セキュアブートガイド
Armadillo-X2/Armadillo-IoT ゲートウェイ G4
改訂履歴
目次
1. はじめに
1.1. 本書の目的と対象読者
1.2. 本書の位置づけ
1.3. JC-STAR とセキュアブートの関連
1.4. 本書の構成
1.5. 表記上のルール
2. 背景
2.1. セキュリティの重要性
2.2. セキュアブートとは
2.3. チェーンオブトラスト
2.4. HAB とは
2.5. セキュアブートの有効化及びストレージの暗号化で保証される範囲
2.6. セキュリティとして期待される効果
3. 導入編
3.1. 署名環境を構築する
3.2. 署名環境について
3.2.1. uboot-imx のセキュアブートの実装仕様
3.2.2. ATDE を準備する
3.2.3. mkswu を準備する
3.2.4. セキュアブートの有効化及びストレージの暗号化に必要なスクリプトの取得
3.2.5. セキュアブートの有効化及びストレージ暗号化に使用するスクリプトの説明
3.2.6. 実行環境の生成
3.2.7. secureboot.conf の設定方法
3.3. セキュアブートの有効化及びルートファイルシステム(rootfs)の暗号化
3.3.1. セキュアブートの有効化および rootfs の暗号化を行う SWU イメージの作成
3.3.2. SWU イメージのインストール
3.4. セキュアブートが有効になっているかの確認
4. 量産編
4.1. 開発用 Armadillo の環境を複製する方法
4.1.1. インストールディスクイメージ作成用の SWU イメージを生成する
4.1.2. Armadillo に USBメモリを挿入
4.1.3. インストールディスクイメージ作成用 SWU を Armadillo にインストールする
4.2. 量産用インストールディスクイメージを 1 から作る方法
4.2.1. 量産用インストールディスクイメージの作成
4.3. 量産用インストールディスクイメージを microSD に書き込む
4.4. 量産用 Armadillo の動作確認
5. 運用編
5.1. 署名済みブートローダーの更新方法
5.2. 署名済み Linux カーネルの更新方法
5.3. SRK の無効化と切り替え
5.3.1. SRK の無効化 (revocation)
5.3.2. SRK の切り替え
図目次
2.1.
チェーンオブトラスト
3.1.
mkswu のバージョン確認
3.2.
ブートローダーのソースコードのアーカイブを展開する
3.3.
secureboot.sh setup の実行
3.4.
ダウンロードした IMX_CST_TOOL_NEW を使用する
3.5.
カスタマイズした dtbo ファイルを使用する場合
3.6.
build コマンドにより作成された SWU イメージ
3.7.
1_write_srk_install_kernel.swu を生成するまでの流れ
3.8.
2_secureboot_close.swu を生成するまでの流れ
3.9.
3_disk_encryption.swu を生成するまでの流れ
3.10.
1_write_srk_install_kernel.swu をインストールした後の起動ログ
3.11.
SRK ハッシュが書き込まれていることを確認する
3.12.
2_secureboot_close.swu をインストールした後の起動ログ
3.13.
セキュアブートが有効であることを確認する
3.14.
3_disk_encryption.swu をインストールした後の確認方法
4.1.
secureboot.sh make_installer の実行
4.2.
secureboot.sh make_installer のよって作成された SWU イメージ
4.3.
secureboot_make_installer.swu を生成するまでの流れ
4.4.
secureboot_make_installer.swu インストール時のログ
4.5.
ATDE に量産用インストールディスクイメージをコピーする
4.6.
ストレージが暗号化されていることを確認
5.1.
最新のブートローダーのソースコードを展開する
5.2.
シンボリックリンク元を最新のブートローダーに変更する
5.3.
最新のブートローダーに署名する
5.4.
最新の署名済みブートローダーを SWU イメージに組み込む
5.5.
最新の Linux カーネルイメージに署名する
5.6.
最新の署名済み Linux カーネルイメージを SWU イメージに組み込む desc ファイルを作成する
5.7.
最新の署名済み Linux カーネルイメージが組み込まれた SWU イメージを作成する
5.8.
secureboot.conf の CST_UNLOCK_SRK を編集
5.9.
Unlock 状態であることを確認する
5.10.
SRK1 を無効化する
5.11.
secureboot.conf の CST_SOURCE_INDEX を編集
表目次
1.1.
使用しているフォント
1.2.
表示プロンプトと実行環境の関係
2.1.
セキュアブートの有効化及び暗号化で保証される範囲
2.2.
セキュリティとして期待される効果
3.1.
署名環境
3.2.
以降で使用する secureboot.sh のオプション
3.3.
セキュアブート用の鍵の種類
3.4.
build の引数
3.5.
生成された SWU イメージ
4.1.
make_installer の引数