第6章 Armadillo-WLAN評価ボード: エラッタ

6.1. AWL13-EVABOARD-ERRATUM #1: FLASH_TXD端子がプルダウンされていない

6.1.1. AWL13-EVABOARD-ERRATUM #1: 詳細内容

「アンテナ内蔵 IEEE802.11b/g/n(1x1) Wireless LAN Module BP3591 ハードウェア仕様書 Version 1.0.2」ドキュメントにおいて「フラッシュブート未使用時は FLASH_TXD 端子(21PIN)に 47kΩのプルダウン抵抗を接続して下さい。フラッシュブート使用時は FLASH_TXD 端子(21PIN)及びFLASH_RXD 端子(18PIN)にプルダウン抵抗は、必要な場合接続して下さい。」との記載(以下、「本端子処理」と呼びます)が追加され、「参考回路図」に訂正が入りましたが、Armadillo-WLAN評価ボード 製品リビジョンAのFLASH_TXDは本端子処理がなされておりません。

6.1.2. AWL13-EVABOARD-ERRATUM #1: 状態

本Erratumは製品リビジョンAに影響します。

6.1.3. AWL13-EVABOARD-ERRATUM #1: 対応方法

AWL13(BP3591)ファームウェアv4.3.2以降で、本端子処理がなされていない基板上での安全性を確保する対策が施されています。Armadillo-WLAN評価ボード 製品リビジョンAを使用する場合、ファームウェアv4.3.2以降を用いるようソフトウェアを変更してください。

Armadillo-WLAN評価ボード 製品リビジョンAを参考にお客様ご自身で基板設計される場合、FLASH_TXDについて本端子処理を追加することを推奨いたします。本端子処理を行っていない状態でArmadillo-WLANモジュールを使用する場合、ファームウェアv4.3.2以降を用いるようソフトウェアを変更してください。

6.1.4. AWL13-EVABOARD-ERRATUM #1: 修正予定

Armadillo-WLAN評価ボード 製品リビジョンBにて、本端子処理を施す予定です。

awl13-firmwareパッケージv4.3.2にて、AWL13ファームウェアv4.3.2を使うよう修正済みです。

6.1.5. AWL13-EVABOARD-ERRATUM #1: 備考

特にありません。

6.2. 製品リビジョンごとのエラッタ

Armadillo-WLAN評価ボードのエラッタを製品リビジョンごとに列挙します。