第19章 オプション品

本章では、Armadillo-X1関連のオプション品について説明します。

表19.1 Armadillo-X1関連のオプション品

名称型番備考
SDスロット拡張ボード-Armadillo-X1開発セットに付属
100ピンコネクタ ピッチ変換基板-Armadillo-X1開発セットに付属
100ピンコネクタ 延長ケーブル-Armadillo-X1開発セットに付属
USBシリアル変換アダプタSA-SCUSB-00Armadillo-X1開発セットに付属
8ピンJTAG変換ケーブルOP-JC8P25-00 
ACアダプタ(5V/2.0A EIAJ#2)OP-AC5V4-10Armadillo-X1開発セットに付属
アンテナ固定金具-Armadillo-X1開発セットに付属
無線LAN用 外付けアンテナセット 03-Armadillo-X1開発セットに付属
無線LAN用 基板アンテナ 04OP-ANT-WLAN-B04 
920MHz帯 外付けアンテナセット 02OP-ANT-920-02K 
Armadillo-X1 評価用拡張ボードセット01SA-AX1-EXTEVA-01 

[警告]

920MHz帯 外付けアンテナセット 02(型番: OP-ANT-920-02K)以外のオプション品は、試作・開発用の製品です。これらは外観や仕様を予告なく変更する場合があります。

[警告]

2017年5月現在、無線LAN用 外付けアンテナセット 03は電波法に基づく工事設計認証を受けていないため使用しないでください。

現在、認証作業を進めておりますので、外付けアンテナが工事設計認証を受けた時点でお使いいただけます。 使用可能となりましたらご連絡いたします。

19.1. SDスロット拡張ボード

19.1.1. 概要

SDスロット拡張ボードは、SDインターフェースを1ポート追加することができます。SDスロット拡張ボードの仕様は次のとおりです。

表19.2 SDスロット拡張ボードの仕様

SD

UHS-I(SDR50、最大クロック周波数100MHz)対応

スイッチ起動デバイス設定用スライドスイッチ
電源電圧DC 3.3V±5%
使用温度範囲-20℃~70℃
基板サイズ40 x 62mm(突起部を除く)

19.1.2. ブロック図

SDスロット拡張ボードのブロック図は次のとおりです。

SDスロット拡張ボード ブロック図

図19.1 SDスロット拡張ボード ブロック図


19.1.3. インターフェース仕様

SDスロット拡張ボードのインターフェース仕様について説明します。

19.1.3.1. インターフェースレイアウト

SDスロット拡張ボード インターフェースレイアウト

図19.2 SDスロット拡張ボード インターフェースレイアウト


表19.3 搭載コネクタ、スイッチ型番一覧

部品番号インターフェース名型番メーカー
CON1アドオンインターフェースDF17(4.0)-60DP-0.5V(57)HIROSE ELECTRIC
CON2SDインターフェースCIM-K03NSMITSUMI ELECTRIC
SW1起動デバイス設定スイッチCSS-1210TBNIDEC COPAL ELECTRONICS

19.1.3.2. CON1 アドオンインターフェース

CON1はArmadillo-X1 アドオンインターフェース(CON7)との接続コネクタです。

  • 許容電流: 0.3A以下(端子1本あたり)

表19.4 CON1 信号配列

ピン番号ピン名I/O説明
1GNDPower電源(GND)
2GNDPower電源(GND)
3VCC_3.3VPower電源(VCC_3.3V)
4VCC_3.3VPower電源(VCC_3.3V)
5SDBOOT_ENOut

起動デバイス設定、SW1に接続

(Low: SPIフラッシュメモリブート、High: SDブート)

6NVCC_SD1PowerSD1信号電源(NVCC_SD1)
7SD_CD_BOut

カード検出、CON2に接続、基板上で15kΩプルアップ(NVCC_SD1)されています

(Low: カード挿入、High: カード未挿入)

8SD_WPOut

ライトプロテクト検出、CON2に接続、基板上で15kΩプルアップ(NVCC_SD1)されています

(Low: 書き込み可能、High: 書き込み不可能)

9SD_PWRENIn

SDカード電源制御、基板上で1kΩプルアップ(NVCC_SD1)されています

(Low: 電源切断、High: 電源供給)

10SD_CLKInSDクロック、CON2の5ピンに接続
11SD_CMDIn/OutSDコマンド/レスポンス、CON2の2ピンに接続
12SD_DAT0In/OutSDデータバス(bit0)、CON2の7ピンに接続
13SD_DAT1In/OutSDデータバス(bit1)、CON2の8ピンに接続
14SD_DAT2In/OutSDデータバス(bit2)、CON2の9ピンに接続
15SD_DAT3In/OutSDデータバス(bit3)、CON2の1ピンに接続
16NC-未接続
17NC-未接続
18NC-未接続
19NC-未接続
20EEPROM_SCLIn/OutEEPROMのSCLピンに接続、基板上で4.7kΩプルアップ(VCC_3.3V_IO)されています
21EEPROM_SDAIn/OutEEPROMのSDAピンに接続、基板上で4.7kΩプルアップ(VCC_3.3V_IO)されています
22NC-未接続
23NC-未接続
24NC-未接続
25NC-未接続
26GNDPower電源(GND)
27GNDPower電源(GND)
28VCC_3.3V_IOPower電源(VCC_3.3V_IO)
29NC-未接続
30NC-未接続
31EEPROM_E0InEEPROMのアドレスピンに接続
32NC-未接続
33NC-未接続
34NC-未接続
35NC-未接続
36NC-未接続
37NC-未接続
38NC-未接続
39NC-未接続
40NC-未接続
41NC-未接続
42NC-未接続
43NC-未接続
44NC-未接続
45NC-未接続
46NC-未接続
47NC-未接続
48NC-未接続
49NC-未接続
50NC-未接続
51NC-未接続
52NC-未接続
53NC-未接続
54GNDPower電源(GND)
55NC-未接続
56NC-未接続
57NC-未接続
58GNDPower電源(GND)
59NC-未接続
60NC-未接続

19.1.3.3. CON2 SDインターフェース

CON2は、UHS-I(SDR50、最大クロック周波数: 100MHz)に対応したSDインターフェースです。

SDカードに供給される電源(SD_VDD)は、SD_PWRENピンで制御が可能です。Highレベル出力で電源が供給され、Lowレベル出力で電源が切断されます。

表19.5 CON2 信号配列

ピン番号ピン名I/O説明
1SD_DAT3In/OutSDデータバス(bit3)、CON1の15ピンに接続、基板上で15kΩプルアップ(NVCC_SD1)されています
2SD_CMDIn/OutSDコマンド/レスポンス、CON1の11ピンに接続、基板上で15kΩプルアップ(NVCC_SD1)されています
3GNDPower電源(GND)
4SD_VDDPower電源(SD_VDD)
5SD_CLKOutSDクロック、CON1の10ピンに接続
6GNDPower電源(GND)
7SD_DAT0In/OutSDデータバス(bit0)、CON1の12ピンに接続、基板上で15kΩプルアップ(NVCC_SD1)されています
8SD_DAT1In/OutSDデータバス(bit1)、CON1の13ピンに接続、基板上で15kΩプルアップ(NVCC_SD1)されています
9SD_DAT2In/OutSDデータバス(bit2)、CON1の14ピンに接続、基板上で15kΩプルアップ(NVCC_SD1)されています

[警告]

障害や破損を引き起こす場合がありますので、コネクタに過大な外力を加えないようにしてください。

19.1.3.4. SW1 起動デバイス設定スイッチ

SW1は起動デバイスの設定を行うスライドスイッチです。スイッチの切り替え位置は、SW1付近の基板シルクで確認してください。

表19.6 スライドスイッチの機能

部品番号機能動作
SW1起動デバイス設定

[→ SD BOOT]: CON2に挿入されたSDカードのブートローダーを起動します。

[← NORMAL]: SPIフラッシュメモリのブートローダーを起動します。


19.1.4. 組み立て

SDスロット拡張ボードは、Armadillo-X1のCON7に接続することが可能です。接続方法は次のとおりです。

SDスロット拡張ボードの接続

1

なべ小ねじ スプリングワッシャー、小径平ワッシャー付(M2、L=6mm)×2

図19.3 SDスロット拡張ボードの接続


19.1.5. 基板形状図

SDスロット拡張ボードの基板形状
[Unit : mm]

図19.4 SDスロット拡張ボードの基板形状


19.2. 100ピンコネクタ ピッチ変換基板

19.2.1. 概要

100ピンコネクタ ピッチ変換基板は、Armadillo-X1の拡張インターフェース(CON8)を2.54mmピッチに変換するための基板です。拡張ボード開発の事前評価等に、100ピンコネクタ 延長ケーブルと合わせて使用することが可能です。

19.2.2. インターフェースレイアウト

100ピンコネクタ ピッチ変換基板のインターフェースレイアウトは次のとおりです。

100ピンコネクタ ピッチ変換基板 インターフェースレイアウト図

図19.5 100ピンコネクタ ピッチ変換基板 インターフェースレイアウト図


表19.7 インターフェース内容

部品番号形状型番メーカー備考
CN1B-Bコネクタ 100ピン(0.4mmピッチ)DF40HC(3.0)-100DS-0.4V(51)HIROSE ELECTRIC 
CN2B-Bコネクタ 60ピン(0.4mmピッチ)DF40HC(3.0)-60DS-0.4V(51)HIROSE ELECTRICArmadillo-X1では使用しません
CN3

ピンヘッダ 50ピン

(2.54mmピッチ)

XG4C-5031OMRONコネクタ非搭載、実装可能なコネクタ型番を記載しています
CN4

[警告]

コネクタは1ピン(△印)を合わせて接続してください。

[警告]コネクタ嵌合時の注意

コネクタの中心を合わせて嵌合してください。

位置合わせをする際は、無理な力を加えることなく誘い込み口を探してください。無理な力を加えると、モールドの破損、削れが発生し、接触抵抗の不具合等に繋る場合があります。

コネクタが誘い込まれると、コネクタ間の距離が近くなり、平行になって前後左右に動かなくなります。この状態からまっすぐに嵌合してください。

[警告]コネクタ抜去時の注意

コネクタは平行に抜去してください。

平行に抜去することが困難な場合、コネクタ幅の狭い方向から斜めに抜去してください。

コネクタが損傷する可能性が高いため、コネクタのコーナー方向や幅の広い方向から斜めに抜去しないでください。

19.2.3. 基板形状図

100ピンコネクタ ピッチ変換基板 形状図
[Unit : mm]

図19.6 100ピンコネクタ ピッチ変換基板 形状図


19.3. 100ピンコネクタ 延長ケーブル

19.3.1. 概要

100ピンコネクタ 延長ケーブルは、Armadillo-X1の拡張インターフェース(CON8)の延長ケーブルです。拡張ボード開発の事前評価等に、100ピンコネクタ ピッチ変換基板と合わせて使用することが可能です。

19.3.2. インターフェースレイアウト

100ピンコネクタ 延長ケーブルのインターフェースレイアウトは次のとおりです。

100ピンコネクタ延長ケーブル インターフェースレイアウト図

図19.7 100ピンコネクタ延長ケーブル インターフェースレイアウト図


表19.8 インターフェース内容

部品番号形状型番メーカー
CN1B-Bコネクタ 100ピン(0.4mmピッチ)DF40HC(3.0)-100DS-0.4V(51)HIROSE ELECTRIC
CN2B-Bコネクタ 100ピン(0.4mmピッチ)DF40C(3.0)-100DP-0.4V(51)HIROSE ELECTRIC

19.3.3. 組み立て

100ピンコネクタ 延長ケーブルは、Armadillo-X1の拡張インターフェース(CON8)に接続可能です。組み立て方法は次のとおりです。

Armadillo-X1 CON8に100ピンコネクタ 延長ケーブルを接続

図19.8 Armadillo-X1 CON8に100ピンコネクタ 延長ケーブルを接続


[警告]

コネクタは1ピン(△印)を合わせて接続してください。

[警告]コネクタ嵌合時の注意

コネクタの中心を合わせて嵌合してください。

位置合わせをする際は、無理な力を加えることなく誘い込み口を探してください。無理な力を加えると、モールドの破損、削れが発生し、接触抵抗の不具合等に繋る場合があります。

コネクタが誘い込まれると、コネクタ間の距離が近くなり、平行になって前後左右に動かなくなります。この状態からまっすぐに嵌合してください。

[警告]コネクタ抜去時の注意

コネクタは平行に抜去してください。

平行に抜去することが困難な場合、コネクタ幅の狭い方向から斜めに抜去してください。

コネクタが損傷する可能性が高いため、コネクタのコーナー方向や幅の広い方向から斜めに抜去しないでください。

19.3.4. ケーブル形状図

100ピンコネクタ 延長ケーブル 形状図
[Unit : mm]

図19.9 100ピンコネクタ 延長ケーブル 形状図


19.4. USBシリアル変換アダプタ

USBシリアル変換アダプタは、FT232RLを搭載したUSB-シリアル変換アダプタです。シリアルの信号レベルは3.3V CMOSです。Armadillo-X1のシリアルインターフェース(CON4)に接続して使用することが可能です。スライドスイッチが実装されており、信号線の接続先を切替することができます。

USBシリアル変換アダプタの配線

1

OS自動起動モード

2

保守モード

図19.10 USBシリアル変換アダプタの配線


19.5. 8ピンJTAG変換ケーブル

8ピンJTAG変換ケーブルはJTAGインターフェースをARM標準コネクタ(20ピン、2.54mmピッチ)に変換するケーブルです。Armadillo-X1のJTAGインターフェース(CON6)に接続して使用することが可能です。

8ピンJTAG変換ケーブルの接続図、参考回路を以下に示します。

8ピンJTAG変換ケーブルの接続図

図19.11 8ピンJTAG変換ケーブルの接続図


8ピンJTAG変換ケーブルの参考回路

図19.12 8ピンJTAG変換ケーブルの参考回路


19.6. アンテナ固定金具

19.6.1. 組み立て

アンテナ固定金具の接続方法は次のとおりです。

アンテナ固定金具の接続

1

なべ小ねじ(M3、L=5mm)×4

2

金属スペーサ 両メネジ六角(M3、L=8mm、平径=5.5mm)×4

図19.13 アンテナ固定金具の接続


19.7. 無線LAN用 外付けアンテナセット 03

19.7.1. 概要

無線LAN用 外付けアンテナセット 03は、 WLAN+BTコンボモジュール(AEH-AR9462/VoxMicro)対応のアンテナセットです。全長109mmのアンテナ(WAND2DBI-SMA-2NB/OxfordTEC)とケーブル長140mmのアンテナケーブル(U.FL to RP-SMA)がセットになっています。

[警告]

2017年5月現在、無線LAN用 外付けアンテナセット 03は電波法に基づく工事設計認証を受けていないため使用しないでください。

現在、認証作業を進めておりますので、外付けアンテナが工事設計認証を受けた時点でお使いいただけます。 使用可能となりましたらご連絡いたします。

19.7.2. 組み立て

アンテナケーブルは、Armadillo-X1に搭載されたWLAN+BTコンボモジュールのU.FLコネクタ(CH0、CH1)に取り付けます。

[警告]

アンテナ端子に外付けアンテナケーブルを接続する際、無理な力を加えると破損の原因となりますので十分に注意してください。

[警告]

外付けアンテナケーブルを引き抜く際は、専用の引き抜き治具(U.FL-LP-N-2/ヒロセ電機 等)を用いて行うことを推奨します。引き抜き治具を用いずに引き抜いた場合に、コネクタの変形やケーブルの断線等の原因となります。

外付けアンテナケーブルの引き抜き方法

図19.14 外付けアンテナケーブルの引き抜き方法


19.7.3. 形状図

アンテナ形状
[Unit : mm]

図19.15 アンテナ形状


アンテナケーブル形状
[Unit : mm]

図19.16 アンテナケーブル形状


19.8. 無線LAN用 基板アンテナ 04

19.8.1. 概要

無線LAN用 基板アンテナ 04は、 WLAN+BTコンボモジュール(AEH-AR9462/VoxMicro)対応の基板アンテナです。

19.8.2. 組み立て

アンテナケーブルは、Armadillo-X1に搭載されたWLAN+BTコンボモジュールのU.FLコネクタ(CH0、CH1)に取り付けます。

[警告]

アンテナ端子に外付けアンテナケーブルを接続する際、無理な力を加えると破損の原因となりますので十分に注意してください。

[警告]

外付けアンテナケーブルを引き抜く際は、専用の引き抜き治具(U.FL-LP-N-2/ヒロセ電機 等)を用いて行うことを推奨します。引き抜き治具を用いずに引き抜いた場合に、コネクタの変形やケーブルの断線等の原因となります。

外付けアンテナケーブルの引き抜き方法

図19.17 外付けアンテナケーブルの引き抜き方法


19.8.3. 形状図

アンテナ形状
[Unit : mm]

図19.18 アンテナ形状


19.9. 920MHz帯 外付けアンテナセット 02

19.9.1. 概要

920MHz帯 外付けアンテナセット 02 は Wi-SUNアドオンモジュール(OP-AGA-WS00-00) と EnOceanアドオンモジュール(OP-AGA-EN00-00) 対応のアンテナセットです。ケーブル長200mmのアンテナケーブルと全長86.3mmのアンテナがセットになっています。

19.9.2. 組み立て

アドオンモジュールのアンテナ端子にアンテナケーブルを取り付けます。

Wi-SUNアドオンモジュール(OP-AGA-WS00-00)のアンテナケーブル取り付け

図19.19 Wi-SUNアドオンモジュール(OP-AGA-WS00-00)のアンテナケーブル取り付け


EnOceanアドオンモジュール(OP-AGA-WS00-00)のアンテナケーブル取り付け

図19.20 EnOceanアドオンモジュール(OP-AGA-WS00-00)のアンテナケーブル取り付け


[警告]

アンテナ端子に外付けアンテナケーブルを接続する際、無理な力を加えると破損の原因となりますので十分に注意してください。

[警告]

外付けアンテナケーブルを引き抜く際は、専用の引き抜き治具(U.FL-LP-N-2/ヒロセ電機 等)を用いて行うことを推奨します。引き抜き治具を用いずに引き抜いた場合に、コネクタの変形やケーブルの断線等の原因となります。

外付けアンテナケーブルの引き抜き方法

図19.21 外付けアンテナケーブルの引き抜き方法


19.9.3. 形状図

アンテナ形状
[Unit : mm]

図19.22 アンテナ形状


アンテナケーブル形状
[Unit : mm]

図19.23 アンテナケーブル形状


19.10. Armadillo-X1評価用拡張ボードセット01

19.10.1. 概要

Armadillo-X1評価用拡張ボードセット01は、Armadillo-X1の拡張インターフェース(CON8)に接続可能な拡張ボードとLCDボードで構成されています。以下の機能を評価することができます。

  • LCDインターフェース

  • SDインターフェース

  • USBインターフェース

  • ギガビット・イーサネット

Armadillo-X1評価用拡張ボードの主な仕様は次のとおりです。

表19.9 Armadillo-X1評価用拡張ボード 仕様

ビデオ

CMOS 24bit LCD出力 (解像度最大1920 x 1080 ドット/60Hz) x 1

付属LCDモジュール

- AMPIRE社製AM-800480L1TMQW-TN0H

- 5インチWVGA (800 x 480/24bitカラー)

- LEDバックライト

- 静電容量方式タッチパネル (マルチタッチ対応)

イーサネットRJ-45 (1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T, AUTO-MDIX対応) x 1
USBMicro-ABコネクタ (USB2.0 Host/Device, High Speed対応) x 1
SD/MMCmicroSDスロット (最大クロック周波数25MHz) x 1
電源電圧DC 3.3V±5% および DC 5V±5%
使用温度範囲10~40℃(ただし結露なきこと)
基板サイズ166 x 100mm (突起部を除く)

[警告]

「Armadillo-X1評価用拡張ボードセット01」は、試作・開発用の製品です。これらは外観や仕様を予告なく変更する場合があります。

[ティップ]

Armadillo-X1をご購入の上でアットマークテクノ ユーザーズサイトから購入製品登録を行った方に限定して、『Armadillo-X1評価用拡張ボード 回路図/部品表』を公開しています。

19.10.2. ブロック図

Armadillo-X1評価用拡張ボードのブロック図は次のとおりです。

Armadillo-X1評価用拡張ボード ブロック図

図19.24 Armadillo-X1評価用拡張ボード ブロック図


19.10.3. インターフェース仕様

Armadillo-X1評価用拡張ボードのインターフェース仕様について説明します。

19.10.3.1. インターフェースレイアウト

Armadillo-X1評価用拡張ボード インターフェースレイアウト

図19.25 Armadillo-X1評価用拡張ボード インターフェースレイアウト


表19.10 Armadillo-X1評価用拡張ボード インターフェース一覧

部品番号インターフェース名形状備考
CON1Armadillo-X1インターフェース基板間コネクタ100ピン(0.4mmピッチ)挿抜寿命: 20回[a]
CON3SDインターフェースmicroSDコネクタ 
CON4LANインターフェースRJ-45コネクタ 
CON6USBインターフェースMicro-ABコネクタ 
CON9LCDインターフェースFFCコネクタ50ピン(0.5mmピッチ)挿抜寿命: 20回[a]
SP1Armadillo-X1用スタッドスペーサー(M3, L=3mm) 
SP2
SP3
SP4

[a] 挿抜寿命は製品出荷時における目安であり、実際の挿抜可能な回数を保証するものではありません。


19.10.3.2. CON1 Armadillo-X1インターフェース

CON1はArmadillo-X1 拡張インターフェース(CON8)接続用のインターフェースです。

搭載コネクタ

DF40HC(3.0)-100DS-0.4V(51)/HIROSE ELECTRIC

表19.11 CON1 信号配列

ピン番号ピン名I/O説明電圧グループ
1GNDPower電源(GND)-
2NC-未接続-
3NC-未接続-
4GNDPower電源(GND)-
5NC-未接続-
6NC-未接続-
7GNDPower電源(GND)-
8NC-未接続-
9NC-未接続-
10GNDPower電源(GND)-
11NC-未接続-
12NC-未接続-
13GNDPower電源(GND)-
14NC-未接続-
15NC-未接続-
16GNDPower電源(GND)-
17NC-未接続-
18NC-未接続-
19GNDPower電源(GND)-
20GPIO4_IO8Out拡張入出力、i.MX 7DualのI2C1_SCLピンに接続VCC_3.3V
21NC-未接続-
22GPIO4_IO10In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのI2C2_SCLピンに接続VCC_3.3V
23GPIO4_IO11In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのI2C2_SDAピンに接続VCC_3.3V
24GPIO7_IO0Out拡張入出力、i.MX 7DualのENET1_RD0ピンに接続VCC_3.3V
25GPIO7_IO1Out拡張入出力、i.MX 7DualのENET1_RD1ピンに接続VCC_3.3V
26GPIO7_IO2Out拡張入出力、i.MX 7DualのENET1_RD2ピンに接続VCC_3.3V
27GPIO7_IO3Out拡張入出力、i.MX 7DualのENET1_RD3ピンに接続VCC_3.3V
28GPIO7_IO4Out拡張入出力、i.MX 7DualのENET1_RX_CTLピンに接続VCC_3.3V
29GPIO7_IO5Out拡張入出力、i.MX 7DualのENET1_RXCピンに接続VCC_3.3V
30GPIO7_IO6In拡張入出力、i.MX 7DualのENET1_TD0ピンに接続VCC_3.3V
31GPIO7_IO7In拡張入出力、i.MX 7DualのENET1_TD1ピンに接続VCC_3.3V
32GPIO7_IO8In拡張入出力、i.MX 7DualのENET1_TD2ピンに接続VCC_3.3V
33GPIO7_IO9In拡張入出力、i.MX 7DualのENET1_TD3ピンに接続VCC_3.3V
34GPIO7_IO10In拡張入出力、i.MX 7DualのENET1_TX_CTLピンに接続VCC_3.3V
35GPIO7_IO11In拡張入出力、i.MX 7DualのENET1_TXCピンに接続VCC_3.3V
36GPIO7_IO12Out拡張入出力、i.MX 7DualのENET1_TX_CLKピンに接続VCC_3.3V
37GPIO7_IO13In拡張入出力、i.MX 7DualのENET1_RX_CLKピンに接続VCC_3.3V
38GPIO7_IO14In拡張入出力、i.MX 7DualのENET1_CRSピンに接続VCC_3.3V
39GPIO7_IO15In拡張入出力、i.MX 7DualのENET1_COLピンに接続VCC_3.3V
40GPIO1_IO1In拡張入出力、i.MX 7DualのGPIO1_IO01ピンに接続VCC_3.3V
41NC-未接続-
42NC-未接続-
43GNDPower電源(GND)-
44NC-未接続-
45NC-未接続-
46GNDPower電源(GND)-
47USB2_DPIn/OutUSBプラス側信号、i.MX 7DualのUSB_OTG2_DPピンに接続-
48USB2_DMIn/OutUSBマイナス側信号、i.MX 7DualのUSB_OTG2_DNピンに接続-
49GNDPower電源(GND)-
50USB2_VBUS_INInUSB2_VBUS入力検出、i.MX 7DualのUSB_OTG2_VBUSピンに接続-
51VINPower電源入力(VIN)-
52VINPower電源入力(VIN)-
53VINPower電源入力(VIN)-
54VINPower電源入力(VIN)-
55VINPower電源入力(VIN)-
56VINPower電源入力(VIN)-
57VINPower電源入力(VIN)-
58VCC_3.3VPower電源入力(VCC_3.3V)-
59VCC_3.3VPower電源入力(VCC_3.3V)-
60VCC_3.3VPower電源入力(VCC_3.3V)-
61NVCC_SD2PowerSD2信号電源入力(NVCC_SD2)-
62GPIO5_IO17In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのSD2_DATA3ピンに接続NVCC_SD2
63GPIO5_IO16In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのSD2_DATA2ピンに接続NVCC_SD2
64GPIO5_IO15In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのSD2_DATA1ピンに接続NVCC_SD2
65GPIO5_IO14In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのSD2_DATA0ピンに接続NVCC_SD2
66GPIO5_IO13In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのSD2_CMDピンに接続NVCC_SD2
67GPIO5_IO12In拡張入出力、i.MX 7DualのSD2_CLKピンに接続NVCC_SD2
68GPIO5_IO11In拡張入出力、i.MX 7DualのSD2_RESET_Bピンに接続NVCC_SD2
69GPIO5_IO10In拡張入出力、i.MX 7DualのSD2_WPピンに接続NVCC_SD2
70GPIO5_IO9In/Out拡張入出力、i.MX 7DualのSD2_CD_Bピンに接続NVCC_SD2
71GNDPower電源(GND)-
72GPIO3_IO0In拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_CLKピンに接続VCC_3.3V
73GPIO3_IO1In拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_ENABLEピンに接続VCC_3.3V
74GPIO3_IO2In拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_HSYNCピンに接続VCC_3.3V
75GPIO3_IO3In拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_VSYNCピンに接続VCC_3.3V
76GPIO3_IO4In拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_RESETピンに接続VCC_3.3V
77GPIO3_IO5In拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT0ピンに接続VCC_3.3V
78GPIO3_IO6In拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT1ピンに接続VCC_3.3V
79GPIO3_IO7In拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT2ピンに接続VCC_3.3V
80GPIO3_IO8In拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT3ピンに接続VCC_3.3V
81GPIO3_IO9In拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT4ピンに接続VCC_3.3V
82GPIO3_IO10In拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT5ピンに接続VCC_3.3V
83GPIO3_IO11In拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT6ピンに接続VCC_3.3V
84GPIO3_IO12In拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT7ピンに接続VCC_3.3V
85GPIO3_IO13In拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT8ピンに接続VCC_3.3V
86GPIO3_IO14In拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT9ピンに接続VCC_3.3V
87GPIO3_IO15In拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT10ピンに接続VCC_3.3V
88GPIO3_IO16In拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT11ピンに接続VCC_3.3V
89GPIO3_IO17In拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT12ピンに接続VCC_3.3V
90GPIO3_IO18In拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT13ピンに接続VCC_3.3V
91GPIO3_IO19In拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT14ピンに接続VCC_3.3V
92GPIO3_IO20In拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT15ピンに接続VCC_3.3V
93GPIO3_IO21In拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT16ピンに接続VCC_3.3V
94GPIO3_IO22In拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT17ピンに接続VCC_3.3V
95GPIO3_IO23In拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT18ピンに接続VCC_3.3V
96GPIO3_IO24In拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT19ピンに接続VCC_3.3V
97GPIO3_IO25In拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT20ピンに接続VCC_3.3V
98GPIO3_IO26In拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT21ピンに接続VCC_3.3V
99GPIO3_IO27In拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT22ピンに接続VCC_3.3V
100GPIO3_IO28In拡張入出力、i.MX 7DualのLCD_DAT23ピンに接続VCC_3.3V

[警告]コネクタ嵌合時の注意

コネクタの中心を合わせて嵌合してください。

位置合わせをする際は、無理な力を加えることなく誘い込み口を探してください。無理な力を加えると、モールドの破損、削れが発生し、接触抵抗の不具合等に繋る場合があります。

コネクタが誘い込まれると、コネクタ間の距離が近くなり、平行になって前後左右に動かなくなります。この状態からまっすぐに嵌合してください。

[警告]コネクタ抜去時の注意

コネクタは平行に抜去してください。

平行に抜去することが困難な場合、コネクタ幅の狭い方向から斜めに抜去してください。

コネクタが損傷する可能性が高いため、コネクタのコーナー方向や幅の広い方向から斜めに抜去しないでください。

19.10.3.3. CON3 SDインターフェース

CON3はSDインターフェースです。SD信号はi.MX 7DualのSDホストコントローラ(uSDHC2)に接続されます。

SDカードに供給される電源(SD2_VDD)は、i.MX 7DualのSD2_RESET_Bピン(GPIO5_IO11)で制御されます。 Highレベル出力で電源が供給され、Lowレベル出力で電源が切断されます。

搭載コネクタ

SDHK-8BNS-303-TB(HF)/J.S.T. Mfg.

表19.12 CON3 信号配列

ピン番号ピン名I/O説明
1SD2_DAT2In/OutSDデータバス(bit2)、i.MX 7DualのSD2_DATA2ピンに接続、基板上で15kΩプルアップ(NVCC_SD2)されています
2SD2_DAT3In/OutSDデータバス(bit3)、i.MX 7DualのSD2_DATA3ピンに接続、基板上で15kΩプルアップ(NVCC_SD2)されています
3SD2_CMDIn/OutSDコマンド/レスポンス、i.MX 7DualのSD2_CMDピンに接続、基板上で15kΩプルアップ(NVCC_SD2)されています
4SD2_VDDPower電源(SD2_VDD)
5SD2_CLKOutSDクロック、i.MX 7DualのSD2_CLKピンに接続
6GNDPower電源(GND)
7SD2_DAT0In/OutSDデータバス(bit0)、i.MX 7DualのSD2_DATA0ピンに接続、基板上で15kΩプルアップ(NVCC_SD2)されています
8SD2_DAT1In/OutSDデータバス(bit1)、i.MX 7DualのSD2_DATA1ピンに接続、基板上で15kΩプルアップ(NVCC_SD2)されています

[警告]

CON3(microSD)は活線挿抜に対応しておりません。microSDカードの挿抜は、電源を切断してから行ってください。

[警告]

障害や破損を引き起こす場合がありますので、コネクタに過大な外力を加えないようにしてください。

19.10.3.4. CON4 LANインターフェース

CON4は10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-Tに対応したLANインターフェースです。カテゴリ5e以上のイーサネットケーブルを接続することができます。 AUTO-MDIX機能を搭載しており、ストレートケーブルまたはクロスケーブルを自動認識して送受信端子を切り替えます。

信号はEthernet PHY(VSC8501XML-03/Microsemi)を経由して、i.MX 7DualのEthernet MAC(ENET1)に接続されます。

搭載コネクタ

9771-8813-S3L6T1/SUN JUN ELECTRONICS

表19.13 CON4 信号配列 (10BASE-T/100BASE-TX)

ピン番号ピン名I/O説明
1TX+In/Out送信データ+
2TX-In/Out送信データ-
3RX+In/Out受信データ+
4-- 
5-- 
6RX-In/Out受信データ-
7-- 
8-- 

表19.14 CON4 信号配列 (1000BASE-T)

ピン番号ピン名I/O説明
1TRD0+In/Out送受信データ0+
2TRD0-In/Out送受信データ0-
3TRD1+In/Out送受信データ1+
4TRD2+In/Out送受信データ2+
5TRD2-In/Out送受信データ2-
6TRD1-In/Out送受信データ1-
7TRD3+In/Out送受信データ3+
8TRD3-In/Out送受信データ3-

表19.15 LANコネクタLED

名称状態説明
LINK_ACTIVITY_LED消灯リンクが確立されていない
点灯(黄色)リンクが確立されている
点滅(黄色)リンクが確立されており、データを送受信している
SPEED_LED消灯10Mbpsで接続されている
点灯(緑色)100Mbpsで接続されている
点灯(橙色)1000Mbpsで接続されている

19.10.3.5. CON6 USBインターフェース

CON6はUSB2.0インターフェースです。信号はi.MX 7DualのUSBコントローラ(OTG2)に接続されます。

ホスト動作時、USBデバイスに供給される電源(USB2_VBUS)は、GPIOエクスパンダのP5で制御されます。 Highレベル出力で電源が供給され、Lowレベル出力で電源が切断されます。

データ転送モード

・High Speed(480Mbps)
・Full Speed(12Mbps)
・Low Speed(1.5Mbps)

搭載コネクタ

UB-MC5ABR3-SD204-4S-1/J.S.T. Mfg.

表19.16 CON6 信号配列

ピン番号ピン名I/O説明
1USB2_VBUSPowerUSB電源出力(USB2_VBUS)
2USB2_DMIn/OutUSBマイナス側信号、i.MX 7DualのUSB_OTG2_DNピンに接続
3USB2_DPIn/OutUSBプラス側信号、i.MX 7DualのUSB_OTG2_DPピンに接続
4GNDPower電源(GND)

19.10.3.6. CON9 LCDインターフェース

CON9はLCDボード接続用のインターフェースです。信号は、i.MX 7DualのLCDコントローラ(eLCDIF)に接続されます。

搭載コネクタ

XF2M-5015-1A/OMRON

表19.17 CON9 信号配列

ピン番号ピン名I/O説明
1+5VPower電源(+5V)
2+5VPower電源(+5V)
3+5VPower電源(+5V)
4NC-未接続
5VCC_3.3VPower電源(VCC_3.3V)
6VCC_3.3VPower電源(VCC_3.3V)
7NC-未接続
8GNDPower電源(GND)
9GNDPower電源(GND)
10TP_RSTOutタッチパネルリセット信号、GPIOエクスパンダのP6に接続
11TP_INTInタッチパネル割り込み信号、i.MX 7DualのI2C1_SCL(GPIO4_IO8)ピンに接続
12GNDPower電源(GND)
13SCLIn/OutI2Cクロック、i.MX 7DualのI2C2_SCLピンに接続、基板上で1kΩプルアップ(VCC_3.3V)されています
14SDAIn/OutI2Cデータ、i.MX 7DualのI2C2_SDAピンに接続、基板上で1kΩプルアップ(VCC_3.3V)されています
15GNDPower電源(GND)
16LED_CONTOutLED_CONT信号、i.MX 7DualのGPIO1_IO01(PWM1_OUT)ピンに接続
17GNDPower電源(GND)
18DISPOutDISP信号、i.MX 7DualのLCD_RESET(GPIO3_IO4)ピンに接続
19DEOutDE信号、i.MX 7DualのLCD_ENABLEピンに接続
20VSYNCOutVSYNC信号、i.MX 7DualのLCD_VSYNCピンに接続
21HSYNCOutHSYNC信号、i.MX 7DualのLCD_HSYNCピンに接続
22DCLKOutDCLK信号、i.MX 7DualのLCD_CLKピンに接続
23GNDPower電源(GND)
24B7OutLCDデータ(bit7)、i.MX 7DualのLCD_DAT7ピンに接続
25B6OutLCDデータ(bit6)、i.MX 7DualのLCD_DAT6ピンに接続
26B5OutLCDデータ(bit5)、i.MX 7DualのLCD_DAT5ピンに接続
27B4OutLCDデータ(bit4)、i.MX 7DualのLCD_DAT4ピンに接続
28B3OutLCDデータ(bit3)、i.MX 7DualのLCD_DAT3ピンに接続
29B2OutLCDデータ(bit2)、i.MX 7DualのLCD_DAT2ピンに接続
30B1OutLCDデータ(bit1)、i.MX 7DualのLCD_DAT1ピンに接続
31B0OutLCDデータ(bit0)、i.MX 7DualのLCD_DAT0ピンに接続
32GNDPower電源(GND)
33G7OutLCDデータ(bit15)、i.MX 7DualのLCD_DAT15ピンに接続
34G6OutLCDデータ(bit14)、i.MX 7DualのLCD_DAT14ピンに接続
35G5OutLCDデータ(bit13)、i.MX 7DualのLCD_DAT13ピンに接続
36G4OutLCDデータ(bit12)、i.MX 7DualのLCD_DAT12ピンに接続
37G3OutLCDデータ(bit11)、i.MX 7DualのLCD_DAT11ピンに接続
38G2OutLCDデータ(bit10)、i.MX 7DualのLCD_DAT10ピンに接続
39G1OutLCDデータ(bit9)、i.MX 7DualのLCD_DAT9ピンに接続
40G0OutLCDデータ(bit8)、i.MX 7DualのLCD_DAT8ピンに接続
41GNDPower電源(GND)
42R7OutLCDデータ(bit23)、i.MX 7DualのLCD_DAT23ピンに接続
43R6OutLCDデータ(bit22)、i.MX 7DualのLCD_DAT22ピンに接続
44R5OutLCDデータ(bit21)、i.MX 7DualのLCD_DAT21ピンに接続
45R4OutLCDデータ(bit20)、i.MX 7DualのLCD_DAT20ピンに接続
46R3OutLCDデータ(bit19)、i.MX 7DualのLCD_DAT19ピンに接続
47R2OutLCDデータ(bit18)、i.MX 7DualのLCD_DAT18ピンに接続
48R1OutLCDデータ(bit17)、i.MX 7DualのLCD_DAT17ピンに接続
49R0OutLCDデータ(bit16)、i.MX 7DualのLCD_DAT16ピンに接続
50GNDPower電源(GND)

19.10.4. 組み立て

Armadillo-X1評価用拡張ボードと評価用LCDボードの接続方法は次のとおりです。

評価用拡張ボードとArmadillo-X1の接続

1

なべ小ねじ(M3、L=5mm)×4

図19.26 評価用拡張ボードとArmadillo-X1の接続


評価用拡張ボードと評価用LCDボードの接続

1

なべ小ねじ(M3、L=5mm)×5

2

金属スペーサ オネジメネジ六角(M3、L=20mm)×3

3

金属スペーサ 両メネジ六角(M3、L=9.5mm)×1

4

金属スペーサ 両メネジ六角(M3、L=8mm)×4

図19.27 評価用拡張ボードと評価用LCDボードの接続