付録D 抵抗情報 - 「Armadillo-460」

Armadillo-460ではチップ抵抗(0Ω)の実装を変更することで、次の選択が可能です。

  • 拡張バスインターフェースの電源 V_PC104の選択

  • USB Full Speed信号の出力コネクタの選択

表D.1 拡張バスインターフェースの電源 V_PC104の選択

V_PC104抵抗チップ抵抗サイズ
VINR271にチップ抵抗(0Ω)を実装2.0 × 1.2 mm
+3.3V_EXTR270にチップ抵抗(0Ω)を実装

拡張バスインターフェースの電源 V_PC104には、VIN(+5V)または+3.3V_EXT(+3.3V)のどちらかを選択できます。出荷状態では、「Armadillo-460 ベーシックモデル開発セット」および「Armadillo-460 量産ボード PC/104拡張バス」はVIN、「Armadillo-460 量産ボード 3.3V高速拡張バス」は+3.3V_EXTが選択されるよう、チップ抵抗が付加されています。

[警告]

R271とR270の両方を実装しますとVINと+3.3V_EXTがショートし破損の原因になりますので、R271とR270はどちらか一つのチップ抵抗を実装してください。

表D.2 USB Full Speed信号の出力コネクタの選択

USB Full Speed抵抗チップ抵抗サイズ
CON17,CON18R122,R123にチップ抵抗(0Ω)を実装(標準)1.6 × 0.8 mm
CON5(上段)R120,R121にチップ抵抗(0Ω)を実装

[警告]

R122/123とR120/121はどちらか一組のチップ抵抗を実装してください。

Armadillo-460上の抵抗位置を、以下に示します。

Armadillo-460 抵抗情報

図D.1 Armadillo-460 抵抗情報


[警告]

抵抗を載せ替える場合には基板上でショートする恐れがありますので、十分にご注意ください