Armadillo-300を使用する前に、次のものを準備してください。
- 作業用PC
LinuxもしくはWindowsが動作し、1ポート以上のシリアルインターフェースを持つPCです。
- シリアルクロスケーブル
D-Sub9ピン(メス - メス)の「クロス接続用」ケーブルです。
- 付属CD-ROM(以降、「付属CD」と略記)
Armadillo-300に関する各種マニュアルやソースコードが収録されています。
- シリアルコンソールソフト
minicomやTera Termなどのシリアルコンソールソフトです。(Linux用のソフトは付属CDの「tool
」ディレクトリにあります。)
「シリアルクロスケーブル」を使ってArmadillo-300のCON7と作業用PCを接続します。
Armadillo-300はジャンパの設定を変えることで、ブート時の動作を変更することやJTAG機能の切換えができます。以下の表にジャンパの設定とその機能を記載します。
表3.1 ジャンパの設定
ジャンパ | 機能 |
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JP1 | 1-2 | Linuxカーネルを起動 |
2-3 | ブートローダを起動 |
JP2 | 1-2 | JTAG機能無効 |
2-3 | JTAG機能有効 |
| ジャンパの1-2、2-3とは |
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「1-2」とは1番ピンと2番ピンにジャンパソケットを接続している状態です。
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「2-3」とは2番ピンと3番ピンにジャンパソケットを接続している状態です。
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ジャンパは上記のいずれかに設定してください。設定されていない場合、ハードウェアの故障につながる恐れがありますのでご注意ください。
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