5.3. 各種インターフェース - 「Armadillo-420/440」
5.3.1. CON1(SDインターフェース) - 「Armadillo-420/440」
Armadillo-420/440のCON1はmicroSDスロットです。i.MX257のSD/MMCコントローラ(SDHC1)に接続されています。
SDインターフェースに供給する電源は、i.MX257のNFRE_B(GPIO3_27)ピンを用いてON/OFFの制御が可能です。i.MX257のNFRE_B(GPIO3_27)ピンをGPIOの出力モードに設定後、Low出力で電源が供給され、High出力で電源が切断されます。
表5.6 CON1信号配列 - 「Armadillo-420/440」
ピン番号 | 信号名 | I/O | 機 能 |
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1 | SD1_DAT2 | In/Out | データバス(bit2)、 i.MX257のSD1_DATA2ピンに接続 |
2 | SD1_DAT3 | In/Out | データバス(bit3)、 i.MX257のSD1_DATA3ピンに接続 |
3 | SD1_CMD | In/Out | コマンド/レスポンス、 i.MX257のSD1_CMDピンに接続 |
4 | VDD | Power | 電源(+3.3V_CPU)[] |
5 | SD1_CLK | Out | クロック、 i.MX257のSD1_CLKピンに接続 |
6 | VSS | Power | 電源(GND) |
7 | SD1_DAT0 | In/Out | データバス(bit0)、 i.MX257のSD1_DATA0ピンに接続 |
8 | SD1_DAT1 | In/Out | データバス(bit1)、 i.MX257のSD1_DATA1ピンに接続 |
9 | SD1_CD* | In | カード検出(Low:カード挿入、High:カード未挿入)、 i.MX257のNFRB(GPIO3_31)ピンに接続 |
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---|
CON1(microSD)は活線挿抜に対応しておりません。microSDカードの挿抜は、電源を切断してから行ってください。 |
カバーの穴に指の爪を引っ掛けてスライドさせ、ロックを解除してください。
カバーを開け、カードを挿入してください。カードは端子面が内側になるように挿入してください。挿入後は、完全にカードが奥まで入っていることを確認してください。
カバーを閉じてください。カバーを閉じると信号端子のバネの力でカバーが浮き上がった状態になります。
図5.6「カードの挿入4」のように、カバーの軸が長穴の最も左側にある状態で、上から指で軽く押さえてください。
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長穴
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軸
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カバーの穴に指の爪を引っ掛けて、カチっと音がするまでカバーをスライドさせ、モールドの△マークとカバーの△マークをそろえてください。
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カードが正常に挿入されているか確認してください。
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カード
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基板
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カバーの穴に指の爪を引っ掛けてスライドさせ、ロックを解除してください。ロックを解除すると信号端子のバネの力でカバーが浮き上がります。
カバーを開け、カードを抜去してください。
カバーを閉じ、カバーの穴に指の爪を引っ掛けて、カチっと音がするまでカバーをスライドさせ、モールドの△マークとカバーの△マークをそろえてください。
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CON1(microSD)はmicroSDカードの挿入・未挿入に関わらず、必ずカバーをロックした状態でご使用ください。microSDカードの未挿入時にカバーのロックが解除されていると、コネクタ内部の接点がカバーに接触してArmadillo-420/440がリセットする場合があります。 |
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microSDカード未挿入時にCON1(microSD)を上から押さないでください。コネクタ内部の接点がカバーに接触してArmadillo-420/440がリセットする場合があります。 |
5.3.2. CON2、 CON7(LANインターフェース) - 「Armadillo-420/440」
CON2、 CON7は10BASE-T/100BASE-TXのLANインターフェースです。カテゴリ5以上のイーサネットケーブルを接続することができます。AUTO-MDIX機能を搭載しており、ストレートまたはクロスを自動認識して送受信端子を切り替えます。
表5.7 CON2信号配列 - 「Armadillo-420/440」
ピン番号 | 信号名 | I/O | 機 能 |
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1 | TX+ | In/Out | 差動のツイストペア送信/受信1(+)、CON7(1ピン)と共通 |
2 | TX- | In/Out | 差動のツイストペア送信/受信1(-)、CON7(4ピン)と共通 |
3 | RX+ | In/Out | 差動のツイストペア送信/受信2(+)、CON7(3ピン)と共通 |
4 | - | - | CON2(5ピン)と接続後に75Ω終端、CON7(5ピン)と共通 |
5 | - | - | CON2(4ピン)と接続後に75Ω終端、CON7(5ピン)と共通 |
6 | RX- | In/Out | 差動のツイストペア送信/受信2(-)、CON7(6ピン)と共通 |
7 | - | - | CON2(8ピン)と接続後に75Ω終端、CON7(7ピン)と共通 |
8 | - | - | CON2(7ピン)と接続後に75Ω終端、CON7(7ピン)と共通 |
表5.8 CON7信号配列 - 「Armadillo-420/440」
ピン番号 | 信号名 | I/O | 機 能 |
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1 | TX+ | In/Out | 差動のツイストペア送信/受信1(+)、 CON2(1ピン)と共通 |
2 | ACTIVITY_LED | Out | ACTIVITY表示 (Low:データ送受信時、High:非データ送受信時) |
3 | RX+ | In/Out | 差動のツイストペア送信/受信2(+)、 CON2(3ピン)と共通 |
4 | TX- | In/Out | 差動のツイストペア送信/受信1(-)、 CON2(2ピン)と共通 |
5 | - | - | 75Ω終端、CON2(4, 5ピン)と共通 |
6 | RX- | In/Out | 差動のツイストペア送信/受信2(-)、 CON2(6ピン)と共通 |
7 | - | - | 75Ω終端、CON2(7, 8ピン)と共通 |
8 | LINK_LED | Out | LINK表示 (Low:リンク確立時、High:非リンク時) |
9 | +3.3V_CPU | Power | 電源(+3.3V_CPU)[] |
10 | GND | Power | 電源(GND) |
| |
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CON2とCON7は、共通の信号が接続されていますので同時に使用できません。どちらか一つのコネクタでのみご使用ください。 |
CON7のACTIVITY_LED信号およびLINK_LED信号について、回路構成を図5.13「ACTIVITY_LED信号およびLINK_LED信号の回路構成 - 「Armadillo-420/440」」に示します。
CON7のACTIVITY_LED信号およびLINK_LED信号は、Armadillo-420/440の内部でLED1およびLED2をドライブしています。ACTIVITY_LED信号あるいはLINK_LED信号で外部負荷を直接ドライブする際には、ドライブ電流が不足する可能性がありますので、必要に応じて適宜バッファを挿入してください。
5.3.3. CON3、 CON4(シリアルインターフェース1) - 「Armadillo-420/440」
CON3とCON4は非同期(調歩同期)シリアルインターフェースです。CON3とCON4のシリアルインターフェース1はi.MX257のUARTコントローラに接続されています。
CON3とCON4はコネクタの形状とピン配置が異なりますが、シリアル信号は共通となっています。
CON3、 CON4:
信号入出力レベル:RS232Cレベル
最大データ転送レート:230.4kbps
フロー制御:CTS, RTS, DTR, DSR, DCD, RI
コントローラ:i.MX257内蔵UARTコントローラ(UART2)
CON3コネクタ形状:D-Sub9ピン
CON4コネクタ形状:10ピン(2×5, 2.54mmピッチ)
CON3とCON4に接続されているRS232Cレベル変換ICは、i.MX257のBOOT_MODE1(GPIO4_31)ピンを用いてシャットダウンすることが可能です。i.MX257のBOOT_MODE1(GPIO4_31)ピンをGPIOの出力モードに設定後、Low出力でシャットダウンモード、High出力で通常モードになります。
表5.9 CON3信号配列 - 「Armadillo-420/440」
ピン番号 | 信号名 | I/O | 機 能 |
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1 | DCD2 | In | キャリア検出、i.MX257のUART1_RTSピンに接続、 CON4(1ピン)と共通 |
2 | RXD2 | In | 受信データ、i.MX257のUART2_RXDピンに接続、 CON4(3ピン)と共通 |
3 | TXD2 | Out | 送信データ、i.MX257のUART2_TXDピンに接続、 CON4(5ピン)と共通 |
4 | DTR2 | Out | データ端末レディ、i.MX257のUART1_RXDピンに接続、 CON4(7ピン)と共通 |
5 | GND | Power | 電源(GND) |
6 | DSR2 | In | データセットレディ、i.MX257のUART1_TXDピンに接続、 CON4(2ピン)と共通 |
7 | RTS2 | Out | 送信要求、i.MX257のUART2_CTSピンに接続、 CON4(4ピン)と共通 |
8 | CTS2 | In | 送信可能、i.MX257のUART2_RTSピンに接続、 CON4(6ピン)と共通 |
9 | RI2 | In | 被呼表示、i.MX257のUART1_CTSピンに接続、 CON4(8ピン)と共通 |
表5.10 CON4信号配列 - 「Armadillo-420/440」
ピン番号 | 信号名 | I/O | 機 能 |
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1 | DCD2 | In | キャリア検出、i.MX257のUART1_RTSピンに接続、 CON3(1ピン)と共通 |
2 | DSR2 | In | データセットレディ、i.MX257のUART1_TXDピンに接続、 CON3(6ピン)と共通 |
3 | RXD2 | In | 受信データ、i.MX257のUART2_RXDピンに接続、 CON3(2ピン)と共通 |
4 | RTS2 | Out | 送信要求、i.MX257のUART2_CTSピンに接続、 CON3(7ピン)と共通 |
5 | TXD2 | Out | 送信データ、i.MX257のUART2_TXDピンに接続、 CON3(3ピン)と共通 |
6 | CTS2 | In | 送信可能、i.MX257のUART2_RTSピンに接続、 CON3(8ピン)と共通 |
7 | DTR2 | Out | データ端末レディ、i.MX257のUART1_RXDピンに接続、 CON3(4ピン)と共通 |
8 | RI2 | In | 被呼表示、i.MX257のUART1_CTSピンに接続、 CON3(9ピン)と共通 |
9 | GND | Power | 電源(GND) |
10 | +3.3V_CPU /+3.3V_EXT | Power | 電源(+3.3V_CPU)[] |
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CON3とCON4は、共通の信号が接続されていますので同時に使用できません。いずれか一つのコネクタでのみご使用ください。 |
5.3.4. CON5、 CON6(USBインターフェース) - 「Armadillo-420/440」
CON5はUSBインターフェースです。i.MX257のUSBコントローラに接続されています。USBインターフェースにはUSBインターフェース1とUSBインターフェース2の2つがあります。USBインターフェースの仕様を表5.11「USBインターフェース - 「Armadillo-420/440」」に示します。
表5.11 USBインターフェース - 「Armadillo-420/440」
USBインターフェース | コネクタ | データ転送モード | コントローラ | PHY |
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USBインターフェース1 | CON5(下段) CON6[] |
USB 2.0
High Speed(480Mbps)
Full Speed(12Mbps)
Low Speed(1.5Mbps)
| OTG[] | USBPHY1[] |
USBインターフェース2 | CON5(上段) |
USB 2.0
Full Speed(12Mbps)
Low Speed(1.5Mbps)
| HOST[] | USBPHY2[] |
Armadillo-420/440のUSBインターフェースからUSBデバイスに供給する電源は、CON12(またはCON13)の電源入力VINと電源ICで生成される+5V電源のどちらかを選択することが可能です。電源の選択は、i.MX257のNFWE_B(GPIO3_26)ピンを用いて選択することが可能です。NFWE_B(GPIO3_26)ピンがLow状態で電源入力VIN、High状態で電源IC生成+5Vが供給されます。詳細は「電源回路の構成 -「Armadillo-420/440」」を参照してください。
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データ転送モード にある括弧内の転送速度は規格上の最大値を示しております。実際の転送速度がシステム要件を十分に満たすことをご確認の上、ご使用ください。
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電源入力を4.75V以下で使用かつUSBデバイスを使用する場合は、電源IC生成+5V電源を選択してください。
電源ICの+5V電源使用時、供給可能電流は2チャンネル合計で最大300mAとなりますのでご注意ください。
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表5.12 CON5信号配列 - 「Armadillo-420/440」
ピン番号 | 信号名 | I/O | 機 能 |
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1 | +5V_USB | Power | USB電源(※警告)、電源入力VIN(4.75V以上)の選択で最大500mAの供給可能 |
2 | USB1- | In/Out | USB1のマイナス側信号、i.MX257のUSBPHY1_DMピン に接続、CON6(2ピン)と共通 |
3 | USB1+ | In/Out | USB1のプラス側信号、i.MX257のUSBPHY1_DPピン に接続、CON6(3ピン)と共通 |
4 | GND | Power | 電源(GND) |
5 | +5V_USB | Power | USB電源(※警告)、電源入力VIN(4.75V以上)の選択で最大500mAの供給可能 |
6 | USB2- | In/Out | USB2のマイナス側信号、i.MX257のUSBPHY2_DMピンに接続 |
7 | USB2+ | In/Out | USB2のプラス側信号、i.MX257のUSBPHY2_DPピンに接続 |
8 | GND | Power | 電源(GND) |
表5.13 CON6信号配列 - 「Armadillo-420/440」
ピン番号 | 信号名 | I/O | 機 能 |
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1 | +5V_USB | Power | USB電源(※警告)、電源入力VIN(4.75V以上)の選択で最大500mAの供給可能 |
2 | USB1- | In/Out | USB1のマイナス側信号、i.MX257のUSBPHY1_DMピン に接続、CON5(2ピン)と共通 |
3 | USB1+ | In/Out | USB1のプラス側信号、i.MX257のUSBPHY1_DPピン に接続、CON5(3ピン)と共通 |
4 | GND | Power | 電源(GND) |
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CON5下段とCON6は、共通の信号が接続されていますので同時に使用できません。どちらか一つのコネクタでのみご使用ください。
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USB電源(+5V_USB)に電源ICで生成する+5Vを使用する場合、VIN=DC3.1〜4.8Vの範囲でご使用ください。電源入力 VIN > 4.8Vでは、電源ICの昇圧回路が機能せずUSB電源が+5V±5%の規格値を満たさない場合がありますのでご注意ください。VIN > 4.8Vで使用する場合のUSB電源には、電源ICで生成する+5Vの代わりに、VINをご使用ください。
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5.3.5. CON8(外部リセット) - 「Armadillo-420/440」
CON8は外部リセット端子です。CON8(1ピン)は基板上のリセットICに接続され、Low状態の期間中、Armadillo-400シリーズはリセット状態となります。
表5.14 CON8信号配列 - 「Armadillo-420/440」
ピン番号 | 信号名 | I/O | 機 能 |
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1 | EXT_RESET* | In | 外部リセット (Low:リセット状態、High[]:リセット解除) |
2 | GND | Power | 電源(GND) |
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確実にリセットさせるため、外部リセットには1msec以上のLow期間を設定してください。
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5.3.6. CON9(拡張インターフェース1) - 「Armadillo-420/440」
CON9 は拡張入出力インターフェースです。Armadillo-400シリーズで共通の信号配列となっています。拡張インターフェース1には、用途によって数多くの機能を選択できるように一つのピンに複数の機能が割り当てられています。これをマルチプレクスされていると言います。各信号ピンの配列については表5.15「CON9信号配列 - 「Armadillo-420/440」」を、マルチプレクスされている機能については表5.16「CON9信号マルチプレクス - 「Armadillo-420/440」」を、各信号ピンの初期状態は付録B 拡張インターフェースの初期設定をそれぞれ参照してください。
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Armadillo-400シリーズでは CON8、 CON9 および CON14の信号配列は共通となっており、Armadillo-400シリーズ の オプションモジュールはArmadillo-420/440/460のいずれにもご使用いただけます。 |
表5.15 CON9信号配列 - 「Armadillo-420/440」
ピン番号 | 信号名 | I/O | 機 能 |
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1 | EXT_IO0 | In/Out | 拡張入出力0、i.MX257のVSTBY_REQピンに接続 |
2 | EXT_IO1 | In/Out | 拡張入出力1、i.MX257のRTCKピンに接続 |
3 | EXT_IO2 | In/Out | 拡張入出力2、i.MX257のCSPI1_MOSIピンに接続 |
4 | EXT_IO3 | In/Out | 拡張入出力3、i.MX257のCSI_D2ピンに接続 |
5 | EXT_IO4 | In/Out | 拡張入出力4、i.MX257のCSPI1_MISOピンに接続 |
6 | EXT_IO5 | In/Out | 拡張入出力5、i.MX257のCSI_D3ピンに接続 |
7 | +3.3V_IO | Power | 電源(+3.3V_IO) |
8 | +3.3V_IO | Power | 電源(+3.3V_IO) |
9 | GND | Power | 電源(GND) |
10 | GND | Power | 電源(GND) |
11 | EXT_IO6 | In/Out | 拡張入出力6、i.MX257のCSPI1_SS1ピンに接続 |
12 | EXT_IO7 | In/Out | 拡張入出力7、i.MX257のCSI_D4ピンに接続 |
13 | EXT_IO8 | In/Out | 拡張入出力8、i.MX257のCSPI1_SCLKピンに接続 |
14 | EXT_IO9 | In/Out | 拡張入出力9、i.MX257のCSI_D5ピンに接続 |
15 | EXT_IO10 | In/Out | 拡張入出力10、i.MX257のCSI_D8ピンに接続 |
16 | EXT_IO11 | In/Out | 拡張入出力11、i.MX257のCSI_D6ピンに接続 |
17 | EXT_IO12 | In/Out | 拡張入出力12、i.MX257のCSI_D9ピンに接続 |
18 | EXT_IO13 | In/Out | 拡張入出力13、i.MX257のCSI_D7ピンに接続 |
19 | GND | Power | 電源(GND) |
20 | +3.3V_IO | Power | 電源(+3.3V_IO) |
21 | EXT_IO14 | In/Out | 拡張入出力14、i.MX257のCSI_MCLKピンに接続 |
22 | EXT_IO15 | In/Out | 拡張入出力15、i.MX257のCSI_VSYNCピンに接続 |
23 | EXT_IO16 | In/Out | 拡張入出力16、i.MX257のCSI_HSYNCピンに接続 |
24 | EXT_IO17 | In/Out | 拡張入出力17、i.MX257のCSI_PIXCLKピンに接続 |
25 | EXT_IO18 | In/Out | 拡張入出力18、i.MX257のCSPI1_SS0ピンに接続 |
26 | EXT_IO19 | In/Out | 拡張入出力19、i.MX257のCSPI1_RDYピンに接続 |
27 | EXT_IO20 | In/Out | 拡張入出力20、i.MX257のCLKOピンに接続 |
28 | EXT_IO21 | In/Out | 拡張入出力21、i.MX257のEXT_ARMCLKピンに接続 |
表5.16 CON9信号マルチプレクス - 「Armadillo-420/440」
ピン番号 | 機能[][] |
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GPIO | CSPI1 | CSPI3 | UART3 | UART5 | SD2 | CSI | AUD6 | SIM1[] | SIM2[] | その他 |
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1 | GPIO3_17 | | | | | | | | | | |
2 | GPIO3_14 | | | | | | | | | | 1-WIRE |
3 | GPIO1_14 | MOSI | | RXD | | | | | | | |
4 | GPIO1_27 | | MOSI | | RXD | DAT4 | D2 | | CLK0 | | |
5 | GPIO1_15 | MISO | | TXD | | | | | | | |
6 | GPIO1_28 | | MISO | | TXD | DAT5 | D3 | | RST0 | | |
7 | | | | | | | | | | | |
8 | | | | | | | | | | | |
9 | | | | | | | | | | | |
10 | | | | | | | | | | | |
11 | GPIO1_17 | SS1 | | RTS | | | | | | | |
12 | GPIO1_29 | | SCLK | | RTS | DAT6 | D4 | | VEN0 | | |
13 | GPIO1_18 | SCLK | | CTS | | | | | | | |
14 | GPIO1_30 | | RDY | | CTS | DAT7 | D5 | | TX0 | | |
15 | GPIO1_7 | | SS2 | | | | D8 | RXC | | CLK0 | |
16 | GPIO1_31 | | SS0 | | | CMD | D6 | | PD0 | | |
17 | GPIO4_21 | | SS3 | | | | D9 | RXFS | | RST0 | |
18 | GPIO1_6 | | SS1 | | | CLK | D7 | | RX0 | | |
19 | | | | | | | | | | | |
20 | | | | | | | | | | | |
21 | GPIO1_8 | | | | | DAT0 | MCLK | TXD | | VEN0 | |
22 | GPIO1_9 | | | | | DAT1 | VSYNC | RXD | | TX0 | |
23 | GPIO1_10 | | | | | DAT2 | HSYNC | TXC | | PD0 | |
24 | GPIO1_11 | | | | | DAT3 | PIXCLK | TXFS | | RX0 | |
25 | GPIO1_16 | SS0 | | | | | | | | | PWMO2 |
26 | GPIO2_22 | RDY | | | | | | | | | |
27 | GPIO2_21 | | | | | | | | | | CLKO |
28 | GPIO3_15 | | | | | | | | | | |
5.3.7. CON10(i.MX257 JTAGインターフェース) - 「Armadillo-420/440」
CON10はJTAGデバッガを接続することができるJTAGインターフェースです。i.MX257のJTAGコントローラに接続されています。
オプション品の「Armadillo-400シリーズ JTAG変換ケーブル」(型番: OP-JC8P25-00)を使用してARM標準20ピンに変換することが可能です。詳しくは付録A Armadillo-400シリーズ JTAG変換ケーブル(OP-JC8P25-00)を参照してください。
表5.17 CON10信号配列 - 「Armadillo-420/440」
ピン番号 | 信号名 | I/O | 機 能 |
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1 | +3.3V_CPU | Power | 電源(+3.3V_CPU) |
2 | JTAG_TRST* | In | テストリセット、i.MX257のTRSTBピンに接続 |
3 | JTAG_TDI | In | テストデータ入力、i.MX257のTDIピンに接続 |
4 | JTAG_TMS | In | テストモード選択、i.MX257のTMSピンに接続 |
5 | JTAG_TCK | In | テストクロック、i.MX257のTCKピンに接続 |
6 | JTAG_TDO | Out | テストデータ出力、i.MX257のTDOピンに接続 |
7 | CPU_RESET* | In | i.MX257リセット[]、 i.MX257のRESET_Bピンに接続 |
8 | GND | Power | 電源(GND) |
| |
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Armadillo-420/440の出力電流はCON1、CON4、CON7、CON10の合計で最大200mAです。
|
5.3.8. CON11(LCD拡張インターフェース) - 「Armadillo-440」
CON11はLCD拡張インターフェースです。デジタルRGB入力を持つ液晶パネルモジュールを接続することができます。i.MX257のLCDコントローラ、タッチスクリーンコントローラなどに接続されています。各信号ピンの配列については表5.18「CON11信号配列 - 「Armadillo-440」」を、各信号ピンの初期状態は付録B 拡張インターフェースの初期設定をそれぞれ参照してください。
| |
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Armadillo-440/460では CON11の信号配列は共通となっており、Armadillo-400 シリーズ LCD 拡張ボードはArmadillo-440/460のどちらにもご使用いただけます。 |
また、CON11はマルチプレクスされているため数多くの機能を選択することができます。マルチプレクスされている機能については表5.19「CON11信号マルチプレクス(1~38ピン) - 「Armadillo-440」」および表5.20「CON11信号マルチプレクス(39~50ピン)」を参照してください。
表5.18 CON11信号配列 - 「Armadillo-440」
ピン番号 | 信号名 | I/O | 機 能 |
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1 | VIN | Power | 電源(CON12またはCON13の電源入力) |
2 | VIN | Power | 電源(CON12またはCON13の電源入力) |
3 | VIN | Power | 電源(CON12またはCON13の電源入力) |
4 | +3.3V_IO | Power | 電源(+3.3V_IO) |
5 | +3.3V_IO | Power | 電源(+3.3V_IO) |
6 | GND | Power | 電源(GND) |
7 | GND | Power | 電源(GND) |
8 | LCD_LSCLK | Out | i.MX257のLSCLKピンに接続 |
9 | LCD_HSYN | Out | i.MX257のHSYNCピンに接続 |
10 | LCD_VSYN | Out | i.MX257のVSYNCピンに接続 |
11 | LCD_OE_ACD | Out | i.MX257のOE_ACDピンに接続 |
12 | PWMO1 | Out | i.MX257のPWMピンに接続 |
13 | LCD_LD0 | Out | i.MX257のLD0ピンに接続 |
14 | LCD_LD1 | Out | i.MX257のLD1ピンに接続 |
15 | LCD_LD2 | Out | i.MX257のLD2ピンに接続 |
16 | LCD_LD3 | Out | i.MX257のLD3ピンに接続 |
17 | LCD_LD4 | Out | i.MX257のLD4ピンに接続 |
18 | LCD_LD5 | Out | i.MX257のLD5ピンに接続 |
19 | GND | Power | 電源(GND) |
20 | LCD_LD6 | Out | i.MX257のLD6ピンに接続 |
21 | LCD_LD7 | Out | i.MX257のLD7ピンに接続 |
22 | LCD_LD8 | Out | i.MX257のLD8ピンに接続 |
23 | LCD_LD9 | Out | i.MX257のLD9ピンに接続 |
24 | LCD_LD10 | Out | i.MX257のLD10ピンに接続 |
25 | LCD_LD11 | Out | i.MX257のLD11ピンに接続 |
26 | GND | Power | 電源(GND) |
27 | LCD_LD12 | Out | i.MX257のLD12ピンに接続 |
28 | LCD_LD13 | Out | i.MX257のLD13ピンに接続 |
29 | LCD_LD14 | Out | i.MX257のLD14ピンに接続 |
30 | LCD_LD15 | Out | i.MX257のLD15ピンに接続 |
31 | LCD_LD16 | Out | i.MX257のGPIO_Eピンに接続 |
32 | LCD_LD17 | Out | i.MX257のGPIO_Fピンに接続 |
33 | GND | Power | 電源(GND) |
34 | TOUCH_XP | In/Out | i.MX257のXPピンに接続 |
35 | TOUCH_XN | In/Out | i.MX257のXNピンに接続 |
36 | TOUCH_YP | In/Out | i.MX257のYPピンに接続 |
37 | TOUCH_YN | In/Out | i.MX257のYNピンに接続 |
38 | GND | Power | 電源(GND) |
39 | EXT_IO24 | In/Out | 拡張入出力24、i.MX257のDE_Bピンに接続 |
40 | EXT_IO25 | In/Out | 拡張入出力25、i.MX257のKPP_ROW0ピンに接続 |
41 | EXT_IO26 | In/Out | 拡張入出力26、i.MX257のKPP_ROW1ピンに接続 |
42 | EXT_IO27 | In/Out | 拡張入出力27、i.MX257のKPP_ROW2ピンに接続 |
43 | EXT_IO28 | In/Out | 拡張入出力28、i.MX257のKPP_ROW3ピンに接続 |
44 | EXT_IO29 | In/Out | 拡張入出力29、i.MX257のKPP_COL0ピンに接続 |
45 | EXT_IO30 | In/Out | 拡張入出力30、i.MX257のKPP_COL1ピンに接続 |
46 | EXT_IO31 | In/Out | 拡張入出力31、i.MX257のKPP_COL2ピンに接続 |
47 | EXT_IO32 | In/Out | 拡張入出力32、i.MX257のKPP_COL3ピンに接続 |
48 | EXT_IO33 | In/Out | 拡張入出力33、i.MX257のGPIO_Aピンに接続 |
49 | EXT_IO34 | In/Out | 拡張入出力34、i.MX257のGPIO_Bピンに接続 |
50 | GND | Power | 電源(GND) |
表5.19 CON11信号マルチプレクス(1~38ピン) - 「Armadillo-440」
ピン番号 | 機能[][] |
---|
LCDC | SLCDC | ADC | SIM1[] | SIM2[] | その他 |
---|
1 | | | | | | |
2 | | | | | | |
3 | | | | | | |
4 | | | | | | |
5 | | | | | | |
6 | | | | | | |
7 | | | | | | |
8 | LSCLK | CS | | | PD1 | |
9 | HSYN | | | | VEN1 | |
10 | VSYN | | | | TX1 | |
11 | OE_ACD | RS | | | RX1 | |
12 | | | | | | PWMO1 |
13 | LD0 | D0 | | CLK1 | | |
14 | LD1 | D1 | | RST1 | | |
15 | LD2 | D2 | | VEN1 | | |
16 | LD3 | D3 | | TX1 | | |
17 | LD4 | D4 | | PD1 | | |
18 | LD5 | D5 | | RX1 | | |
19 | | | | | | |
20 | LD6 | D6 | | | CLK1 | |
21 | LD7 | D7 | | | RST1 | |
22 | LD8 | D8 | | | | |
23 | LD9 | D9 | | | | |
24 | LD10 | D10 | | | | |
25 | LD11 | D11 | | | | |
26 | | | | | | |
27 | LD12 | D12 | | | | |
28 | LD13 | D13 | | | | |
29 | LD14 | D14 | | | | |
30 | LD15 | D15 | | | | |
31 | LD16 | | | | | |
32 | LD17 | | | | | |
33 | | | | | | |
34 | | | XP | | | |
35 | | | XN | | | |
36 | | | YP | | | |
37 | | | YN | | | |
38 | | | | | | |
表5.20 CON11信号マルチプレクス(39~50ピン)
ピン番号 | 機能[][] |
---|
GPIO | UART3 | UART4 | AUD5 | KPP | I2C3 | CAN1 | その他 |
---|
39 | GPIO2_20 | | | | | | | |
40 | GPIO2_29 | RXD | | | ROW0 | | | |
41 | GPIO2_30 | TXD | | | ROW1 | | | |
42 | GPIO2_31 | RTS | | RXC | ROW2 | | | |
43 | GPIO3_0 | CTS | | RXFS | ROW3 | | | |
44 | GPIO3_1 | | RXD | TXD | COL0 | | | |
45 | GPIO3_2 | | TXD | RXD | COL1 | | | |
46 | GPIO3_3 | | RTS | TXC | COL2 | | | |
47 | GPIO3_4 | | CTS | TXFS | COL3 | | | |
48 | GPIO1_0 | | | | ROW4 | SCL | TX | PWMO2 |
49 | GPIO1_1 | | | | ROW5 | SDA | RX | PWMO3 |
50 | | | | | | | | |
5.3.9. CON12、 CON13(電源入力) - 「Armadillo-420/440」
CON12はArmadillo-420/440では電源を供給するDCジャックです。ACアダプターのジャック形状はEIAJ RC-5320A準拠(電圧区分2)です。図5.14「ACアダプターの極性マーク - 「Armadillo-420/440」」と同じ極性マークのあるものが使用できます。
CON13はArmadillo-400 シリーズに電源を供給するコネクタです。電源ICをON/OFF制御する信号が含まれています。
表5.21 CON13信号配列 - 「Armadillo-420/440」
ピン番号 | 信号名 | I/O | 機 能 |
---|
1 | GND | Power | 電源(GND) |
2 | VIN | Power | 電源入力端子、CON12のセンターピンと共通 |
3 | GND | Power | 電源(GND) |
4 | PMIC_ONOFF* | In | 電源ICのON/OFF制御 (2秒以上のGNDショートで電源OFF、 電源OFF時に再度GNDショートで電源ON)[] |
| |
---|
Armadillo-420/440 では、CON12とCON13の入力電圧範囲はDC3.1V~5.25Vです。5.25V以上の電圧を加えないでください。内部デバイスが破壊する可能性があります。 |
| |
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Armadillo-420/440 では、CON12とCON13の電源ラインは接続されていますので、同時に電源供給はできません。どちらか一つのコネクタでのみ電源供給してください。 |
| |
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PMIC_ONOFF*信号によりArmadillo-400シリーズを電源OFFにした状態では、CON12の電源を抜いた後すぐに差し直しても電源ICは復帰せずArmadillo-400シリーズは再起動しません。PMIC_ONOFF*信号をGNDにショートすることで、Armadillo-400シリーズはブートを開始します。 |
5.3.10. CON14(拡張インターフェース2) - 「Armadillo-420/440」
CON14 は拡張入出力インターフェースです。拡張インターフェース2には、用途によって数多くの機能を選択できるように一つのピンに複数の機能が割り当てられています。各信号ピンの配列については表5.22「CON14信号配列 - 「Armadillo-420/440」」を、マルチプレクスされている機能については表5.23「CON14信号マルチプレクス - 「Armadillo-420/440」」を、各信号ピンの初期状態は付録B 拡張インターフェースの初期設定をそれぞれ参照してください。
| |
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Armadillo-400シリーズでは CON8、 CON9 および CON14の信号配列は共通となっており、Armadillo-400シリーズ の オプションモジュールはArmadillo-420/440/460のいずれにもご使用いただけます。 |
表5.22 CON14信号配列 - 「Armadillo-420/440」
ピン番号 | 信号名 | I/O | 機 能 |
---|
1 | +3.3V_IO | Power | 電源(+3.3V_IO) |
2 | GND | Power | 電源(GND) |
3 | EXT_IO22 | In/Out | 拡張入出力22、i.MX257のGPIO_Cピンに接続 |
4 | EXT_IO23 | In/Out | 拡張入出力23、i.MX257のGPIO_Dピンに接続 |
表5.23 CON14信号マルチプレクス - 「Armadillo-420/440」
ピン番号 | 機能[][] |
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GPIO | CSPI1 | I2C2 | CAN2 | その他 |
---|
1 | | | | | |
2 | | | | | |
3 | GPIO1_2 | SS2 | SCL | TX | PWMO4 |
4 | GPIO1_3 | | SDA | RX | |
5.3.11. LED1、 LED2(LAN LED) - 「Armadillo-420/440」
LED1、 LED2はLANインターフェースのステータスLEDです。CON2の上部に表示されます。
表5.24 LAN LEDの動作 - 「Armadillo-420/440」
LED | 名称(色) | 点 灯 | 消 灯 |
---|
LED1 | リンクLED(緑色) | LANケーブルが接続されており、10BASE-Tまたは100BASE-TXのリンクが確立されている。 | LANケーブルが接続されていないか、接続している機器のLAN状態がアクティブな状態ではない。 |
LED2 | アクティビティLED(黄色) | データ送受信時 | 非データ送受信時 |
5.3.12. LED3、 LED4、 LED5(ユーザーLED) - 「Armadillo-420/440」
LED3、 LED4、 LED5は、ユーザー側で自由に利用できるLEDです。LEDに接続されたi.MX257の信号がGPIOの出力モードに設定されている場合に制御できます。
表5.25 ユーザーLEDの機能 - 「Armadillo-420/440」
LED | 名称(色) | 機 能 |
---|
LED3 | ユーザーLED(赤色) | i.MX257のNFALE(GPIO3_28)ピンに接続 (Low:消灯、High:点灯) |
LED4 | ユーザーLED(緑色) | i.MX257のNFCLE(GPIO3_29)ピンに接続 (Low:消灯、High:点灯) |
LED5 | ユーザーLED(黄色) | i.MX257のBOOT_MODE0(GPIO4_30)ピンに接続 (Low:消灯、High:点灯) |
| |
---|
LED5にはJP1と共通の信号が接続されています。JP1がショート状態ではLED5を制御することができません。 |
5.3.13. SW1(ユーザースイッチ) - 「Armadillo-420/440」
SW1はユーザー側で自由に利用できるスイッチです。i.MX257のGPIO3_30に接続されています。スイッチに接続されたi.MX257の信号がGPIOの入力モードに設定されている場合にスイッチ状態を取得できます。
表5.26 ユーザースイッチの機能 - 「Armadillo-420/440」
SW | 機 能 |
---|
SW1、 SW3 | i.MX257のNFWP_B(GPIO3_30)ピンに接続 (Low:押された状態、High:押されていない状態) |
5.3.14. JP1(起動モード設定ジャンパ) - 「Armadillo-420/440」
JP1はArmadillo-400シリーズの起動モードを設定するジャンパです。電源投入時のジャンパの状態によって起動モードが変更されます。
表5.27 起動モード設定ジャンパの状態 - 「Armadillo-420/440」
JP1 | 動 作 |
---|
オープン | オンボードフラッシュメモリブート |
ショート | UARTブート:UART2(CON3またはCON4) |
表5.28 JP1信号配列 - 「Armadillo-420/440」
ピン番号 | 信号名 | I/O | 機能 |
---|
1 | JP1 | In | i.MX257 のBOOT_MODE0(GPIO4_30)ピンに接続(10kΩプルダウン) |
2 | JP1PU | Out | 3.3V_CPUで390Ωプルアップ |
| |
---|
JP1はLED5と共通の信号が接続されています。オンボードフラッシュメモリブート後にJP1をショート状態で使用しないでください。 |
5.3.15. JP2(ユーザージャンパ) - 「Armadillo-420/440」
JP2はユーザー側で自由に利用できるジャンパです。ジャンパに接続されたi.MX257の信号がGPIOの入力モードに設定されている場合にジャンパ状態を取得できます。
表5.29 ユーザージャンパの機能 - 「Armadillo-420/440」
JP | 機 能 |
---|
JP2 | i.MX257のNF_CE0(GPIO3_22)ピンに接続 (Low:ショート状態、High:オープン状態) |
表5.30 JP2信号配列 - 「Armadillo-420/440」
ピン番号 | 信号名 | I/O | 機能 |
---|
1 | GND | Power | 電源(GND) |
2 | JP2 | In | i.MX257 のNFC_CE0(GPIO3_22)ピンに接続(3.3V_CPUで10kΩプルアップ) |