続
6CSI_D9In/Outi.MX31のCSI_D9ピンに接続
7CSI_D10In/Outi.MX31のCSI_D10ピンに接続
8CSI_D11In/Outi.MX31のCSI_D11ピンに接続
9CSI_D12In/Outi.MX31のCSI_D12ピンに接続
10CSI_D13In/Outi.MX31のCSI_D13ピンに接続
11CSI_D14In/Outi.MX31のCSI_D14ピンに接続
12CSI_D15In/Outi.MX31のCSI_D15ピンに接続
13CSI_MCLKOuti.MX31のCSI_MCLKピンに接続
14CSI_VSYNCOuti.MX31のCSI_VSYNCピンに接続
15CSI_HSYNCOuti.MX31のCSI_HSYNCピンに接続
16CSI_PIXCLKOuti.MX31のCSI_PIXCLKピンに接続
17GNDPower電源(GND)
18+3VPower電源(+3V)

4.13. CON12 (汎用タッチパネルインターフェース)

CON12は、汎用タッチパネルインターフェースです。タッチパネルコントローラIC(IC6)に接続されており、タッチパネルコントローラIC はi.MX31の同期式シリアルインターフェース(CSPI3)に接続されています。

表4.13 CON12信号配列

ピン番号信号名I/O機  能
1yLIn/Outタッチパネルコントローラ(IC6)のY+ピンに接続
2xLIn/Outタッチパネルコントローラ(IC6)のX-ピンに接続
3yUIn/Outタッチパネルコントローラ(IC6)のY-ピンに接続
4xRIn/Outタッチパネルコントローラ(IC6)のX+ピンに接続

[警告]

CON10とはパラレル接続しており、同時利用には対応していませんので、どちらかひとつのコネクタでのみご利用ください。

4.14. CON13 (FXボードLCDインターフェース)

CON13は、FXボードからのLCDディスプレイ信号を入力するためのインターフェースです。i.MX31の同期ディスプレイコントローラに接続されています。

  • 最大解像度:800×600 (18bit)

  • コネクタ形状:40ピン (2.00mmピッチ)

  • コントローラ:i.MX31内蔵同期ディスプレイコントローラ (SDC)

表4.14 CON13信号配列

ピン番号信号名I/O機  能
1SCLK0Ini.MX31のSCLK0ピンに接続
2CSPI2_SS1Outi.MX31のCSPI2_SS1ピンに接続
3CSPI2_SS0Outi.MX31のCSPI2_SS0ピンに接続
4CSPI3_SCLKOuti.MX31のCSPI3_SCLKピンに接続
5CSPI3_MISOIni.MX31のCSPI3_MISOピンに接続
6CSPI3_MOSIOuti.MX31のCSPI3_MOSIピンに接続
7GNDPower電源(GND)
8+3VPower電源(+3V)
9IPU_LD5Outi.MX31のIPU_LD5ピンに接続
10IPU_LD4Outi.MX31のIPU_LD4ピンに接続
11IPU_LD3Outi.MX31のIPU_LD3ピンに接続
12IPU_LD2Outi.MX31のIPU_LD2ピンに接続
13IPU_LD1Outi.MX31のIPU_LD1ピンに接続
14IPU_LD0Outi.MX31のIPU_LD0ピンに接続
15GNDPower電源(GND)
16IPU_LD11Outi.MX31のIPU_LD11ピンに接続
17IPU_LD10Outi.MX31のIPU_LD10ピンに接続
18IPU_LD9Outi.MX31のIPU_LD9ピンに接続
19IPU_LD8Outi.MX31のIPU_LD8ピンに接続
20IPU_LD7Outi.MX31のIPU_LD7ピンに接続
21IPU_LD6Outi.MX31のIPU_LD6ピンに接続
22GNDPower電源(GND)
23IPU_LD17Outi.MX31のIPU_LD17ピンに接続
24IPU_LD16Outi.MX31のIPU_LD16ピンに接続
25IPU_LD15Outi.MX31のIPU_LD15ピンに接続
26IPU_LD14Outi.MX31のIPU_LD14ピンに接続
27IPU_LD13Outi.MX31のIPU_LD13ピンに接続
28IPU_LD12Outi.MX31のIPU_LD12ピンに接続
29GNDPower電源(GND)
30IPU_CONTRASTOuti.MX31のIPU_CONTRASTピンに接続
31IPU_DRDY0Outi.MX31のIPU_DRDYピンに接続
32IPU_VSYNC3Outi.MX31のIPU_VSYNC3ピンに接続
33IPU_HSYNCOuti.MX31のIPU_HSYNCピンに接続
34IPU_FPSHIFTOuti.MX31のIPU_FPSHIFTピンに接続
35GNDPower電源(GND)
36GNDPower電源(GND)
37+3VPower電源(+3V)
38+3VPower電源(+3V)
39VBATTPower電源(+3.4V~5.5V)
40VBATTPower電源(+3.4V~5.5V)

4.15. CON14 (拡張キーパッドインターフェース)

CON14は、拡張キーパッドインターフェースです。インターフェースボードに搭載されている24個のキーパッドとはパラレル接続になっています。

表4.15 CON14信号配列

ピン番号信号名I/O機  能
1KEY_COL2In/Outi.MX31のKEY_COL2ピンに接続
2KEY_COL3In/Outi.MX31のKEY_COL3ピンに接続
3KEY_COL4In/Outi.MX31のKEY_COL4ピンに接続
4KEY_COL5In/Outi.MX31のKEY_COL5ピンに接続
5KEY_COL6In/Outi.MX31のKEY_COL6ピンに接続
6KEY_COL7In/Outi.MX31のKEY_COL7ピンに接続
7KEY_ROW3In/Outi.MX31のKEY_ROW3ピンに接続
8KEY_ROW4In/Outi.MX31のKEY_ROW4ピンに接続
9KEY_ROW5In/Outi.MX31のKEY_ROW5ピンに接続
10KEY_ROW6In/Outi.MX31のKEY_ROW6ピンに接続
11KEY_ROW7In/Outi.MX31のKEY_ROW7ピンに接続
12GNDPower電源(GND)

4.16. CON15 (FXボード拡張インターフェース)

CON15は、FXボードからの拡張信号を入力するためのインターフェースです。各インターフェースのI/Oレベルは、+3Vです。拡張機能を 表4.16「CON15拡張機能」に示します。

表4.16 CON15拡張機能

機能名内  容
UART1調歩同期シリアルインターフェース1(ハードウェアフロー無し)
UART2調歩同期シリアルインターフェース2(6線フロー有り)
UART5調歩同期シリアルインターフェース3(2線フロー有り)
USBH1USBインターフェース3
1-wire1線式 調歩同期シリアルインターフェース
I2C1I2Cシリアルインターフェース
SDHC2SDインターフェース
GPIO汎用入出力インターフェース
CSIカメラインターフェース
KPPキーパッドインターフェース
DAMデジタルオーディオインターフェース
Audioアナログオーディオインターフェース

4.16.1. UART1 (シリアルインターフェース1)

  • 信号入出力レベル:+3V I/Oレベル

  • 最大データ転送レート:1.875Mbps

  • フロー制御:無し

  • コントローラ:i.MX31内蔵UARTコントローラ (ポート1)

[警告]

信号線はFXボードのCON7にも接続されておりますが、同時利用には対応していませんので、どちらかひとつのコネクタでのみご利用ください。

4.16.2. UART2 (シリアルインターフェース2)

  • 信号入出力レベル:+3V I/Oレベル

  • 最大データ転送レート:1.875Mbps

  • フロー制御:CTS、RTS、DTR、DSR、DCD、RI

  • コントローラ:i.MX31内蔵UARTコントローラ (ポート2)

4.16.3. UART5 (シリアルインターフェース3)

  • 信号入出力レベル:+3V I/Oレベル

  • 最大データ転送レート:1.875Mbps

  • フロー制御:CTS、RTS

  • コントローラ:i.MX31内蔵UARTコントローラ (ポート5)

4.16.4. USBH1 (USBインターフェース3)

USBH1はUSBシリアルインターフェースです。USBトランシーバを経由してi.MX31のUSBコントローラに接続されています。

  • データ転送モード:USB 2.0 Full Speed (12Mbps) 、Low Speed (1.5Mbps)

  • コントローラ:i.MX31内蔵USBコントローラ (USBHOST1ポート)

4.16.5. 1-wire (1線式 調歩同期シリアルインターフェース)

1-wireは1線式 調歩同期シリアルインターフェースです。i.MX31の1-wireコントローラに接続されています。

  • 信号入出力レベル:+3V I/Oレベル

4.16.6. I2C1 (I2Cシリアルインターフェース)

I2C1はI2Cシリアルインターフェースです。i.MX31のI2Cコントローラ(ポート1)に接続されています。

  • 信号入出力レベル:+3V I/Oレベル

4.16.7. SDHC2 (SDインターフェース)

SDHC2はSDインターフェースです。i.MX31のSD/MMCコントローラ(SDHC2)に接続されています。

  • 信号入出力レベル:+3V I/Oレベル

4.16.8. GPIO (汎用入出力インターフェース)

GPIOは汎用入出力インターフェースです。i.MX31のGPIOピンに接続されています。また、これ以外にも他の機能に割り当てられたピンをマルチプレクス切り替えすることによりGPIOとして利用することも可能です、マルチプレクスでGPIO利用可能なピンは表をご覧ください。

  • 信号入出力レベル:+3V I/Oレベル

  • ビット数:5ビット

4.16.9. CSI (カメラインターフェース)

CSIはカメラインターフェースです。i.MX31のCSIに接続されています。

  • 信号入出力レベル:+3V I/Oレベル

  • データビット数:8ビット

4.16.10. KPP (キーパッドインターフェース)

KPPはキーパッドインターフェースです。i.MX31のKPP(キーパッドポート)に接続されています。

  • 信号入出力レベル:+3V I/Oレベル

  • 方式:キースキャンマトリクス方式

  • 最大キーパッド数:30キー

4.16.11. DAM (デジタルオーディオインターフェース)

DAMはデジタルオーディオ用同期式シリアルインターフェースです。i.MX31のDAM(デジタルオーディオマルチプレクサ) ポート4に接続されています。

  • 信号入出力レベル:+3V I/Oレベル

  • 信号線数:4線(STXD4,SRXD4,SFS4,SCK4)

4.16.12. Audio (アナログオーディオインターフェース)

Audioはアナログオーディオインターフェースです。オーディオコーデックIC(FXボード IC11)に接続されています。コーデックICは、i.MX31のDAM(デジタルオーディオマルチプレクサ) ポート5に接続されています。コーデックICの電源はスピーカー駆動用電源のみ+5Vに、それ以外はすべて+3V電源に接続されています。

  • 最大サンプルレート:48kHz

  • スピーカー最大出力:1W

表4.17 CON15信号配列およびGPIOマルチプレクス情報

ピン

番号

機能名信号名I/O機能

GPIO

モード

1UART5UART5_RTSIni.MX31のPC_VS2ピンに接続-
2UART5_CTSOuti.MX31のPC_RSTピンに接続-
3UART5_RXDIni.MX31のPC_BVD1ピンに接続-
4UART5_TXDOuti.MX31のPC_BVD2ピンに接続-
5UART1UART1_RXDIni.MX31のRXD1ピンに接続GPIO2_4
6UART1_TXDOuti.MX31のTXD1ピンに接続GPIO2_5
7-GNDPower電源(GND)-
8-+3VPower電源(+3V)-
9GPIOGPIO3_29In/Outi.MX31のATA_DIOWピンに接続GPIO3_29
10GPIO3_4In/Outi.MX31のCSI_D4ピンに接続GPIO3_4
11SDHC2SD2_DATA3In/Outi.MX31のPC_PWRONピンに接続-
12SD2_DATA2In/Outi.MX31のPC_VS1ピンに接続-
13SD2_DATA1In/Outi.MX31のPC_READYピンに接続-
14SD2_DATA0In/Outi.MX31のPC_WAIT*ピンに接続-
15SD2_CMDIn/Outi.MX31のPC_CD1*ピンに接続-
16SD2_CLKIn/Outi.MX31のPC_CD2*ピンに接続-
17-GNDPower電源(GND)-
18USBH1USBH1_DPIn/OutUSBトランシーバのDPピンに接続-
19USBH1_DMIn/OutUSBトランシーバのDMピンに接続-
20-GNDPower電源(GND)-
211wireBATT_LINEIn/Outi.MX31のBATT_LINEピンに接続GPIO2_17
22GPIOGPIO2_2In/Outi.MX31のSRX0ピンに接続GPIO2_2
23GPIO2_1In/Outi.MX31のSTX0ピンに接続GPIO2_1
24GPIO2_0In/Outi.MX31のSVEN0ピンに接続GPIO2_0
25

DAM

Port4

STXD4Outi.MX31のSTXD4ピンに接続GPIO1_19
26SRXD4Ini.MX31のSRXD4ピンに接続GPIO1_20
27SFS4Outi.MX31のSFS4ピンに接続-
28SCK4Outi.MX31のSCK4ピンに接続-
29UART2UART2_DSRIni.MX31のDSR_DTE1ピンに接続GPIO2_13
30UART2_RIIni.MX31のRI_DTE1ピンに接続GPIO2_14
31UART2_DCDIni.MX31のDCD_DTE1ピンに接続GPIO2_15
32UART2_DTROuti.MX31のDTR_DTE1ピンに接続GPIO2_12
33UART2_RTSIni.MX31のRTS2ピンに接続-
34UART2_CTSOuti.MX31のCTS2ピンに接続-
35UART2_RXDIni.MX31のRXD2ピンに接続GPIO1_27
36UART2_TXDOuti.MX31のTXD2ピンに接続GPIO1_28
37-GNDPower電源(GND)-
38-+3VPower電源(+3V)-
39I2C1I2C1_CLKIn/Outi.MX31のI2C1_CLKピンに接続-
40I2C1_DATIn/Outi.MX31のI2C1_DATピンに接続-
41GPIOGPIO3_0In/Outi.MX31のGPIO3_0ピンに接続GPIO3_0
42GPIO3_1In/Outi.MX31のGPIO3_1ピンに接続GPIO3_1
43CSICSI_D8In/Outi.MX31のCSI_D8ピンに接続GPIO3_8
44CSI_D9In/Outi.MX31のCSI_D9ピンに接続GPIO3_9
45CSI_D10In/Outi.MX31のCSI_D10ピンに接続GPIO3_10
46CSI_D11In/Outi.MX31のCSI_D11ピンに接続GPIO3_11
47CSI_D12In/Outi.MX31のCSI_D12ピンに接続GPIO3_12
48CSI_D13In/Outi.MX31のCSI_D13ピンに接続GPIO3_13
49CSI_D14In/Outi.MX31のCSI_D14ピンに接続GPIO3_14
50CSI_D15In/Outi.MX31のCSI_D15ピンに接続GPIO3_15
51CSI_MCLKOuti.MX31のCSI_MCLKピンに接続GPIO3_16
52CSI_VSYNCOuti.MX31のCSI_VSYNCピンに接続GPIO3_17
53CSI_HSYNCOuti.MX31のCSI_HSYNCピンに接続GPIO3_18
54CSI_PIXCLKOuti.MX31のCSI_PIXCLKピンに接続GPIO3_19
55KPPKEY_ROW7In/Outi.MX31のKEY_ROW7ピンに接続GPIO2_21
56KEY_ROW6In/Outi.MX31のKEY_ROW6ピンに接続GPIO2_20
57KEY_ROW5In/Outi.MX31のKEY_ROW5ピンに接続GPIO2_19
58KEY_ROW4In/Outi.MX31のKEY_ROW4ピンに接続GPIO2_18
59KEY_ROW3In/Outi.MX31のKEY_ROW3ピンに接続-
60KEY_COL7In/Outi.MX31のKEY_COL7ピンに接続GPIO2_25
61KEY_COL6In/Outi.MX31のKEY_COL6ピンに接続GPIO2_24
62KEY_COL5In/Outi.MX31のKEY_COL5ピンに接続GPIO2_23
63KEY_COL4In/Outi.MX31のKEY_COL4ピンに接続GPIO2_22
64KEY_COL3In/Outi.MX31のKEY_COL3ピンに接続-
65KEY_COL2In/Outi.MX31のKEY_COL2ピンに接続-
66-MRST*Inシステムリセット入力-
67-GNDPower電源(GND)-
68AudioSPK-Outオーディオコーデック スピーカー出力(-)-
69SPK+Outオーディオコーデック スピーカー出力(+)-
70HP_DETInオーディオコーデック ヘッドホンジャック挿抜検出-
71HP_ROutオーディオコーデック ヘッドホン出力(右)-
72HP_LOutオーディオコーデック ヘッドホン出力(左)-
73HP_VGNDOutオーディオコーデック ヘッドホンGND(VMID)-
74MIC_INInオーディオコーデック マイク入力-
75-GNDPower電源(GND)-
76-GNDPower電源(GND)-
77-VBATTPower電源(+3.4V~5.5V)-
78-VBATTPower電源(+3.4V~5.5V)-
79-+5VPower電源(5V)-
80-+5VPower電源(5V)-

4.17. CON16,CON17 (電源入力)

CON16, CON17はArmadillo-500 FXに電源を供給するコネクタです。CON16の入力電圧範囲はDC+5V±5%です。CON17の入力電圧範囲はDC+6V~9.45Vです。ACアダプターの挿抜に連動するDCジャック内部のスイッチにより、ACアダプター挿入時はCON16から+5Vをシステム全体に供給し、ACアダプターを抜いた状態ではCON17からの電源をDCDCコンバータで+5Vに変換してシステム全体に供給します。

[警告]

CON16には+5.25V以上の電圧, CON17には+9.45V以上の電圧を加えないでください。内部デバイスが破壊する可能性があります。

電源入力 ブロック図

図4.2 電源入力 ブロック図


4.17.1. CON16 (電源入力)

CON16は、電源入力DCジャックです。コネクタ形状はEIAJ RC-5320A準拠 (電圧区分2) です。図4.3「ACアダプターの極性マーク」と同じ極性マークが付いたDC+5VのACアダプターを使用してください。+電極側には、過電流保護のために3Aリセッタブルヒューズが接続されています。入力電圧は単調増加としてください。極度に短い間隔でのオン/オフ繰り返しは行わないでください。本コネクタから電源供給するFXボードに、積層セラミックコンデンサ4.7μF 3個が実装されています。

ACアダプターの極性マーク

図4.3 ACアダプターの極性マーク


4.17.2. CON17 (電源入力)

CON17は電源入力と1-wire通信、内部DCDCコンバータON/OFF制御ピンが複合された4ピンコネクタ (2.00mmピッチ) です。POWER_IN には、過電圧保護のために12Vツェナーダイオードが接続されています。入力電圧は単調増加としてください。極度に短い間隔でのオン/オフ繰り返しは行わないでください。入力には積層セラミックコンデンサ22μF 2個を実装しています。

表4.18 CON17信号配列

ピン番号信号名I/O機  能
1POWER_INIn電源(+6V~9.45V)
2GNDIn電源(GND)
3BATT_LINEIn/Outi.MX31のBATT_LINEピンに接続
4DCDC_ENInDCDCコンバータ(IC7)のCEピンに接続

インターフェースボードは、スイッチングレギュレータでPOWER_IN電源からシステム用電圧+5Vを生成しています。電圧の出力電圧精度と最大定格電流を表4.19「電圧精度と最大定格電流」に示します。

表4.19 電圧精度と最大定格電流

電圧精度最大出力定格電流
+5.0V±5% (25℃ typ.)3A

[警告]

電源電圧の立ち上がり時間は2msec以内に収めるようにしてください。立ち上がり時間が遅い場合には、スイッチングレギュレータICの短絡保護回路が作動し+5VがOFFになる場合があります。

4.18. CON18 (汎用LCDパネルインターフェース)

  • コネクタ形状:40ピン (2.54mmピッチ)

  • コントローラ:i.MX31内蔵同期ディスプレイコントローラ (SDC)

[警告]

CON9とは、パラレル接続しており同時利用には対応していませんので、どちらかひとつのコネクタでのみご利用ください。

表4.20 CON18信号配列

ピン番号信号名I/O機  能
1SCLK0Ini.MX31のSCLK0ピンに接続
2CSPI2_SS1Outi.MX31のCSPI2_SS1ピンに接続
3CSPI2_SS0Outi.MX31のCSPI2_SS0ピンに接続
4CSPI3_SCLKOuti.MX31のCSPI3_SCLKピンに接続
5CSPI3_MISOIni.MX31のCSPI3_MISOピンに接続
6CSPI3_MOSIOuti.MX31のCSPI3_MOSIピンに接続
7GNDPower電源(GND)
8+3VPower電源(+3V)
9IPU_LD5Outi.MX31のIPU_LD5ピンに接続
10IPU_LD4Outi.MX31のIPU_LD4ピンに接続
11IPU_LD3Outi.MX31のIPU_LD3ピンに接続
12IPU_LD2Outi.MX31のIPU_LD2ピンに接続
13IPU_LD1Outi.MX31のIPU_LD1ピンに接続
14IPU_LD0Outi.MX31のIPU_LD0ピンに接続
15GNDPower電源(GND)
16IPU_LD11Outi.MX31のIPU_LD11ピンに接続
17IPU_LD10Outi.MX31のIPU_LD10ピンに接続
18IPU_LD9Outi.MX31のIPU_LD9ピンに接続
19IPU_LD8Outi.MX31のIPU_LD8ピンに接続
20IPU_LD7Outi.MX31のIPU_LD7ピンに接続
21IPU_LD6Outi.MX31のIPU_LD6ピンに接続
22GNDPower電源(GND)
23IPU_LD17Outi.MX31のIPU_LD17ピンに接続
24IPU_LD16Outi.MX31のIPU_LD16ピンに接続
25IPU_LD15Outi.MX31のIPU_LD15ピンに接続
26IPU_LD14Outi.MX31のIPU_LD14ピンに接続
27IPU_LD13Outi.MX31のIPU_LD13ピンに接続
28IPU_LD12Outi.MX31のIPU_LD12ピンに接続
29GNDPower電源(GND)
30IPU_CONTRASTOuti.MX31のIPU_CONTRASTピンに接続
31IPU_DRDY0Outi.MX31のIPU_DRDYピンに接続
32IPU_VSYNC3Outi.MX31のIPU_VSYNC3ピンに接続
33IPU_HSYNCOuti.MX31のIPU_HSYNCピンに接続
34IPU_FPSHIFTOuti.MX31のIPU_FPSHIFTピンに接続
35GNDPower電源(GND)
36GNDPower電源(GND)
37+3VPower電源(+3V)
38+3VPower電源(+3V)
39VBATTPower電源(+3.4V~5.5V)
40VBATTPower電源(+3.4V~5.5V)

4.19. CON20 (拡張W-SIM インターフェース)

CON20は拡張W-SIM インターフェースです。UARTはi.MX31のUARTコントローラ(UART2)に、PCM CODECはDAM(デジタルオーディオマルチプレクサ)ポート4に接続されています。

[警告]

CON2とは、パラレル接続しており同時利用には対応していませんので、どちらかひとつのコネクタでのみご利用ください。

表4.21 CON20信号配列

ピン番号信号名I/O機  能
1TXDOuti.MX31のTXD2ピンに接続
2RXDIni.MX31のRXD2ピンに接続
3RTSOuti.MX31のDTR_DTE1ピンに接続
4CTSOuti.MX31のCTS2ピンに接続
5DTRIni.MX31のRTS2ピンに接続
6DCDIni.MX31のDCD_DTE1ピンに接続
7RIIni.MX31のRI_DTE1ピンに接続
8INSIni.MX31のDSR_DTE1ピンに接続
9VCCPower電源(5V)
10GNDPower電源(GND)
11PCMCLKOuti.MX31のSCK4ピンに接続
12PCMSYNCOuti.MX31のSFS4ピンに接続
13PCMINIni.MX31のSRXD4ピンに接続
14PCMOUTOuti.MX31のSTXD4ピンに接続
15IF_SELOutGNDへ接続
16DISP1Ini.MX31のSVEN0ピンに接続
17DISP2Ini.MX31のSTX0ピンに接続
18DISP3Ini.MX31のSRX0ピンに接続

4.20. SW1~SW24 (内蔵キーパッド)

SW1~SW24は24個の内蔵キーパッドです。i.MX31のKPP(キーパッドポート)に接続されています。CON14 (拡張キーパッドインターフェース) とパラレル接続されています。

表4.22 内蔵キーパッド配列表

SW1SW9SW17
SW2SW10SW18
SW3SW11SW19
SW4SW12SW20
SW5SW13SW21
SW6SW14SW22
SW7SW15SW23
SW8SW16SW24

表4.23 内蔵キーパッドマトリクス接続表

キーパッド番号カラム側接続先ロウ側接続先
SW1KEY_COL2KEY_ROW3
SW2KEY_COL5KEY_ROW3
SW3KEY_COL2KEY_ROW4
SW4KEY_COL5KEY_ROW4
SW5KEY_COL2KEY_ROW5
SW6KEY_COL5KEY_ROW5
SW7KEY_COL2KEY_ROW7
SW8KEY_COL5KEY_ROW7
SW9KEY_COL3KEY_ROW3
SW10KEY_COL6KEY_ROW3
SW11KEY_COL3KEY_ROW4
SW12KEY_COL6KEY_ROW4
SW13KEY_COL3KEY_ROW5
SW14KEY_COL6KEY_ROW5
SW15KEY_COL3KEY_ROW7
SW16KEY_COL6KEY_ROW7
SW17KEY_COL4KEY_ROW3
SW18KEY_COL7KEY_ROW3
SW19KEY_COL4KEY_ROW4
SW20KEY_COL7KEY_ROW4
SW21KEY_COL4KEY_ROW5
SW22KEY_COL7KEY_ROW5
SW23KEY_COL4KEY_ROW7
SW24KEY_COL7KEY_ROW7

4.21. SW25 (リセットスイッチ)

SW25はArmadillo-500 FXのリセットスイッチです。FX上に搭載されているリセットIC (IC13) に接続されています。SW25が押されるとArmaidllo-500 CPUモジュール、イーサネットコントローラ等のリセット信号がLowになります。