Armadillo-230の各部名称と機能を簡単に説明します。
LED(緑)
LED(緑)は、電源状態を示します。点灯時は電源がオン、消灯時は電源がオフです。
LED(赤)
Armadillo-230の起動状態を示します。動時とネットワークの設定を変更するときに点灯し、システムとして使用可能になると消灯します。システム設定を初期化した際、起動時に時間のかかる処理を行いますが、この間は点滅します。また、USBのデバイスを検知し使用可能になるまでの間も点滅します。
シリアルコネクタ
シリアルケーブルを接続するコネクタです。
タクトスイッチ
GPIOにつながっているスイッチです。初期状態のアプリケーションでは使用していません。
NANDフラッシュモジュールコネクタ
NANDフラッシュモジュール(オプション品)を接続するコネクタです。
電源コネクタ
ACアダプターを接続するコネクタです。DC5VのACアダプターをご利用になれます。
ジャンパピン
[]
起動モードの変更に使用します。通常起動する場合はJP1、JP2共にオープンにしておきます。
拡張コネクタ
本マニュアルでは使用しません。拡張コネクタに関する詳しい説明は、ハードウェアマニュアル「5.各種インターフェース使用」をご覧ください。
LANコネクタ2のActive LED(黄)
LANのアクティブ状態を表示します。
LANコネクタ2
LANケーブルを接続するコネクタです。
LANコネクタ2のLink LED(緑)
LANのリンク状態を表示します。
LANコネクタ2のMACアドレスシール
LANコネクタ2のMACアドレスが記載されたシールです。
LANコネクタ1のActive LED(黄)
LANのアクティブ状態を表示します。
LANコネクタ1
LANケーブルを接続するコネクタです。PoE(Power Over Ethernet)に対応
[]
しています。
LANコネクタ1のLink LED(緑)
LANのリンク状態を表示します。
LANコネクタ1のMACアドレスシール
LANコネクタ1のMACアドレスが記載されたシールです。
Armadillo-230を使用するにあたり、必要なものは以下のとおりです。その他の必要なものは、すべてArmadillo-230開発用モデルに含まれています。
以下の図のようにArmadillo-230をケースに収め、付属のネジで固定してください。ネジをきつく締め過ぎると、ケースが破損する恐れがありますので十分にご注意ください。
LANケーブルを正しく接続してください。
Armadillo-230にネットワーク経由でアクセスするには、どちらのLANコネクタを利用してもかまいません。Armadillo-230をブリッジとして利用する場合は、2本のLANケーブルが必要です。
ACアダプターを電源コネクタに接続してください。
Armadillo-230に電源が投入されると、LED(赤)とLED(緑)が点灯し自動的に起動が開始されます。その後、ネットワーク接続が完了するとLED(赤)が消灯します。
電源の投入後にLANコネクタのLink LEDが点灯することを確認してください。
ACアダプターを抜くとArmadillo-230は終了します。
ただし、Armadillo-230が内部の設定を変更している最中に電源を切断した場合、設定が正しく保存されない恐れがありますのでご注意ください。Armadillo-230が設定の変更を行う状況は、以降の章で説明します。