第4章 Armadillo-WLANモジュール(AWL13): エラッタ

4.1. AWL13-ERRATUM #1: USB接続時cdc_etherデバイスとして認識される

4.1.1. AWL13-ERRATUM #1: 詳細内容

ホストシステムにcdc_etherドライバがインストールされている場合、AWL13とホストシステムをUSBインターフェースで接続すると、AWL13がcdc_etherデバイスとして認識されます。この現象が発生した場合、AWL13を無線LANデバイスとして使用できません。

4.1.2. AWL13-ERRATUM #1: 状態

製品リビジョンAで本現象が発生します。

4.1.3. AWL13-ERRATUM #1: 対応方法

cdc_ether用ドライバを静的にLinuxカーネルに組み込んでいる場合は、無効にしてください。

cdc_ether用ドライバをカーネルモジュールとして動的にロードしている場合は、cdc_ether用ドライバをロードしないようにしてください。

4.1.4. AWL13-ERRATUM #1: 修正予定

本問題の修正予定はありません。

4.1.5. AWL13-ERRATUM #1: 備考

特にありません。

4.2. AWL13-ERRATUM #2: USB接続時ホストシステムが仮想マシン上のLinuxシステムの場合使用できないことがある

4.2.1. AWL13-ERRATUM #2: 詳細内容

ホストシステムとして、仮想マシン(VMware Player等)上のLinuxシステムを使用した場合、USBインターフェースでAWL13と接続しようとしても、認識できなかったり、ファームウェアのロードに失敗するなどして、使用できない場合があります。

4.2.2. AWL13-ERRATUM #2: 状態

製品リビジョンAで本現象が発生します。

4.2.3. AWL13-ERRATUM #2: 対応方法

有効な対応方法はありません。

USBインターフェースを使用する場合、ホストシステムとして仮想マシンを使用することは推奨しません。

4.2.4. AWL13-ERRATUM #2: 修正予定

本問題の修正予定はありません。

4.2.5. AWL13-ERRATUM #2: 備考

特にありません。

4.3. 製品リビジョンごとのエラッタ

Armadillo-WLANモジュール(AWL13)(型番: AWL13-U00Z)のエラッタを製品リビジョンごとに列挙します。